AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトに一発合格した話
掲題の通り、
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(以降、SAAとする)に一発合格いたしました。
受験日は昨日の2019年1月22日。
スコアレポートがWebページ反映されていたのは本日の2019年1月23時0時すぎに確認したら反映されてました。
また、本日AM5時すぎにスコアレポート等が公開された旨のメールが来てました。
なので、勉強法と受験記(受験体験記、合格体験記)を記載しておきます。
前提として以下の通り、2018年12月28にAWS 認定クラウドプラクティショナーに合格してました。
この時に、SAAを視野に入れた勉強を既にしていました。
なので上記知識・経験の上に今回のSAA試験についてやったことを記載します。
と言っても、最新の本を買って、模擬試験を受けただけです。
スコア
採点基準が不透明ですが、720点で合格のところ739点という、きわどいところに滑り込んだ模様です。
本気出した時間
後術する内容で実施しました。
この試験のためだけの学習は12時間ないと思います。
そもそもなぜ受けたか
AWS認定特典の数々も欲しかったですけど、自分の実力試しとAWS知識を体系的に学んで整理しておきたかったからです。
AWS認定を名刺に書いてる人、プレゼン時のスライドに入れてる人が多いなー
自分もサービス作ったしいけるんじゃないかなー
いっちょやってみっか
お、その前にクラウドプラクティショナー試験ができてたな
じゃあまとめて勉強しちまうか
という軽い流れで、クラウドプラクティショナーに無事に合格したので、SAAも受けました。
今回の試験対策で具体的にやったこと
■0.前提としてクラウドプラクティショナーの際にやっていたこと
試験内容の把握や、過去の合格者のブログはクラウドプラクティショナーの際にチェック済みでした。
AWSのドキュメント類も同様にチェック済み。
旧SAAの対策本や問題集は解いてました。
■1. 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書を一読する
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
この本が最新のSAA試験に対応している日本語対策本です。
Amazonだと1月18日発売になっていますが、某書店で約1週間前に発売していたので事前ゲット済み。
この本、若干の癖があったので読み方も記載しておきます。
また、この本はAWSのシンプルアイコンが白黒バージョンになっているので、今までのアイコンで頭に入ってる人は少し苦労するかもしれません。
■1-1.1回目は1章は流すだけにする
徹底攻略シリーズは問題集は今までOracleやLPIC等でお世話になってきましたが、教科書はほぼ初体験でした。
が、1章が概要ではなく試験範囲の用語のオンパレードです。
表向き、概要とは書いてありますが、試験範囲の技術が、ひたすらひたすら書いてあります。
なので、SAAの試験範囲の技術領域について、あまり経験がない方が読もうとすると
範囲広すぎぃ!!
と、挫折する可能性を感じました。
なので、1回目の1章は流し読みでOKです。
■1-2.1章の章末問題はチャレンジする
1章の内容は広範囲であるため、流し読みしたら、1章の章末問題を解いてみると自分の得意分野、不得意分野がわかります。
なので、ここで試験範囲の全体的に自分の実力がなんとなくわかります。
■1-3.2章以降はしっかりやる
2章以降は中身をしっかり読んで、章末問題も解きます。
章末問題がパーフェクトであり、不正解選択肢がなぜ不正解なのかまでわかるようにします。
これを最終章の6章まで繰り返します。
著者が複数人いるからか、2章から6章の間にも同じサービスについて同じように詳しく記載している箇所が複数個あります。
それは試験範囲として重点箇所だと認識して取り組みました。
■1-4.1章を改めてしっかり読む
2章から6章まで読み解いている状態で1章をもう一度読みます。
この時点なら1章の内容がある程度わかるはずです。
ここでわからない単語は公式ドキュメントを読むなり、ぐぐったり、手を動かしたりします。
1章の章末問題もパーフェクトまでもっていきます。
■1-5.本の特典である問題集をダウンロードして解く
この本はSAA試験の本番である65問130分の模擬試験が無料ダウンロードできます。
今までやってきた学習をもとに、時間を計りながら問題集を解きます。
僕はかーなり丁寧にやりましたが40分以上あまり、8割くらい解けました。
間違えた問題を中心に、間違えた理由とテキストの読み直しを実施します。
Udemyにチャレンジして挫折する
年始にUdemyのキャンペーンがあり、以下の教材が1200円で買えました。
https://www.udemy.com/aws-certified-solutions-architect-associate-amazon-practice-exams/
本番同様の65問が6回分ありますが、全部英語です。
いけんだろーと思ってチャレンジしましたが、前置詞の違いとかでミスるので嫌になって辞めました・・・
公式の模擬試験を受験する
AWS公式である30分2000円の模擬試験にチャレンジします。
で、ここでポイントがあって
僕は12月28日にクラウドプラクティショナーを受験・合格していたので、
認定特典として、模擬試験のバウチャーコードが無料発行できます。
以下、SAAに合格した後ですが、赤線のクラウドプラクティショナー箇所で、申請をすると即時赤枠部分にバウチャーコードが発行されます。
SAAの模擬試験を申し込む際に、ここに表示されるコードを入力すると無料で受験できます。
おそらく1回のみでしょうが。。
模擬試験中にでてきた気になる用語はメモしておきます。
模擬試験の結果から再度勉強する
僕が模擬試験を受けたらめっちゃ難しく感じました。
徹底攻略のレベルじゃねぇぞと。
模擬試験としては「合格」らしいですが以下の結果になりました。
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総合スコア: 64%
トピックレベルスコア:
1.0 Design Resilient Architectures: 77%
2.0 Define Performant Architectures: 71%
3.0 Specify Secure Applications and Architectures: 16%
4.0 Design Cost-Optimized Architectures: 100%
5.0 Define Operationally-Excellent Architectures: 100%
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問題数が少ないとはいえ、セキュリティ16%はヤバいだろと。
解答は教えてくれないので、気になってたワードと、弱点箇所を再勉強します。
本試験を受ける
本試験を受けます。
今回受験した会場は、前回と違って、アメリカ?とチャットしたり、動画を取られたり、チャットをしたりはしない会場でした。
極めて楽。
で、想定よりかなり難しかったです。
完全に僕の実力不足なのですが、市販本や模擬試験より、実践的な問われ方をされます。
問題文章の量も多いです。
現状はこうなってて、AWSで再設計するならどうするか。
また、全体的に可用性や費用面に関する問いが多く感じました。
非常に丁寧に解いて40分程度の時間があまり、自分でフラグを立てた問題数が21。
15問程度しかミスが許されないと踏んでいたので、フラグ箇所を中心に再度解きなおしを時間いっぱいやりました。
試験終了ボタンを押したのが終了80秒前くらい。
ボーダーライン上にいる認識がありましたので、ポチるのが怖かったですが
ポチったら結果じゃなくてアンケートに飛んで拍子抜けました。
アンケート終わったら
「おめでとうございます。(略)合格です。」
が、表示されて安堵しました。
この時点では合否のみしかわかりません。
スコアレポートは別途反映
スコアレポートは冒頭記載のようにその日の24時にはWebページには反映されてましたが、
反映された旨のメールは次の日(本日)のAM5時過ぎでした。
で、やはりギリギリだったなと。。。
受けてみた感想
試験範囲がめっちゃ広いです。
試験の難易度は
本試験>>公式模擬試験>>徹底攻略の模擬試験>>徹底攻略の章末問題>旧SAA試験本の問題の数々
である認識です。 今回は徹底攻略の本があったので、それでなんとかなった感じです。
そして普段AlexaでDynamoDB、S3、Lambdaを使ってた経験が活きました。
特にDynamoDB。
上記の公式サイトにもあるように、 知識はあって当たり前で、実践的な経験が問われていることを強く感じました。
また、クラウドプラクティショナー対策でSAAを加味してドキュメント類や旧SAAの対策本を読んでいたのも活きたと思います。
AWSの経験が乏しく、これからSAAにチャレンジするという方がいらしたら 旧SAA対策本が概要把握には優れているので、それを読んでから、今回の徹底攻略の本をやった方が良いかもしれません。
旧SAA対策本
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
合格したのは運要素がぬぐい切れないので、これからも精進します。
以上!