【感想】「Slack自動投稿し返信をスプレッドシートに書き込むアプリを作ってみた 」を読んだ
「Slack自動投稿し返信をスプレッドシートに書き込むアプリを作ってみた 」を読んだ感想
https://newfield-inc.com/blog/slack-spreadsheet/
「gas 入門 | google apps scriptの始め方&できること」というサイト内の「Slack自動投稿し返信をスプレッドシートに書き込むアプリを作ってみた」という記事を読んだ
たしかにSlackとスプレッドシートの連携は楽そうに見える。
ただ、今回は本当に「作ってみた」記事なので、実用性にはまだまだ遠い印象。いろいろエラー値を入れてみたくなる話だった。QA視点だと気になることがかなりあり。
そもそもSlackと本アプリの連携を組織が許すかという点はおいておいて、Slackもしくはスプレッドシートへの入力をミスした場合、再編集はできるのだろうか。
また、その再編集も都度Slackに流れるのだとしたら正直なところ他のユーザーはウザさを感じざるを得ないだろう。
おそらくこの記事の本質は本当に作ってみたという話であり、実用性を考えていない。時期的にももしかしたら新人が作成したアプリの投稿による反応を確かめるための記事なのかもしれない。
それでも手を動かして形にできているのなら、素晴らしいことなんだと思う。
特許証が届いた話
散々特許、特許言ってきましたが、本日ようやく紙の特許証が届きました。
画像にマスキングをかけているのは、画像そのものの無断転用を避けるためです。 そもそも公開情報ですしね。
そんなお話。
そもそも特許申請した理由
もちろん出願時のビジネスもありましたが、個人的な理由としては1人のITエンジニアとして
「技術的な話で、世の中に名前を遺す」
というが一番の理由です。
これは大学時代の研究室担当教授の教えの1つです。
人が死ぬときに後悔することベスト10というのがあるらしく
第3位 自分の生きた証を残さなかったこと
らしい。
主に子供のためっぽいですが、僕は今回の特許でこれを満たしたと自己完結できました。
何の発明だっけ
これが一番詳しい公開資料のはず。
※
なお、現在の利用法はこのスライドと違います
こんな紙がくる
特許庁からの封筒が書留郵便(簡易書留かもしれない)で届きます。
開けてびっくり、特許証がでてきます。
■そもそも特許証って何よ
特許証については当然ながら特許庁に記載があります。
要するに日本国(場合により外国も)において、初めて発明した事項と、その発明者はこのヒトだよと示すものです。
名前・住所が明記されてますが、結婚などで名字が変わったり、引っ越しで住所が変わったりしても修正された情報で原則再発行はされないらしい。
■紙の材質
この一見、賞状のような紙。
どんな材質なのか気になってましたが、IT系の人なら伝わりやすいと思われる表現をすると、情報処理技術者試験の合格証の品質のように感じます。
特許申請
特許申請までの過程は他で書いた気がしますが、弁理士事務所にお願いしました。
ただ、やはり大学論文かという文章を書き、弁理士に「クラウドis何」から伝えて理解してもらい、出願です。
時間めっちゃかかってない??
出願日が平成30年10月18日です。
これは弁理士事務所で書類が完成し、出願準備ができた日付です。
この日付があるので、仮に令和に入って同じようなシステムが申請されたとしても先行事例としてこちらの権利になります。
■そもそもごたついた
本件の特許の権利がどこの誰に属するのか裁判沙汰がありました。
技術書典12で裁判について可能な限り記載した本は無料で未だに頒布中です。
なお、まさかの技術書典12エポックメイキング部門ファイナリストに選出されました。
令和4年も終わりそうですが、未だにポツポツダウンロード通知がきます。 合計400~500ダウンロード程度されている認識です。驚き。
■正式に特許庁に審査を依頼した日
弁理士事務所で日付を確保しても、その有効期限は3年間となります。
その頃、なんとか裁判相手を確保でき、裁判真っ最中でした。
裁判中にようやく相手側が「正式に」特許の権利を僕個人に譲渡したので、去年の10月というかなりギリギリに弁理士事務所にGoサインをだしました。
■早期審査制度
当初、ベンチャー企業扱いだった、かつ、結果的に僕個人の出願という扱いなので日本国の政策もあり、追加費用を支払うと特許の審査を数カ月程度にするという方法が選べました。
が、今回はそれをせずにおまかせしました。
■正式申請から約1年
正式申請が去年10月。
特許庁もお役所ですし、一回の出願で審査通過とはなりにくく何かしら指摘して拒否をしてきます。
そして修正作業を実施して2回目の出願で去年の12月に審査通過のご連絡。
その後に正式に特許して登録するためにもお金を支払って手続完了です。
助成金・補助金制度
特許うんぬんに時間をかけている間に世の中が感染症になり、「助成金」「補助金」という単語が広く認知されました。
特許云々にも助成金がでる場合があります。
これも日本の政策で「起業家を増やす」「将来のユニコーン企業を~」みたいなやつ。
そもそも今回の特許証発行までに50万円超えを支払っています。
これは自治体によって扱いが違います。
東京都の場合は東京都中小企業振興公社が有名かもしれません。
さらに区単位での補助もでる場合もあります。
もし出願する可能性がでてきたら、国、都道府県、市区町村の自治体において助成金・補助金などの制度が該当するか調べてみましょう。
まとめ
ようやくこの話が完結しました。
事業に活かすか、売却するのか等はまた別途考えます。
2022年中に解決してよかった。
AmazonでApple Gift Cardをお買い上げしたらキャンセルされた件
タイトル通り、AmazonでApple Gift Cardをお買い上げしたらキャンセルになりました。
購入した決済方法はクレカ。
そしてAmazonにお電話してからの思わぬ展開があったので周知も込めて。
Apple Gift Card (Eメール配送)
Apple製品の決済に使えるギフトカード。
Amazonでは最大5万円まで販売しています。
基本的にこういうギフトカードはコンビニ等では現金のみでのお買い上げになります。
けどもAmazonや楽天などではクレカでお買い上げができたりします。
キャンセル
諸事情あってApple Gift Card (Eメール配送)をバラ撒きではないですが、プレゼントしていたら、どうも届かないという人がでてきました。
なので注文履歴を確認したら途中からキャンセルになっていた。
思い当たる節として当初はクレカ決済の仕組みかなと。
クレカでお買い上げしたのですが、昨今のクレカ事情ではこういう金券をお買い上げする際には実は限度額が決まってたりします。
換金しちゃう人がいるからですね。
というわけでクレカ決済で弾かれたんかなと思いつつも、僕はAmazonの法人アカウントを使ってたのでお電話。
お電話した
Amazonの方とお電話し、決済がうまく通らなかったとの回答。
まぁやっぱクレカ側の話ですな。そうですな。
とサクッと原因究明。
実はAmazon側の仕様だった
ところがどっこい、後からAmazonからメールが来ました。
実はAmazonはサポートとのやりとりが終わった後に、本当の原因をさらに検証してくれたりします。
過去に経験があるのですが、大変素晴らしいお話ですね。
で、メールがきたわけです。
実は1日当たりの購入可能金額がBusinessアカウントでも5万円までと制限されていて、かつ、キャンセルになった場合にメールがくるはずだったと。
な、なんだってー!?
うん。じゃあ仕方ないね☆
たしかにクレカ盗まれてこういう換金可能なモノを無制限に購入できたらまずいわな。
まとめ
というわけで、クレカ決済の上限とか制限とかうんぬんではなく、Amazon側の仕様でした。
ただ、ここで言いたいのはAmazon側は電話サポートをしたあとに、さらに対応してくれて連絡をいただけたということです。
これカスタマーサービスとしてすごく良いですよね。
Amazon社はミッションとして
地球上で最もお客様を大切にする企業であること
を掲げています。
今回の件で、ほんそれ!と思いました。
Youtubeのコメント欄で喧嘩売られたので専門家に法律相談をしてみた
ネット上でよくある侮辱、誹謗中傷、名誉毀損。
TwitterはSNSではないが、SNSなどで死亡者がでたことからネット上での侮辱罪の厳罰化が決まり、施行されたことは聞いたことがある人が多いと思います。
で、とある野球の動画をYoutubeでかーなり前に視聴した際に、プロ野球の監督の暴力に関する動画がありました。
いわゆる鉄拳制裁とか。
そして
「こういう世界だと暴力が認められるのはなんなんだろうなあ」
とコメントをしたら素敵なリプをいただきました。
まぁ、イキりキッズなのかストレス溜まってる大人なのか知りませんが、ここでふと
「これは侮辱罪に当たるのかな?」
と考えてしまったので、ネット調査して弁護士保険と弁護士に聞いてみた。
いくつかのサイトを確認すると、今回は末尾に「アホ」がつくのでネット上での侮辱罪に当たりそうな気がしたわけですね。
が、弁護士保険の対象外とされた。
理由として、明らかに僕個人を意識した発言であるわけではないから。
要するに僕が誰なのか、第三者が見ても明らかに僕に対して侮辱していると考えられるケースでないと駄目らしい。
というわけで裁判でお世話になった弁護士に聞いてみてもやはり刑事罰までもっていくのは難しいらしい。
「不必要に乱暴・不快な言葉遣いであることは明らかですが、侮辱罪に相当する程度の「侮辱」にまでは至っていないと考えます。」
あら残念。
実際に実害はゼロだし、今回は何もできないようでした。
はい、今回はここで終わってしまいました。
そんなもんなのかーで終わった話。
かといって、こういうコメントしちゃ駄目だぞ
5KPlayerのアンインストール
絵を入れる価値もない。
Win10で「プログラムと機能から」5Kプレイヤーのアンインストールをしようとしたらできんかった。
そもそもこのソフトは入れることをやめたほうが良い気がする。
で、ググると動いてるからとめてから消してくれと。
けどまぁ、5Kプレイヤーの画面をだすのすらめんどかったので Ctrl+Alt+Delでタスクマネージャーから5KPlayerを選んでタスク終了させてからのアンインストールで消えましたと。
そんだけの話
バ美肉Vtuberの環境構築した
最低限のバ美肉環境を構築したので備忘録メモ。
発端
コロ助よりだいぶ前に秋葉原のジャンクなお店で1000円以下でお買い上げしたマイク付きWebカメラの調子がよろしくなくなりました。
ので、買い替えようかと思っていたら丁度誕生日がきたので欲しい物リストにカメラをいれたら届いたので実施した次第です。
もちろんもともと関心はありました。
使用したツール、ハード類
STEAMアカウント
VTube Studio
Live2D
OBS Studio(たいてい「OBS」としてしか書いていないのは軽い罠)
VB-Audio Virtual Cable
Tinzziウェブカメラ フルHD
カメラのフル名称がよくわからんので以下。
各種リンク類
工程順に。
■Webカメラ兼マイク
■VTube Studio関連
このキャラクターのモデルはプリインストールされていたHiyori_Aです。
Vtube Studioの使い方・設定方法を徹底解説 | vtuber制作ブログ
【初心者Vtuber向け】VtubeStudioの使い方【現役Vtuber解説】 – うさねこメモリー
■OBS Studio関連
初心者必見!OBS Studioで録画したファイルの保存先はどこ?動画の保存先を変更する方法は? | Leawo 製品マニュアル
■ボイスチェンジャー関連
むかしむかし、散々使った記憶が・・・・
ハマりどころ
OBS、OBSとネット上に流れているけど正式名称はOBS Studio。
で、そのOBS Studioの中で表示されている画面のUIから、同じメニューさらに下部や選択肢があることに気づきにくかったです。
これらにより多少の時間ロス。
そして画像認証ですね。
これが30分以上という最も時間がかかった・・・
この認証システムものすごく苦手なんだけど、ここは該当するんか?? pic.twitter.com/OsKsuOeTyW
— show@裏世界ラボ公認サポーター (@surumegohan) August 6, 2022
Steamのアカウントを新規作成時にこれで引っかかりまくったのですが、一度引っかかると以後正解しても突破できない仕様になっているとしか思えないです。
認証失敗したら再度トップ画面やらやり直した方が早い。
特許庁から特許の拒絶連絡がきた話
特許出願をしてしばらく経ちますが、2022年8月を迎えたところで特許庁から拒絶連絡がありました。
なにをいまさら??
というか公開されている上に年単位かかっているので、特に問題ないかと思っておりましたよ。
拒絶理由通知書が届く
僕の場合は弁理士さんに任せているのでひとまず連絡は弁理士事務所にいきます。
※ 弁護士じゃないよ、弁理士だよ
そして届いた通知書の一部抜粋がこちら。
要するに提出文書の中で説明が明確になっていない箇所があるよとのこと。
60日は妥当なところな気がします。(しらんけど
特許法第36条第6項第2号
怒られた理由の特許法第36条第6項第2号は「発明の明確性」を示さないといけないよと。
試しに「特許法36条」までGoogle先生にいれたところでこの条項がサジェストされたので、この指摘が多いことが推察されます。
対応方法
対応の方法は人ぞれぞれ(案件それぞれ)でしょうけど、僕の件についてはほぼ言葉尻レベルで済みました。
弁理士事務所によって異なるとは思いますが、修正・再審査要求を実施する際には修正作業と再提出の費用を請求されることがあります。 場合によっては、うん十万円単位らしく、それは事前に伺っていました。
ただ、今回の場合は(僕と弁理士事務所が見る限り)言葉尻というか主語・修飾語がどこにかかっているのかというような国語レベルの指摘であったため、(本件に関しては)弁理士事務所が無料サービスで対応してくれることになりました。 この弁理士事務所、めちゃめちゃサービスしてくれるので本当に助かってます。。。
そもそもストレートに審査通過しない?
これは弁理士さんにも言われた話ではありますが、一回目の審査で一発通過は珍しいらしいです。
特許庁としても書面を確認した事実を残したいわけで、かといって膨大な量をこなさないといけません。
なので審査は弾かれて当然というスタンスで申請するもの。
大学のレポートや論文で、みょ~~~に細かく突っ込んでくる査読みたいなもんです。
E2Eテストのデバッガー並にやられている気がする。
対策
対策と言えるほど大げさではないかもしれませんが、1件の特許申請において、この技術のここが新しいんだ!この項目を認めてくれるように審査請求する!
というのが「請求項」となります。
僕の場合、上記の通知書では「1-3」が弾かれています。
2ページ目以降もありますがそれは別の話。
審査でストレートに通らないのであれば、1件の技術で新規性の請求項を5~6個にわけてそれぞれ審査してもらうという技を今回は使いました。
なので今回、指摘されていない請求項については審査のチェックを通過したとも捉えることができます。
もちろんすべて通過した最終結果がこないとわかりませんが。
余談
これは完全に余談ですが、特許は審査にめちゃめちゃ時間がかかります。年単位です。
特に日本国は他国より非常に時間がかかり、早いもの勝ちの世界においてこれは国レベルの問題です。
そこで重い腰をあげた日本国は特許庁のシステムをする刷新プロジェクトが2004年に打ち出されました。
ところがどっこい、盛大にポシャりました。
IT業界においてそこそこ知られている政府系案件の失敗例の1つです。
気になる方は詳細は各自調べてもらうとして参考記事は以下に載せておきます。
まとめ
というわけで特許庁から指摘されてしまったというお話でした。
それにしても「拒絶」とかいうワードを使わなくてもいいじゃない・・・・