するめごはんのIT日記

主にITネタを書いていくのさ

VUIで募金できるシステムをつくりたいメモ

ごきげんよう

掲題の通りでしかないです。
ので、今日それに向けて動いた結果をメモしておく記事です。

発端

今、西日本で豪雨があって、苦しい人たちがいる。

それに限らず、世界的に地震やハリケーン等の自然災害で大きな被害を受けることはよくある。

その時、その被害をテレビやネットで情報を知る人が大半だと思う。

自然災害に対してできることを考えた時、
直接、被災地に行ってボランティア活動するのは素人では難しい。
だから募金することは支援の1つだと思う。

ので、被災情報をキャッチ出来たら、声で気軽に募金できるシステムを作りたくなった。

1.協力者探し

1人じゃたぶんできない。
なので、VUI関係者何名かに 本趣旨について協力してくれるか聞いたところ、全員快諾してくれた。

すぐアイデアをくれた人もいた。

・テレビ放送局と組めないか
・募金団体と組めないか などなど

ありがたい話

2.キーパーソンに実現手段を直接聞く

VUIのキーパーソンに本趣旨について、実現するための手段や方法を聞いた。

結果、即時反応してくれた方がいたけれど、課題が多くある旨を教えてもらった。
今すぐにはできない。

また、米国なら可能だけど日本じゃまだ無理・・・
ですよね。。

けど、働きかけてくれるそうで、一歩進んだかもしれない

3.法律とかの情報を調べる

協力してくれる方からアドバイスを受け取れた。

最近、Osushiというシステムが投げ銭システムを展開したら炎上したらしい。

なぜpaymoやKyashやpolcaがよくて、Osushiが法律的にアウトなのか?PayPalも諦めた日本の「送金」事情。 | hajipion.com

どうも、募金という構造は商品を購入するとは違う流れのようで 資金移動業者 の資格が必要だったりするらしい。

マネーロンダリングとかがあるからっぽい。
くだらん。
そういうのやる人がいるから変に動けない。

そして、この法律を調べるとめちゃハードル高い

www.s-kessai.jp

日本のキャッシュレス化が進まない一因ともなっているようで、かなり厳しい

そしてやはり、税金が絡んでくる すこぶるめんどくさいやつだ

4.募金団体を調べる

この法律を満たしている団体からシステム委託されればいける可能性があるのではなかろうか。

お金と言えば銀行だ。
メガバンク義援金ページをみてみた。

■三井住友

現在の西日本の豪雨ではないけど、日本赤十字社を送金先として提示している。

義援金口座のご案内 : 三井住友銀行

UFJ

東日本大震災の時に

特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
日本赤十字社
日本ユネスコ協会連盟

の口座が明記されていた

http://www.bk.mufg.jp/news/news2011/pdf/news0316.pdf

ということは、やはり日本赤十字社が積極的なんだろう。

5.日本赤十字社を調べる

今回の場合、団体・企業として日本赤十字社に社会貢献パートナーとして組む方法がありそう

www.jrc.or.jp

けど、僕はぶっちゃけ無職なぅなので無力

よくよく考えたら、個人が
「御社名義で募金システム作らせてください」
という時点で無理がある。

うーんうーん。。。

どこかの企業を挟んで僕に降ってくるようにしないといけないのか・・?

僕の名前なんて世の中にでなくていいから、さっさと実現したい。

6.公式サイトに聞いてみる

Amazon Alexaさんは公式サイトにお問い合わせフォームがある。
そもそもアメリカならできるはずだ。

じゃあアメリカで募金システムを作ればいいんじゃないか?
ので、投げるだけ投げてみた。

ダメ元だけど、投げるだけ投げる。

7.ツイートしてみる

Google社でGoogle Assistantの問い合わせフォームが見つからなかった。
助け合うコミュニティはあるけれど、中の人とは話せない。

電話やチャットができるらしいけど、9時~18時だし、Google Home関連についてはハードウェア担当が対応らしい。
ということは、日中にここに連絡して、本来の目的の問い合わせ先を教えてもらうしかない?

となってたら、どうも #gHelp というハッシュタグをつけると中の人が反応してくれる可能性があるらしい。

ので、英語と日本語で早速ツイートした。
伝わるかはわからない。

けど、やらないよりはマシ。

show on Twitter: "Google Assistantで、声による募金システムはどうしたら実装できるのか。 日本赤十字社などの募金団体と組むのだろうか。 声で気軽に募金できるシステムを構築したい。 別に日本に限らなくてもいい。 むしろ世界で使えた方がいい。 もちろん、技術的、法的な課題があるとは思う。 #gHelp"

show on Twitter: "How can I implement a voice donation system with Google Assistant? Should we work with donation groups? #gHelp"

まとめ

とにかく動いてみるしかないと思って、動いた。
やはり法律とかセキュリティとか税金とかの問題がある。

そしてLINE社は資金移動業者の資格があるっぽい上にLINE Payと組み合わせることができるかもしれない。
Clova万歳。

とりあえず今回動いて得たことは

・協力してくれる人がたくさんいる ありがたい
・募金制度は商品購入よりハードル高い
・日本のお金の流れは法的に厳しい
日本赤十字社 強い
・#gHelpというハッシュタグがある

思い付きだけど、動いた結果、これだけ得られた。
ひとまず日中時間帯を待つ。

【必読】スマートスピーカー関連で最もオススメする本がでた

ごきげんよう

今夜は0時には寝るつもりでした。
現在1時を過ぎております。

しかし、7月13日にこの本がでて、作者の 長村ひろ様 がツイートなさっていました。
Kindle本をお買い上げして、驚愕しました。

ヤバイ

よって、思わずブログに書くことにしました。

オススメする本

子どもと育てるスマートスピーカー

オススメする理由

ものすごいテクニカルです。

作者の 長村ひろ様 もこうおっしゃっております。

ゆるふわなタイトルと表紙絵なのに、ページを開くとそこには
「以下の経験があると理解が早いですが、なくても問題ありません。楽しみましょう」
のように記載されてます。

Raspberry Pi
・Node. js
Google App Scripts(GAS)
・Firebase
Python
・IFTTT
Amazon Web ServicesAWS
AWS Lambda
Amazon Alexa
Amazon DynamoDB
API Gateway
Twitter
・LINE

ファッ!?

そして、サンプルコードもてんこ盛りです。

テクニカルなことを、ものすごく丁寧にわかりやすく記載されていて、初心者でもわかりやすいです。

僕はKindleか紙か、どちらかで本を買うことが多い人間です。
稀にどちらも買うこともありますが、それは本当に稀です。

しかし、この本は
Kindleで買って開いたら、即時オンデマンドペーパー版をポチりました。

なぜか。

この本の中身はスマートスピーカーアプリ開発をしている人たちに見てほしい

と強く感じたからです。
持ち運びます。

オススメポイント

中身のソースコードすべては実行してないですが、API Gateway や DynamoDB までサンプルコードつきで解説されているスマートスピーカーの本は他に見たことがないです。

作者の 長村ひろ様 が、日々Qiitaなどで情報を集め、整理し、試行錯誤したことがものすごく伝わります。

そして、作者の方には実際に二名のお子さんを子育て中であり、
「使う人が喜んでくれるものを作りたい」
と記載されています。

はじめての執筆活動である旨も記載されており、開発者やユーザのために、自らはじめて本を執筆するという行動を起こして発行したのです。

AWSユーザグループの中に 長村様 がいらっしゃることは存じ上げていて、「すごい人」という認識はしてたのですが、本件は本当にすごいです。

というわけで

・入ろうと思ってたけど、行動できてなかったAWSユーザグループに入ることを決めました
・この本はスマートスピーカー関連の方と会う可能性がある場合はしばらく持ち歩きます
・技術書典すごい
・僕も本を書きたい

【台東区御徒町】ヤバイカレー屋さん(ラッフルズカリー)に行ってきた

ごきげんよう

たまには食べたものでも投稿してみる。

というわけで東京都台東区にあってJRだと御徒町駅が最寄り駅の
ヤバいカレー屋さん Raffles Curry(ラッフルズカリー)
に行ってきました。

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何がヤバイって自分で「ヤバイカレー屋さん」と名乗っている
けどTwitterの背景には「そこまでヤバくない」ともある

どっちなのかよくわかんないけど、気になってたので行ってみた。

twitter.com

ちなみに今日はランチタイムなのに閑散としてたらしい。
飲食店としてはたしかにヤバイ。

場所

JR御徒町駅北口から右にでて大通りをそのまままっすぐ5分かかるかなくらい。
方向音痴の僕でも迷わなかったのでとても良い。

メニューたくさん

f:id:surumegohan:20180707150911j:plain

メニューたくさんある。

どれにしようかなと思ってたら
「まずは自慢のチキンカリーをどうぞ」
とのこと。

じゃあそれだ(`・ω・´)9m

f:id:surumegohan:20180707151134j:plain

入ってみたら

カウンター8席、既に5人くらいいらっしゃった。

厨房が目の前のスタイルで、おやっさんがいるのはよくあるんだけど、なぜかメイド服を着たお姉さんがいる

なんでカレー屋さんのカウンター目の前の厨房スペースにメイドさんがいるんだ。

まずはサラダがでてきた

チキンカレー720円を頼んだけどミニサラダ50円だったのでそっちも頼んだ。

まず50円だったミニサラダからでてきた。

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ミニ・・・か?
特段すごいサラダではない。

けど、このサラダのためかわかんないけど、メイドさんが透明の手袋をして野菜の葉っぱをむしってた。 僕は秋葉原メイドさんを結構見てきたけど、お客さんが目の前にいる厨房で野菜をむしってるメイドさんは初めて見た。

ヤバイ。

オススメのチキンカレーは まろやかな お味

そうこうしてたらチキンカレーでてきた。

メイドさんがこのカレーの容器を向きを変えてカウンターに置いてくれる。
好感度高い。

f:id:surumegohan:20180707152015j:plain

カレーってこのカレーが入ってる容器に入ってるだけでなんかこう・・カレーって感じがする不思議。

あんまり具がないのかなー?
っと思いながらお米にかけたら そんなことはまったくなかった

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肉だらけやん!

なんか油っぽい面があるのかな、インドカレーってどんなんだっけなと思ってたけど、とても食べやすい。
野菜とか香辛料とかを煮込んでいる うま味が明らかにある。

インドカレーを日本人向けにしていて、かつ薬膳がなんちゃらだからか、味は大変まろやか。
チキンカレーは辛さのパラメーターが最弱だったからか、辛さはほぼ感じない。

はっきり言って おいしい です。

味に若干の単調さを感じなくはないけど、一皿食べる分には全く問題ない。
というかむしろ、一皿食べる量に合わせてきている感じがする。
あっという間に平らげてしまう。

たぶん作りこみがヤバイ。

これが720円です。
大変満足です。
ごちそうさまです。

マトンカレーとか野菜カレーとかもあるみたいなので、近いうちにまた行きます。

お店情報

■場所
東京都台東区台東4-29-10 第二さたけビル1F
JR御徒町駅北口から右にでて大通りをそのまままっすぐ5分かかるかなくらい。

■営業時間やメニュー
その日の営業時間がどうなってるか、日替わりメニュー等についてはブログで記載してくれてます。
無駄足にならない親切さ。

blog.goo.ne.jp

VoiceApp Lab – ボイスアップラボさんのボイスアプリ33個試した

ごきげんよう

本日はスマートスピーカー界隈では有名なVoiceApp Labさんの関わる33のスマートスピーカーアプリを片っ端から使ったです。

のでそれを個人的な主観でメモついでにまとめておきます。

33という数はVoiceApp Labさんで公開されているアプリのGoogle Home版とamazon alexa版は別でカウントし、かつ、Newsに記載のある

・シナモンといっしょにチャレンジ!
・「にほんごであそぼ」の紙芝居
・「えいごであそぼ」のオートンクイズ

を合わせた数です。

VoiceApp Lab – ボイスアップラボ

voiceapp-lab.com

ちなみにWebページを開くと、公開済みのアプリがランダムで並ぶっぽいので、僕が開いたときの順です。

1.今日のわたし Google

voiceapp-lab.com

話者:デフォ
音:特になし

「いけぽ」というポイントがもらえる。
僕は いけぽ99 らしい。

本作で使われている技術は、ユーザの話者を覚えてオウム返ししているところかと思った。

同じ日の中でのポイントは変更しないことを推奨されているっぽい。

2.今日のわたし Amazon

voiceapp-lab.com

話者:デフォ
音:特になし

基本的にはGoogle版と同じ。
アシスタントの声がそれぞれのプラットフォームになるのは当然の流れ。

ちなみにこちらだと同じワードでも いけぽ79 だった。

使ってて気づいたけど、もしかしてもらえたポイントによって、「いけてる」とかのセリフが違うんじゃなかろうか。

かといって1日1回が推奨なので本日中には再確認できない。

3.おうむ返しくん Google

torusnote.goat.me

話者:デフォ
音:特になし

ユーザのセリフを覚えてオウム返しする。
けど、「王蟲の怒り」に関してだけはオリジナルのセリフを返す。

作っててこうなったのか、初めから設計なのかが気になるところ。

4.おうむ返しくん Amazon

torusnote.goat.me

話者:デフォ
音:特になし

Googleとデフォ音声が違うだけで機能は同じに感じた。

5.愛犬マックス Google

voiceapp-lab.com

話者:マックスが犬っぽい声をだす
音:BGMとしては特になし

ユーザが多いらしい。

水をあげるタイミングで何か変わるんだろうか。

「マックスおいで」の後に犬の声がする。
その後に「おて」とか話しかける。

最初、話しかけるタイミングがわからなかった。
「相手をしないとどこかにいってしまいますよ」
で、タイミングがわかった。

やめたときに、特にメッセージなく終わる。
犬ってこういう時、どんな声をだすんだろう?

6.愛犬マックス Amazon

voiceapp-lab.com

話者:マックスが犬っぽい声をだす
音:BGMとしては特になし

基本的にはGoogle版と同じ。
ただ、これを試すときに「キャンセル」を話すと「ストップ」と同じ動きになるようで、いきなり終わる。

7.筋トレくん/筋トレコーチ Google

voiceapp-lab.com

Google版は「筋トレくん」という名前になっている。

話者:なんか運動してそうな人が「さぁ行くぞ!」「やるじゃないか!」と元気良い
音:サイバーな感じのBGMから始まる

筋トレの回数と、間隔を選択することができる。
間隔が秒単位で選ぶことができ、1~5秒まで選択することができる
キャンセルはストップと同じ動きをする。

8.筋トレくん/筋トレコーチ Amazon

voiceapp-lab.com

Amazon版は「筋トレコーチ」という名前になっている。

話者:Alexaがしゃべる
音:サイバーな感じのBGMから始まる

Google版の方が豪華な感じがする。
こちらは基本的にAlexaの機械的なセリフなので結構シュール。

ちなみにGoogle版では5秒間隔まで選べたが、Amazon版だと4秒間隔までになっている。

9.クラウドクイズゲーム

voiceapp-lab.com

Amazon版のみのようにサイトからは見える。

話者:Alexaデフォ
音:BGM特になし

AWSカルタというのがあるようだ。

クイズモードとカルタモードが選択できる。
一度選択したモードからは他のモードに遷移できないように感じた。
その場合は一旦STOPして再起動?

クイズモードは3択問題なので、なんとかなるけど、カルタモードが選択肢がないので、AWSの該当サービスの正式名称を知っていないと答えることができないガチなやつ

10.京都ガイド(β)

voiceapp-lab.com

話者:Alexaデフォ
音:BGM特になし

ベータ版らしいが英語対応もしているらしい。

お寺情報を教えてくれる。
結構長く情報を教えてくれる便利なツール。
言い終わったらスキルそのものも終了している模様。

11.トレンドくん Google

voiceapp-lab.com

話者:デフォ
音:BGM特になし

Twitterと連携しているところがすごい。
そして日本だけではなくロンドンとかのトレンドも聞くことができる

ハッシュタグは「シャープ」と呼ばれるところが個人的に良い。

ヘルプが動作しない。
キャンセルでいきなり消える。

対象のトレンドが日本主要都市を選べる。
が、都道府県とか何順なんだろう?

12.トレンドくん Amazon

voiceapp-lab.com

話者:デフォ
音:BGM特になし

こちらはキャンセルで「またいつでも呼んでください」が流れる。 ヘルプが「使い方」と聞くように促される。

13.キーワードニュース

torusnote.goat.me

Googleのみ。

話者:デフォ
音:BGM特になし

2回目は前回のキーワードを覚えている。

ニュースの間に結構激しい感じのバンドの音楽が流れる。

トレンドが何か聞いた後に合っているか教えてくれる。
ニュースが終わったあと続けるか問われ、続けない場合は他のキーワードで聞くか促される。

14.学校あるあるニュース Google

voiceapp-lab.com

話者:デフォ
音:BGM特になし

「ニュース」なので、つい癖で「学校あるあるニュースにつないで」と言ってしまった。

緊急ニュースっぽい音が流れる。

15.学校あるあるニュース Amazon

voiceapp-lab.com

話者:デフォ
音:BGM特になし

Amazon版の方がニュースっぽいような感覚になる不思議。

元ネタはなんなんだろう。
そして何種類あるんだろう。

16.暗記の達人 Google

voiceapp-lab.com

話者:Alexaっぽい声と、少女っぽい声が聞こえる
音:なんか楽しそうな音楽が最初に流れる

「ピンポーン 次っ」にだんだん愛着が生まれる。

「とめる」でいきなり終わる。

3桁くらいで認識ミスがあっても
「まぁそんなもんだよねー」
くらいで終わる。

ところが10桁くらいになって認識ミスがあると
おおおいいいいいいいい!!!!間違ってねぇだろおおお!!!
ってなる

それだけ、熱中してしまう不思議。

17.暗記の達人 Amazon

voiceapp-lab.com

話者:Alexaっぽい声と、少女っぽい声が聞こえる
音:なんか楽しそうな音楽が最初に流れる

数字を言うべきタイミングで
「スタート」や「ほげほげ」とうっかり言うと何桁いってようが、はじめから再スタートされる。

「9」は「きゅう」と読まれるが「く」と言っても認識する。

18.ボイスカンフー Google

voiceapp-lab.com

話者:めっちゃ多い
音:めっちゃ多い

これたぶん、VoiceApp Labさんが本気出してるやつ。

声でカンフーしてRPGってすげえ。

最初にジャッキー〇〇って人がでてきて師匠だか師範だからしい。
スマートスピーカーを使うのは実は「しむけられてた」らしい。

ちなみに覚悟はあるかと最初に聞かれるので
「いいえ」
を選ぶと
「マジで?それ予想外すぎ」
と言われて終わる。

プレイヤーの名前もどこから抽出しているんだろう。
3種類くらいのワードを何かしら抽出して組み合わせてるように見える。
何度名前を変えられるんだろう。
永遠に続くように感じた。

なんかガ〇ダムのニュータイプっぽい音とかするし、Twitterと連携してるし、とにかく長いし、めっちゃすごいアプリ

階級があがっていくと、相手が一度に繰り出してくる技が連続攻撃になったりする。
とにかく作りこまれてる。

19.ボイスカンフー Amazon

voiceapp-lab.com

すごすぎてGoogle版との違いがよくわからない。
ないのかもしれない。

Google版でいろいろ試した後にAmazon版をもう一度やるのはさすがにしんどい・・・w

20.茶道ガイド

voiceapp-lab.com

話者:Alexa
音:BGM特になし

茶道なんもわからないんだけど「小話」と話しかけると進んでくれる。
そして突然終わる。

茶道用語がわかる。
僕は普段茶道にまったく触れないので、へーーってなれる。

21.おすすめコマンド

assistant.google.com

話者:デフォのアシスタント?
音:BGM特になし

Google Homeに話しかけることができるおすすめなワードをコマンドとして教えてくれる。

「前回のコマンド」を初回起動から選択できる。
その際は選べない旨が流れてエラーハンドリングされている。

ちなみに「仕事効率化」カテゴリらしい。

22.ヨシオくん 危機一髪 Google

voiceapp-lab.com

話者:アシスタントをうまく使い、ヨシオくんもしゃべる
音:銅鑼の音とか ピコピコなったりする

かなり作りこまれてる。
会話劇を意識した結果、とにかくヨシオくんが不憫になる。

リボルバーの拳銃でロシアンルーレットをする。
撃つのを回避するたびに20点もらえるけど、この点数は何になるのかw

ロシアンルーレットなので1~6を選べるが、すでに選んだ数字は選択肢からちゃんと削除されてアナウンスされる。

そして最後に他のアプリの宣伝が入ってる。

23.ヨシオくん 危機一髪 Amazon

voiceapp-lab.com

Google版と同じだと思われる。
もちろんこっちでもヨシオくんは不憫である。

24.お願いサンタ! Google

torusnote.goat.me

話者:高齢なお爺さんっぽい人が話してくる
音:クリスマスっぽい音楽が流れる

とにかく、めっちゃセンスいいアプリ。
なんというか、とにかくセンスがいいし夢がある素敵なアプリ

「雨は~~」でモードチェンジするの流石すぎる。
このアプリは本当に天才だと思う。

残念ながら今はオフシーズン扱い。

25.お願いサンタ! Amazon

torusnote.goat.me

Google版と同じ。
これはGoogleAmazonどちらにも対応することに大きな意義がある。

26.どっちでショー Google

voiceapp-lab.com

話者:アナウンサーっぽい人と、アシスタントがしゃべってくれる
音:ででん!とか番組っぽいBGMが聴ける

本当にテレビ番組を意識しているのが伝わる。

この多数派と少数派の統計データはどこを参照してるんだろう?

それと、多数派が歓迎、少数派が残念な感じになってるのはなんでなんだろう?

27.どっちでショー Amazon

voiceapp-lab.com

Google版と同じである気がする。

28.アリバイサウンド

torusnote.goat.me

Googleのみ。

話者:デフォ
音:環境音

環境音を流す。
けど、単に流すだけのようにみえて、目的が居場所のアリバイを作るためというアプローチになっている。

なるほど・・
そういうアプローチもあるのかぁ。

29.歯みがきくん

voiceapp-lab.com

Googleのみ。

話者:アシスタントのデフォ と見せかけて、なんかかわいい声が歌いだす
音:軽快なBGM 歯の裏側になると重低音が加わる

歯医者の資格を持ってる人に監修してもらったらしい、本気系のアプリ。
けど、終わる時に棒読みで「ヨクデキマシタ」となるシュールさを併せ持つ。

ちなみにこのアプリ、スマスピ界隈で気に入っている人をちらほら見かける。

30.なりきり独裁者

torusnote.goat.me

話者:アシスタントのデフォ?
音:シュプレヒコールが流れる

Googleのみ。

独裁者・・?
ともあれ国民が集まってきているらしい。

悪口はダメらしいんだけど、何が悪口に該当するのだろうか。

31.シナモンといっしょにチャレンジ!

assistant.google.com

話者:言うまでもない
音:言うまでもない

Googleのみ。

シナモンである。
サンリオのシナモンである。
そしてシナモロールであり、シナモンロールは間違いである。

先日、サンリオの投票で1位になってた。

シナモンとお着換えとかお片付けとかできる。
んだけど、まぁーすごいクヲリティ

企業が本気出すとこうなるのかという印象を強く受ける。

32. にほんであそぼ 紙芝居

話者:言うまでもない
音:言うまでもない

Googleのみ。

元々の番組があるらしい。

昔話を教えてくれる。
たぶん番組内で取り扱った話題なんだろうけど、そのためめっちゃハイクヲリティの話が聴ける。

33. えいごであそぼ オートンクイズ

assistant.google.com

話者:言うまでもない
音:言うまでもない

Googleのみ。

こちらも番組があるらしい。
オートンってなんだろう。

ともかく英語の発音が聴けるうえにクイズもできる。
やはりハイクヲリティ。

ちなみにクイズは選択肢だけど、日本語で「3番(さんばん)」で通じる。

ためした結果

いわゆる「クソスキル」がない。
学べることがたくさんあった。

ユーザを楽しませることを念頭に開発してるんだろうなぁと率直に感じた。
そして中の人たちも作りながら遊んでそうな気もする。

どれもこれもクヲリティが高くて尊敬。
特にボイスカンフーお願いサンタ!は本当にすごい。

アプリ起動時の
「ぱぱぱぱぱーー♪ ぼいすあっぽらぼー♪」
あれ、すごくいい。
ので、自分でもそれっぽいのどうにかして今後は使いたい。

Voice UI Transformation~音声ユーザーインターフェースで世界が変わる~ に参加しました

ごきげんよう

本日は掲題の
Voice UI Transformation~音声ユーザーインターフェースで世界が変わる~
というサイバード社主催のイベントに参加してきました。

vuisem01.peatix.com

記事長くなってしまった・・

なんのイベント?

VUIのイベントは技術的なイベントがアーリーアダプターな方がワイワイやってるのが現状。
そんな中で今回のイベントは主に経営層とかビジネス層向けのイベント。

ってか僕、応募資格あったのかわかんないけど、申し込んだら通ったので参加しました。

事前に確認しておいた

イベントに情報があんまりないので図々しくも事前にサイバードさんに確認しておきました。

・スライド後日公開されますか
・スライド当日撮影可ですか
・イベント中に内容をツイートしても良いですか
・ツイートOKならハッシュタグありますか
・電源ありますか
Wifiありますか

で、お返事をいただけて
・スライド公開なし
・撮影禁止
・ツイートはOK
ハッシュタグは #vuitr で
・電源なし
Wifiあり
とのことでした。

で、本日、返答してくれた中の人にご挨拶されちゃったんですけど、ハッシュタグ僕が聞いたから作ってもらったっぽくて、ありがたいのでいつも通りツイートしまくってました。

実際、本日はIoTLTとかぶっているのと、15時から開催で参加できる人って限られてるので、まぁ僕がやればいいか みたいなノリでした。

開始前

相変わらず駅から会場まで遭難してたんですけど、なんとかたどり着いたら、

「〇〇社代表のXXです。」
「お世話になっております。△△のYYです(社長)」
とか、聞いたことある会社のガチ経営層がスーツ姿で名刺交換してて、そこにAlexaの富士山Tシャツの僕がいました。

最近のイベントでサイバード社の方々に顔見知りがとても増えてきている僕なので挨拶まわり。

中身の話

・サイバード社の社長、内海さんのご挨拶
・サイバード社で僕が個人的にお世話になってる根岸さんのご挨拶
テレビ朝日社の藤田さん
アクセンチュア社の中村さん
・パルコ社の林さん
・アマゾン社の柳田さん

という、「統括」とか「本部長」とか「執行役」とかでした。

なんだこのメンバー、、すげぇなって感じでした。

ちなみにサイバード社の社長さん、名刺交換してくれたんですけど、めっちゃナイスミドルのイケメンでした。
もうあの人をイケメンコンテンツにしてもいいんじゃないの?

■サイバード社社長の内海さんのお話

小さいころ、SFとして見ていた世界が現実化してきました。
声によって環境をコントールする世界がすぐそこです。

スマートスピーカーが日本でも各社提供されてきており、今年はVUI元年と言っても良い。

本日はVUIの先進的なエキスパートがそろっているのですよ!
まーでもリラックスして創造力を刺激しましょう!
本日のこの場は、社会的・ビジネス的な好奇心を刺激する場なのです!!

って大変雄弁なお話。
というかあれは演説レベル。

■サイバード社根岸さんのお話

スマートスピーカー日本にきましたね。
今まではテキスト入力とか機械側に人間が合わせてきた時代。
これからは人間本位な直感的レスポンスのUIの時代。

上手に!楽しく!お客様にサービスを伝えることができる!

また、UIの変化により「強者」が再定義される時代になります!

って、これまた壮大なことをご挨拶してらした。
サイバード社すげぇな・・・

テレビ朝日さんの話

テレビとしては4Kの時代。
ヒトが認識できる色を表現できるようになってくる。
影とかはまだ難しいけど。

という話からはじまって、若者のテレビ離れの話とか、テレビ業界のお話。

目の前にAmazonの偉い人がいるのに
Amazon Primeとかでテレビ番組の視聴形態が変わっている。番組みてくれない」
みたいな話を言ってるのすごい。

僕がここで初めて聞いた単語
Hybridcast Connect(ハイコネ)

実はすでに導入されてるけど、なぜか名前が広まってない技術。
スマホ、家電、カーナビとかと連動ができるようなってる技術。

テレビ朝日としては、ドラえもんのおもちゃを作成して、ドラえもん放送時にタケコプターで飛ぶシーンがあると、ドラえもんおもちゃのタケコプターがまわるらしい。

なんだそれ、初めてきいたぞ。

で、テレビ朝日さんとしては
「テレビは進化してきたけどリモコンはそのままだった」
との語りだしからの、音声操作への流れ。

テレビ朝日newsスキル、実はかなりすごい。

高田純次さんが散歩&食事する番組が実は連動されていて
高田純次さんがお食事してる際に
「このお店の情報が知りたい」「ここを予約したい」「この商品が欲しい」
とかでAlexaが対応してくれる。

すごいところはテレビ放送と連携しているので
「ここ」「この」
って単語がリアルタイムなテレビ放送とリンクしてる。

まじかよ。

聞いてた感じだとリリースされてる版では完全対応はまだしてない?

課題もいくつかあるけど、課題の中での一番の課題が
「他局も同じことすると困る」ww
それ公に言ってるのおもしろすぎた。

アクセンチュアさんのお話 音声UIが変えるデジタルとの接点

冒頭挨拶で
アクセンチュア従業員数が44万人になりました トヨタ超えちゃいました」
とか しれっと言ってるところからスタート

お話としては二部構成
1.スマートスピーカーを取り巻く環境
2.音声UI進化の方向性として自動車業界の例

■1.スマートスピーカーを取り巻く環境

日本でも2018年中に16%のキャズムが超える勢い。
遅くとも2019年中には一般家庭にも普及するだろうとのこと。

通信業界や、家電業界からお話が結構きているそう。

スマートスピーカーについての認知度は若年層が高いのは否めない。
特に子供が話しかける。

スマートスピーカーを所有している人は毎日使ってる人が多い。
週に数回という利用者も含めると、全体の80%

今まで、新しいガジェットがでてきた場合は、一瞬だけ使って去っていく流れだったけど、スマートスピーカーは継続利用率が高く、満足度も高い。

その理由として
「80年代にヒットした曲を流して」
「今の気分にあった曲」
みたいなあいまい検索ができるところがポイントとみている。

ニュースにおいても
「今日、おもしろかったニュースは何?」
みたいな聞き方を会話するように使うユーザが多い。
これはスマホでは考えられない。

それに、言葉で伝えることはユーザの負担が非常に少ない。

スマートスピーカーの利用者は、スマートフォンの利用時間が減少する傾向にある。

アメリカの事例ではあるけれど、友人と食事に行く際に
「職場に近くて、友人と言ったことがないお店」
という聞き方ができる。
これはスマホでは対応できない。

■2.音声UI進化の方向性として自動車業界の例

TOYOTAのコンセプトアイという動画のご紹介。
探したら以下の動画だった。

www.youtube.com

この動画に対する反応が西洋と東洋で別れたというのが面白い。

西洋は車はサーバント。あくまで執事のようなポジション。
東洋だと車に対する位置づけに上下関係がなくて、パートナーとして考える

BMWは、あくまで人間がやりたいことを実現させる方向性。
最短経路とか渋滞の迂回とか。

TOYOTAは、ヒトを理解して、ドライバの感情を考えて意味のない会話をする。
時間に余裕があったら海岸を通るようなルートを選ぶとか。

この方向性の違い、聴いててすごいおもしろかった。

あと、自動車関係ないけど「シーマン」の話がでてきた。
キャラクター設定がやはり重要らしい。

そしてこのセッションは質疑応答があった。

▲Q1
スマホで検索をする場合、シニアほど利用率が高い。
スマートスピーカーがシニア率低いのは新しいからでしょうか?
利用率だったらシニアの方が高くなるのでは?

A1
興味度、認知度は若年層が多い。
シニア層の利用頻度は実際には確かに高い

▲Q2
タイトルが「音声とデジタルの接点」だったけど、将来的に声だけで個人認証する可能性はどのくらい?

A2
ネットワークやマシンリソースが無限ならできるし、技術的にも可能。
けれど、スタンドアロンやネットワークが制限されている環境だとかなりの時間を要する。
そこに話者の識別をするステップを重ねると、レスポンスが増えて不便になる。

▲Q3
Eコマース利用の割合が低く見えた。
今後拡大していく方向性やタイムスパンはどうなるか。

A3
それはEC側の対応が必須
アメリカだとレストラン側が対応していたりする。
ユースケースの拡充で増えていくとは見込んでいる。

▲Q4
自動車の場合、情報系と運転操作系で対応が違うはず。
情報は誤ってもいいけど、運転を失敗すると事故になる。
音声でどこまでできるのか。

A4
音声での車の運転操作は現状はしていない。
それに加え、セキュリティとしても非常にクリティカル。
今後、インフラセキュリティとともに見直されていく大きな課題。

■パルコさんの話

パルコは今年で50周年の記念の年。
2019年に渋谷PARCOが開業予定なんだけど、ビルを壊すときに派手にやりすぎて撤退すると思われてしまったw
撤退はしないのでビルができるまで待っててくださいw

パルコとしてはVUIのスタートは今にして思えば、Pepper+Naviiでの接客。
Naviiというロボットがお客さんの目的地まで連れていく。

有人のインフォメーションカウンターはどうしても1階とかに限定される。
しかも集計は手作業で情報が可視化されない。
けど、Alexaを設置したり、ロボットでの接客により、
どんなことを、どの階の、どの場所でお客さんが質問したのかが可視化された!

そしてAlexaでのパルコスキル開発の苦労話。

▲苦労点1
ショップ名を正しく言ってくれない。

解決策その1 ひたすらテスト 効率めっちゃ悪い
解決策その2 音声ファイルに録音して修正があったら修正指示

▲苦労点2
ユーザによって言い回しが違う

解決策
ひたすらカスタムスロット

トイレも「厠」とか入れた。
文房具も「文具」とかある。

あー・・・これ僕のデュ〇ルシステムですら死ぬほど大変だったやつ・・・・

▲苦労点3
もともと家庭設置が目的のEchoをパルコのビル1階に設置すると、盗難される問題や雑音の多さが課題だった

解決策
やってみたら結構なんとかなった

ところが、それで使ってたら
「ほかのスキルを使われる可能性」
がでてきた。

現場から
「ずっと競馬の話が流れてるんです!!」
ということになったww

さすがに競馬はまずい!!

となったらしい、

なので、Alexa for ビジネス、日本はやくしてくださいよぉ~ とのこと。

そして意外なことも。
フロアによって案内の内容がすごく違う。

3階でトイレの場所を聞かれたら「4階」と答えるのが正しい。
これは場所を認識させないといけない。

で、実はこの問題結構重要だった。

有人のインフォメーションカウンターにトイレがどこか聞くのはとても恥ずかしい行為。
なのでAlexaに聞いたら
「トイレは〇〇です」
と流れるのでめっちゃ恥ずかしい
というお客様からのお声があったので、「お探しの施設は~~」の言い回しに即時対応

今後は新規入店テナントへの研修マニュアルもAlexaに話すようにすればマニュアルいらない。
あとパルコは渋谷だと外国人多いので多言語対応したい。
そして「花柄ワンピースのおすすめ」とかをトレンドで拾ってお客様にお勧めしたいそうだ。

お客さんの問い合わせワードが可視化されれば、テナント側の商品配置位置の変更を勧めることもできる。

で、話変わって、Amazon Goがレジがなくてすごい!
ショッピングモールとは動きが違う。

serendipityが大事だとパルコは考えてます。

serendipityはこんなワード。偶然にも幸運をつかむとかそんな感じらしい。

セレンディピティ - Wikipedia

Amazonジャパンの話

Alexa, Voice Innovation and Transformation

Alexaの発端はスタートレック
現実でもそろそろ声で操作できるべきじゃね?
って話から始まったらしい。

そしてAmazonとしてはEchoを
AIとかスマートスピーカーとか言ったことは実はない。
そんな領域にはまだまだ達してないからだ。

最終的にはEchoのチームはいらなくなる。
「いつでも、どこでも、誰にでも」
Alexaがあるような世界になるから、Echoというチームはいらなくなる。

Push通知は当初、ユーザ負担が高いと考えていて対応してなかったけれど、災害時や交通事情などはPush通知するようにした。
そして今では、例えば全国タクシーのスキルでPush通知がされているようになった。

そして日本国内において
すでにspot対応のスキルが50以上リリース済みである!

で、肝心?のマネタイズ。
日本の現状としては、オーディオファイルに入っているか、外部システムで会員扱いになっているのはOK。
けどスキル内での課金は日本未対応だし、いつ対応するとも明言できる段階ではないとのこと。

参加してみて

経営層視点のイベントは滅多に参加できないので面白かった。
デモとか実例の動画が多かったのがわかりやすい。

質問とか、やりとりしてる会話を聞いてると経営層の関心は、やはり
「どんだけ広まるの?」とか「お金になるの?」
って感じ。
そりゃあそうだけど。

技術的にどうこうのお話はやっぱりほとんどなかった。
パルコさんだけスキル作成の話があったけど、他は市場感のお話だった。

Hybridcast Connect(ハイコネ)
は初耳だったけど、これは面白そう。

あと、Amazon社がいらっしゃったからだろうか。
Alexaの話しかなかった。
LINE社のイベントの翌日なのに、LINE社の名前をごまかしてた面もあった。
忖度ってやつか?
個人的にはなんだかなって思ったところ。

の、わりに参加している中で有名企業やフリーランスのエンジニアリングしてそうな人もいらっしゃった。

なんでそれがわかったかって、ピザ食べてたら
「あ!デュ〇リストの人!」
ってお声がけがあったからです。
エンジニアはエンジニアで集まってた。

やっぱそこらへんの人たちは、こういう経営層向けイベントにも参加して情報収集してるんだなぁ。
Facebookでつながらせてもらえました。

Amazon Echoでduelした話をした裏話

ごきげんよう

昨日は
スマートスピーカーを遊びたおす会」
にて登壇してきました。

僕の講演資料も先ほどconnpassに公開しました。

kotodama.connpass.com

スライドへの直接リンクはこちら

duelSystem for Amazon Echo(Alexa) - Speaker Deck

デモ動画へのリンクはこちら 約6分

youtu.be

当日のツイートもまとめてもらっております。

※サムネは別のイベントの画像になっています

togetter.com

何を話したか

Amazon Echoでduelする

という無謀なタイトルでぶっこみました

イベント開催の発端

田中みそさん

twitter.com

と、最近仲良くさせていただいておりまして
「最近VUI界隈はLTのイベントは多いけど、しっかり話すイベントないよね」
と話してて、じゃあもう自分たちでやろうぜ と。

Google Homeは田中みそさん、僕はAmazon Echoをそれぞれ使ってなんかやろう!

となって、前回の「Google Homeを遊びたおす会」を他のスマートスピーカーも含めてやろうとなったことが発端です。

kotodama.connpass.com

イベント開催にあたって、前回IIJさんで開催した経緯もあり、会場まわりや進行は田中みそさん。
僕はドリンクスポンサー探しと、その調整をやってました。

サイバードさんありがとうございました。

なんでduelしたんだよ

結論:かっこいいから、好きだから、遊びたおしたいから なんですけども。

当初、まっったく別のことを話すつもりでした。

僕は今、イケメンとかショタとかとごにょごにょするスキルを作成中なのですが、自称腐女子の「ちょまどさん」、イケメンシリーズのサイバード社がご登壇になり、そこにあえてイケメンなりショタなりをぶちこんでも

遊びたおしてないな

と思い直した次第です。

じゃあ遊びたおすって何よ?

となって、前回の「Google Homeで遊びたおす会」が不参加だったので動画をみたところ、
みんなすげぇ遊びたおしてる

加えて今回のメイン登壇者は
Google Homeで操作することはやりつくした とおっしゃる田中みそさん
・本物のエヴァンジェリスト ちょまどさん
・子供向け勉強会やりたい! もっちゃんさん

というアグレッシブな強豪が20分の持ち時間でそろっていたのです。

そして、会場は300人収容なわけです。

平日に業務を切り上げて来てくれる方々、
会場を快く使わせていただいたIIJさん、
ドリンクスポンサーを快く受けてくださったサイバードさん

これだけの条件がそろってる中で、自分が一番できることは何か

僕がもっとも遊びたおすにはどうするか?
かつ、
開発者向けであるので、どう技術的な話も入れ込むか?

と、考えてたときに

遊びたおす?
→ 遊び?
→ 遊戯?
→ 遊〇王
→ duelするか かっこいいし

みたいなノリでduelすることにしました。

ぶっちゃけduelするのめっちゃ大変だった

いろいろ検討した結果、構成図はこんな感じになりました。

f:id:surumegohan:20180627124210p:plain

画面の用意

VUIで音声で対戦カードゲームしたいわけです。
かといって、声だけで自分の手札、場がどうなってるか把握するのは無理がある。

というわけで画面が必要になるわけです。

PCにつないでるモニタと、テレビを使っても2枚しかない。
しかもでかくて撮影しにくい。
インパクトはでるかもだけども。

仕方がない。
ラズパイにHDMIのモニタをつなげるか。3セット用意して

実はラズパイそのものを買うのは初でした。
センサー使ったアプリ作りたいし投資として悪くないと踏みました。

ソフトウェアの用意

技術的に、Amazon Echoに話しかけて声でduelするのってどうやったら実現できるんだ?

となるわけで、
バイスと通信するんだからIoTになるだろう。
→ AWSIoT使ったことないな。
→ この際やってみるか。

というわけで、AWSIoT関連について調査しました。
テレビやエアコンのリモコンとか声で制御なさっている方がちらほら見受けられる。

これでいけるんじゃないか?

と思って見切り発車しました。

途中で若干後悔する

完成までのモチベーション維持について、質疑応答をしましたが、実は途中で後悔しました・・w

技術的な課題はやっていくうちにできることが増えるので、大変楽しくなってきます。
僕はそういう人なんで、トライ&エラーはとても楽しくやってました。

Amazon Echoに「赤いドラゴンを召喚」と話しかけてAWSIoTを通じてラズパイで表示させた一発目は
お!
となったわけですが本気で設計した時につらぽよになる。

めっちゃ大変やん。。。みたいな。

予想はついてたのですが、特に大変だったところは
・デュ〇ルはハッピーパスフローチャートがひどいことになる。
・ガンガン割り込む上に、アニメだとカード伏せるタイミングが1秒もなくて他のセリフを言いながら伏せていたりする。
・攻撃を食らったら「実は〇〇を発動してた」とか後出しじゃんけんなことをする。
・声で操作するわけなので、こっそり伏せるとかやるのはどうなのか。

そして何より、画像がめちゃめちゃ増える。かけ算で無限に増える。
動的に画像が増えればいいのですが、僕にそれをやるまでの時間的コストと画力がなかった。

あ、これ、6月26日に間に合わなくなるやーつ・・・

となり、それは本末転倒なので、ある程度実装したら当日のデモ録画を乗り切るような実装にしてます。
ある意味、やらせ

しかも撮影すると1回の対戦に15分間もかかる。
通信がおそくてラグだらけになったりもする。

けどですね。

僕はデュ〇リストなわけで、イベント主催者なわけです。
完膚なきまでに技術の無駄遣いをして遊びたおし、会場のツイートで
「こいつやべぇ」
「めっちゃ遊びたおしてる」
と、流してもらわねばなりません。

とか考えてたら、なんかもう楽しくなって毎日変なテンションでした。

当日の話

なんとかかんとか、イベント当日までにシステムを作り、動画撮影をして、スライドを作り終えました。

で、当日は当日でやることがたくさんある。

会場の最寄り駅が飯田橋駅
しかしながら総武線が人身事故だか線路内立ち入りだかで遅延。

会場設営

会場設営はIIJさんの対応スタッフが増員かつすごくテキパキ動いてくれましたので感謝しかない。

PC接続確認

というわけで設営はおまかせしてPC接続を確認する。
HDMIがつながらない、音がでないー
から入り、
僕はレッツノートのユーザなのですが、他のマシンの方が動かなかったり、PCのバッテリーがなかったり。

なので、8GBのUSBメモリを持参しておいたので、そこに資料を入れてもらって、僕のPCで登壇してもらうことになりました。


このせいで、当日用意していたVジャンプ公式の遊戯王壁紙が、登壇一発目のもっちゃんさんの時に映ってしまって
デュエリストきたー!」
みたいな濡れ衣を、もっちゃんさんが受けることになりました・・・w

大阪とリモート接続確認

東京組の確認が終わったら、大阪から東京にリモート会議モードでLTをする がおまるさん と接続確認。

この時点ではうまく行ってたけれど、本番だとネットワーク負荷もあり、大阪から東京への画面と声は伝わるけど東京から大阪へは伝わらなくなる。
声も一部とぎれとぎれ。

なので、あれは大阪でがおまるさんが独り言状態でしゃべってもらって
裏でTwitterのDMを使って
「音が途切れるのでゆっくりしゃべってください」
とかやってました。

動画配信確認

これはスマボスさんに丸投げしてしまったのですが、動画配信といえばスマボスさん。

IIJさんの開場には結構いい感じの設備があって、スマボスさんが使いこなしてくれました。

圧倒的感謝。

発表

発表は動画やスライドもあるので詳しくは書かないですけども。

「お客様の中にデュエリストの方はいらっしゃいませんかー!」

から入った人は僕くらいしかいないと思ってます。 なお、挙手してくれた2名の方、ありがとうございました。

20分構成だったので、
・自己紹介と今まで作ってきたスマートスピーカーのアプリの話
・今回のデュ〇ルシステムの構成
・6分に編集した動画  ・システムを作った時の設計や苦労話を技術的に話す

という流れでやりました。

質疑想定してなかったのですが、3名ほど質問をしていただけたので、
真面目に、かつ、ふざけられるところは少しふざけて対応しました。

で、その後は休憩時間になるので、ちょまどさんがやってきてPC接続確認。

その際にMSのエヴァンジェリストにプレゼンを褒めてもらうという大変光栄なことが起きました。
ありがてぇありがてぇ。。

それと、下手したら日本にいないほどのご多忙のちょまどさんに
「ワタシハ スマートスピーカー チョットデキル」
のTシャツを差し上げました。

2回も登壇なさってるし、明らかにチョットデキル。

僕以降の登壇者も
「デュ〇ルじゃないんですけどもー・・こうなりましてー」
みたいな話をさせてしまったのはちょっと申し訳なかった。

特にちょまどさんには
「私、デュ〇ルとかそんな動画とかシナリオとか全然用意してなくてーー、でもがんばったから驚いてくださいー!!」
と、地団駄を踏ませてしまう。

かわいいとのツイートがあふれたのでいいか・・

発表したけど「遊びたおしてる」と認識してもらえたか

認識してもらえたみたいです。
良かった。

ドリンク担当

懇親会は20時半ごろスタートを予定してました。
20時20分ごろ、僕の携帯電話に業者さんから電話がきて、
「あと15分後くらいに着きます、駐車場ありますよね。会場は何回でどの棟ですか?」
とのやりとりを、イベント会場から離れて業者さんと電話やり取り

懇親会スタートに数分遅れてドリンクがやってきたので、IIJのスタッフさんたちと机に配置

で、ビールは売れ行きがよかったけど、発泡酒は残るという流れになる。

何度か持って帰ってほしい旨をTwitterなり、会場アナウンスしたりしたけど、結構残ってしまった。

なので、IIJさんに寄与。
さすがに多すぎたんですけど、なんとかしてくれるとのことで感謝しかない。

二次会

一部の登壇者とスタッフが集まって、予約していた二次会会場でわいわいしました。

スマートスピーカーのイツメンが多かったのですが、会場となるIIJの方もいらしてくれました。

技術的な話をしたり、今後何やっていくかみたいな話をしたり、次はいつイベントやろうかとか話したり。

終わってみて

ここ3週間くらい、すーごい大変だった。
けど、すーごい充実してました。

スマートスピーカー界隈のみなさん、
スポンサーの企業の方々、
みなさんとても親切で、アクティブに動いてくれました。

本当にやってよかったです。

次はどこで何をやろうかな

平日のYahoo! JAPANのLODGE

ごきげんよう

東京は本日あいにくの雨ですが、午前からYahoo! JAPANさんのLODGEに潜伏してました。
平日どんなもんかなーと思ってる人がいたらご参考までに。

LODGEはとても良いところ。

東京にある
・(今のところ)無料で
・交通アクセスが良くて
・広くて
・電源がたくさんあって
無線LAN完備されてて
・ホワイトボードが使えて
・飲食可能で
・イベント会場にできて
・ワイワイ騒いでいい

超イケてる空間です。

サイトはこれ
lodge.yahoo.co.jp

なんで行ったの?

スマートスピーカーもくもく会の開場にたびたび使われるLODGE、今までは土日に使ってたんだけど、「平日ってどうなってんだ?」となったので行ってきました。

あと、ラズパイとHDMIモニタの3セットとノートPCを広げる空間が欲しかったのですよ。

平日からどんな人がいたのよ

スーツを着てる人、学生、マッチョ、外国人、とにかくいろんな人がいらっしゃいました。

基本的に民度高い感じです。

「ここ空いてますか?」
とか声をかけてから座る人がちらほら。

行ってみてどうよ

受付が休日と違う軽いトラップを踏みました。
18階は来客スペースも兼ねているので、受付が異なって17階への階段付近の受付がLODGE用です。

午前中

10時半くらいに到着したところ、キッチン側のスペースがすごい混んでました。
逆に階段降りて右側のスペースはガラガラ。

なので、1日そこにいることにしました。

お昼くらい

LODGE内にキッチンがあって、交通系電子マネーでおいしい感じのランチがお買い上げできます。
現金はNGってところがむしろ良い。
Suicaにチャージするメカがあった気がするです。

なんかすげー肉とか今日はでていました。

なので、お昼頃になるとおいしそうな香りが充満します。

ランチ目的の人がちらほらいらっしゃって、1人の方も数人グループも思い思いの席で食べてました。

僕?ファミマだよ。
ランチどうなってるか知らんかったし。

15時くらい

近く?の大学生とかが集まってきてました。

「今日の講義がーー」
「内定でてないーー」
とか言ってたので大学生だと勝手に思ってます。

なんか集まって講義の話とか、何かしら制作してました。
キャンパスより居心地良さそうです。

夕方くらい

17時くらいになると去っていく人がちらほらいらっしゃるけど、朝からいた人は継続して滞在してる人が多かったように見えました。

18時くらいから座席Get要員っぽい人たちがいらっしゃる。

19時くらい

座席確保要員のそばに人がどんどん集まってきて
「お疲れー」
「ひさしぶりー」
「おーやってるねー」
とかとか、してました。

交通アクセスが良いので終業後に集まっている方々もいらっしゃる感じです。

20時くらい

夜参加の人たちが集まりきってテンション高くなる人がでてきてました。
ノイズキャンセルイヤホンなんてモノは突破してくる賑わいをみせてきます。

想定外なことが起きた

ラズパイいじってたら、スキンヘッドでマッチョでヒゲが素敵な男性が ぬぅ っとやってきて
「ここ空いてますか?」
と聞いてきたので、
「はいー」
「ありがとうございます」
と目の前に座る。

すると彼は、毛の多い極太な二の腕をカバンの中に入れてゴソゴソし、そのパンドラの箱からなぜかタロットカードをデスクに並べ始める

頭上のライトを頭で反射させながら、その有り余る筋肉を用いてタロットカードを木目のデスクでシャッフル。

どのくらいの時が流れただろうか。
僕にはその光景が永遠と続くように感じられた。

すると、彼はおもむろに1枚のカードを手に取る。
その鋭い眼を細くして、その不可解な絵柄のカードを机に置いてうなずき始める。

ーなんだ。何が起こっている。彼の中で何があった。ー

僕にはその絵柄が何を意味するのか見当もつかない。

彼は次々と場にちりばめられたカードの表裏を逆にしていく。
その動作1つ1つがとても重厚で神聖な印象を受ける。

ひとしきりカードを触り切ったのであろうか。
彼は次に紙のノートを取り出し、机の上に開いた後、何やらメモをとっている。
それは日本語でも英語でもないように見えた。

ーなんだ。何が起こっている。何を記載しているんだ。ー

僕はこの時、梅雨の湿るような雨の中で、ラズパイのピコピコする緑のランプより、彼の筋肉とカードとノートを見ていた。

その刹那、彼はその体格と筋肉を保持するためにあるような「LA○IE」と書いてあるデカイPCを取り出した。

ーなんだ。なんなんだ。そのデカさ。ー

周囲がスタイリッシュなリンゴや、キーボードが取り外せるエムクロソフトなマシンを使っている中で、
彼は、彼だけは、そのデカいシロモノを使いこなしていた。

僕からはその画面に何が投影されているのかはわからない。
しかしながら、何やらとても重要そうな【何か】がそこに刻まれているように見えた。

彼はしばらく経った後、カードを集め、そのデカいシロモノとともにカバンに収め、去っていった。

何があったのかよくわからない。

さすがに話しかけられないよ!