VoiceApp Lab – ボイスアップラボさんのボイスアプリ33個試した
本日はスマートスピーカー界隈では有名なVoiceApp Labさんの関わる33のスマートスピーカーアプリを片っ端から使ったです。
のでそれを個人的な主観でメモついでにまとめておきます。
33という数はVoiceApp Labさんで公開されているアプリのGoogle Home版とamazon alexa版は別でカウントし、かつ、Newsに記載のある
・シナモンといっしょにチャレンジ!
・「にほんごであそぼ」の紙芝居
・「えいごであそぼ」のオートンクイズ
を合わせた数です。
VoiceApp Lab – ボイスアップラボ
ちなみにWebページを開くと、公開済みのアプリがランダムで並ぶっぽいので、僕が開いたときの順です。
1.今日のわたし Google版
話者:デフォ
音:特になし
「いけぽ」というポイントがもらえる。
僕は いけぽ99 らしい。
本作で使われている技術は、ユーザの話者を覚えてオウム返ししているところかと思った。
同じ日の中でのポイントは変更しないことを推奨されているっぽい。
2.今日のわたし Amazon版
話者:デフォ
音:特になし
基本的にはGoogle版と同じ。
アシスタントの声がそれぞれのプラットフォームになるのは当然の流れ。
ちなみにこちらだと同じワードでも いけぽ79 だった。
使ってて気づいたけど、もしかしてもらえたポイントによって、「いけてる」とかのセリフが違うんじゃなかろうか。
かといって1日1回が推奨なので本日中には再確認できない。
3.おうむ返しくん Google版
話者:デフォ
音:特になし
ユーザのセリフを覚えてオウム返しする。
けど、「王蟲の怒り」に関してだけはオリジナルのセリフを返す。
作っててこうなったのか、初めから設計なのかが気になるところ。
4.おうむ返しくん Amazon版
話者:デフォ
音:特になし
Googleとデフォ音声が違うだけで機能は同じに感じた。
5.愛犬マックス Google版
話者:マックスが犬っぽい声をだす
音:BGMとしては特になし
ユーザが多いらしい。
水をあげるタイミングで何か変わるんだろうか。
「マックスおいで」の後に犬の声がする。
その後に「おて」とか話しかける。
最初、話しかけるタイミングがわからなかった。
「相手をしないとどこかにいってしまいますよ」
で、タイミングがわかった。
やめたときに、特にメッセージなく終わる。
犬ってこういう時、どんな声をだすんだろう?
6.愛犬マックス Amazon版
話者:マックスが犬っぽい声をだす
音:BGMとしては特になし
基本的にはGoogle版と同じ。
ただ、これを試すときに「キャンセル」を話すと「ストップ」と同じ動きになるようで、いきなり終わる。
7.筋トレくん/筋トレコーチ Google版
Google版は「筋トレくん」という名前になっている。
話者:なんか運動してそうな人が「さぁ行くぞ!」「やるじゃないか!」と元気良い
音:サイバーな感じのBGMから始まる
筋トレの回数と、間隔を選択することができる。
間隔が秒単位で選ぶことができ、1~5秒まで選択することができる。
キャンセルはストップと同じ動きをする。
8.筋トレくん/筋トレコーチ Amazon版
Amazon版は「筋トレコーチ」という名前になっている。
話者:Alexaがしゃべる
音:サイバーな感じのBGMから始まる
Google版の方が豪華な感じがする。
こちらは基本的にAlexaの機械的なセリフなので結構シュール。
ちなみにGoogle版では5秒間隔まで選べたが、Amazon版だと4秒間隔までになっている。
9.クラウドクイズゲーム
Amazon版のみのようにサイトからは見える。
話者:Alexaデフォ
音:BGM特になし
AWSカルタというのがあるようだ。
クイズモードとカルタモードが選択できる。
一度選択したモードからは他のモードに遷移できないように感じた。
その場合は一旦STOPして再起動?
クイズモードは3択問題なので、なんとかなるけど、カルタモードが選択肢がないので、AWSの該当サービスの正式名称を知っていないと答えることができないガチなやつ。
10.京都ガイド(β)
話者:Alexaデフォ
音:BGM特になし
ベータ版らしいが英語対応もしているらしい。
お寺情報を教えてくれる。
結構長く情報を教えてくれる便利なツール。
言い終わったらスキルそのものも終了している模様。
11.トレンドくん Google版
話者:デフォ
音:BGM特になし
Twitterと連携しているところがすごい。
そして日本だけではなくロンドンとかのトレンドも聞くことができる。
ハッシュタグは「シャープ」と呼ばれるところが個人的に良い。
ヘルプが動作しない。
キャンセルでいきなり消える。
対象のトレンドが日本主要都市を選べる。
が、都道府県とか何順なんだろう?
12.トレンドくん Amazon版
話者:デフォ
音:BGM特になし
こちらはキャンセルで「またいつでも呼んでください」が流れる。 ヘルプが「使い方」と聞くように促される。
13.キーワードニュース
Googleのみ。
話者:デフォ
音:BGM特になし
2回目は前回のキーワードを覚えている。
ニュースの間に結構激しい感じのバンドの音楽が流れる。
トレンドが何か聞いた後に合っているか教えてくれる。
ニュースが終わったあと続けるか問われ、続けない場合は他のキーワードで聞くか促される。
14.学校あるあるニュース Google版
話者:デフォ
音:BGM特になし
「ニュース」なので、つい癖で「学校あるあるニュースにつないで」と言ってしまった。
緊急ニュースっぽい音が流れる。
15.学校あるあるニュース Amazon版
話者:デフォ
音:BGM特になし
Amazon版の方がニュースっぽいような感覚になる不思議。
元ネタはなんなんだろう。
そして何種類あるんだろう。
16.暗記の達人 Google版
話者:Alexaっぽい声と、少女っぽい声が聞こえる
音:なんか楽しそうな音楽が最初に流れる
「ピンポーン 次っ」にだんだん愛着が生まれる。
「とめる」でいきなり終わる。
3桁くらいで認識ミスがあっても
「まぁそんなもんだよねー」
くらいで終わる。
ところが10桁くらいになって認識ミスがあると
おおおいいいいいいいい!!!!間違ってねぇだろおおお!!!
ってなる
それだけ、熱中してしまう不思議。
17.暗記の達人 Amazon版
話者:Alexaっぽい声と、少女っぽい声が聞こえる
音:なんか楽しそうな音楽が最初に流れる
数字を言うべきタイミングで
「スタート」や「ほげほげ」とうっかり言うと何桁いってようが、はじめから再スタートされる。
「9」は「きゅう」と読まれるが「く」と言っても認識する。
18.ボイスカンフー Google版
話者:めっちゃ多い
音:めっちゃ多い
これたぶん、VoiceApp Labさんが本気出してるやつ。
声でカンフーしてRPGってすげえ。
最初にジャッキー〇〇って人がでてきて師匠だか師範だからしい。
スマートスピーカーを使うのは実は「しむけられてた」らしい。
ちなみに覚悟はあるかと最初に聞かれるので
「いいえ」
を選ぶと
「マジで?それ予想外すぎ」
と言われて終わる。
プレイヤーの名前もどこから抽出しているんだろう。
3種類くらいのワードを何かしら抽出して組み合わせてるように見える。
何度名前を変えられるんだろう。
永遠に続くように感じた。
なんかガ〇ダムのニュータイプっぽい音とかするし、Twitterと連携してるし、とにかく長いし、めっちゃすごいアプリ
階級があがっていくと、相手が一度に繰り出してくる技が連続攻撃になったりする。
とにかく作りこまれてる。
19.ボイスカンフー Amazon版
すごすぎてGoogle版との違いがよくわからない。
ないのかもしれない。
Google版でいろいろ試した後にAmazon版をもう一度やるのはさすがにしんどい・・・w
20.茶道ガイド
話者:Alexa
音:BGM特になし
茶道なんもわからないんだけど「小話」と話しかけると進んでくれる。
そして突然終わる。
茶道用語がわかる。
僕は普段茶道にまったく触れないので、へーーってなれる。
21.おすすめコマンド
話者:デフォのアシスタント?
音:BGM特になし
Google Homeに話しかけることができるおすすめなワードをコマンドとして教えてくれる。
「前回のコマンド」を初回起動から選択できる。
その際は選べない旨が流れてエラーハンドリングされている。
ちなみに「仕事効率化」カテゴリらしい。
22.ヨシオくん 危機一髪 Google版
話者:アシスタントをうまく使い、ヨシオくんもしゃべる
音:銅鑼の音とか ピコピコなったりする
かなり作りこまれてる。
会話劇を意識した結果、とにかくヨシオくんが不憫になる。
リボルバーの拳銃でロシアンルーレットをする。
撃つのを回避するたびに20点もらえるけど、この点数は何になるのかw
ロシアンルーレットなので1~6を選べるが、すでに選んだ数字は選択肢からちゃんと削除されてアナウンスされる。
そして最後に他のアプリの宣伝が入ってる。
23.ヨシオくん 危機一髪 Amazon版
Google版と同じだと思われる。
もちろんこっちでもヨシオくんは不憫である。
24.お願いサンタ! Google版
話者:高齢なお爺さんっぽい人が話してくる
音:クリスマスっぽい音楽が流れる
とにかく、めっちゃセンスいいアプリ。
なんというか、とにかくセンスがいいし夢がある素敵なアプリ。
「雨は~~」でモードチェンジするの流石すぎる。
このアプリは本当に天才だと思う。
残念ながら今はオフシーズン扱い。
25.お願いサンタ! Amazon版
Google版と同じ。
これはGoogle、Amazonどちらにも対応することに大きな意義がある。
26.どっちでショー Google版
話者:アナウンサーっぽい人と、アシスタントがしゃべってくれる
音:ででん!とか番組っぽいBGMが聴ける
本当にテレビ番組を意識しているのが伝わる。
この多数派と少数派の統計データはどこを参照してるんだろう?
それと、多数派が歓迎、少数派が残念な感じになってるのはなんでなんだろう?
27.どっちでショー Amazon版
Google版と同じである気がする。
28.アリバイサウンド
Googleのみ。
話者:デフォ
音:環境音
環境音を流す。
けど、単に流すだけのようにみえて、目的が居場所のアリバイを作るためというアプローチになっている。
なるほど・・
そういうアプローチもあるのかぁ。
29.歯みがきくん
Googleのみ。
話者:アシスタントのデフォ と見せかけて、なんかかわいい声が歌いだす
音:軽快なBGM 歯の裏側になると重低音が加わる
歯医者の資格を持ってる人に監修してもらったらしい、本気系のアプリ。
けど、終わる時に棒読みで「ヨクデキマシタ」となるシュールさを併せ持つ。
ちなみにこのアプリ、スマスピ界隈で気に入っている人をちらほら見かける。
30.なりきり独裁者
話者:アシスタントのデフォ?
音:シュプレヒコールが流れる
Googleのみ。
独裁者・・?
ともあれ国民が集まってきているらしい。
悪口はダメらしいんだけど、何が悪口に該当するのだろうか。
31.シナモンといっしょにチャレンジ!
話者:言うまでもない
音:言うまでもない
Googleのみ。
シナモンである。
サンリオのシナモンである。
そしてシナモロールであり、シナモンロールは間違いである。
先日、サンリオの投票で1位になってた。
シナモンとお着換えとかお片付けとかできる。
んだけど、まぁーすごいクヲリティ。
企業が本気出すとこうなるのかという印象を強く受ける。
32. にほんであそぼ 紙芝居
話者:言うまでもない
音:言うまでもない
Googleのみ。
元々の番組があるらしい。
昔話を教えてくれる。
たぶん番組内で取り扱った話題なんだろうけど、そのためめっちゃハイクヲリティの話が聴ける。
33. えいごであそぼ オートンクイズ
話者:言うまでもない
音:言うまでもない
Googleのみ。
こちらも番組があるらしい。
オートンってなんだろう。
ともかく英語の発音が聴けるうえにクイズもできる。
やはりハイクヲリティ。
ちなみにクイズは選択肢だけど、日本語で「3番(さんばん)」で通じる。
ためした結果
いわゆる「クソスキル」がない。
学べることがたくさんあった。
ユーザを楽しませることを念頭に開発してるんだろうなぁと率直に感じた。
そして中の人たちも作りながら遊んでそうな気もする。
どれもこれもクヲリティが高くて尊敬。
特にボイスカンフーとお願いサンタ!は本当にすごい。
アプリ起動時の
「ぱぱぱぱぱーー♪ ぼいすあっぽらぼー♪」
あれ、すごくいい。
ので、自分でもそれっぽいのどうにかして今後は使いたい。