2018/04/27(金)の「VUI LT! IoTLTスピンオフ企画@LINE」に参加しましたので、その参加ブログです。
所感というほど大げさでもないので感想レベルで。
なお、登壇者の方々が資料を公開しています。
ちなみに勉強会のツイートはまとめられております。
4月22日(日)にスマートスピーカーもくもく会に参加してたら、株式会社SmartHacksの山本さんが「スタッフが足りなくてー」みたいなことを口にしていらしたので「僕やりましょうか?」と0.2秒で返答したら0.2秒でスタッフにさせていただきました。※誇張表現
ちなみにSmartHacks社はこちらのページ
で、今回はスタッフ参加しましたが、ひとまず会場にはタイムキーパーとして最前列にいたので、今回は通常?の参加記事を書きます。
スタッフでこんなことやった ってのは別記事で書くかもしれない。
はじめに
会場はLINEさん。とても良い会場だった。なんだあそこ羨ましい。
ほぼ全員が5分枠。
なお、当日、いろいろあって順番が発表の順番が若干予定と変わっていましたが、それを知っているのは参加者だけなのでcompassの順に書いていきます。
スポンサーLT LINE株式会社 by 立花さん
会場案内とClova(会場に置いてあったのはfriends)のデモ。
会場特別として「ねぇ、くろーば」が起動ボイスになっていたようです。
■感想
僕は今のところ(さっきポチった)けど、Clovaは持ってなかったので、立花さんデモで欲しくなりました。
開発用のSDKはやくでないかなー。
LT1 VUIが与える人間の意思決定の影響について by Yoshua @ HoloAshさん
Yoshuaさんは発達障害のADHDのようで、ADHDの社会的課題をテクノロジーで解決したいという想いでプロジェクトを発足した(っぽい)。
プロジェクトのリンクはたぶんこれ
【ADHDの社会課題解決】世界の発達障害者の課題をテクノロジーで解決する - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
世の中、情報が多すぎる。
情報がが多すぎてワーキングメモリがショートしてる。これはスマホが限界なのではないか。
→ 次の時代はInternet of Voice。
で、世の中のスマートスピーカー等の自然言語処理の対象言語として最初に選ばれる言語はもちろん英語。
では優先順位2位は?
人口からすると中国?インド?
答えはアラビア語。
テロとかを検知するためらしい。
■感想
アラビア語については「なるほどぉ」と。
考えたこともなかった・・・
たしかにADHDの人は情報が多くてパニックになるとかなんとか聞いたことがある。VUIだと集中しやすい面もあるのかもしれない。応援したい。
LT2 スマートスピーカー×フィンテック。音声による投資サービスについて by 黒崎@STOCK POINTさん
STOCK POINT 株式会社さんは、株価の連動をポイントにして運用するシステムを展開している。
たぶん会社のリンクはこれ。
STOCK POINT株式会社
「アレクサ、〇〇」で話しかけると、Amazon Echo Dotが永久不滅ポイントを変換する銘柄とか、株価を答えてくれてた。
■感想
すごい実用的だった。ビジネス感ある。
ただ、やはり
「A社の株がX円です。ポイントでB社に~~~~~」
が、ものすごく長く感じた。
これはVUIだから仕方ないのかなぁ。
かつ、お金をやりとりするわけだから確認作業も含むわけなのでこうなるもんなのかなぁ。
LT3 アレクサ、あと何分?で遅刻知らずのライフハック by ちゃんとく at dotstudio
会社の始業時間が自由?なので、遅刻しがち
→ 始業といえば「十時だよ 全員集合!」スキル
→ なので学校のチャイム音を流した その後にスケジュールが流れる
で、なんかサンプル音声とかが「Speechcon」としてAmazonで公開されてるらしい。
■感想
チャイム音が懐かしい。
こういうスキルが気軽に作れるのがスマートスピーカーの売りの1つだと思う 。
LT4 スマートスピーカ栄光と挫折の事件簿 by NISHIZONO@クレスコさん
西園さんのお話。
※過去にスキル審査6回くらい弾かれたとかおっしゃってたので、その関連と思われる
要約するとアマゾンという密林の女神が以下のようなことをお告げしてくれる。
- Alexaスキルの審査でスキル名に「人名」や「地名」をつけちゃいけない
- 「いいえ」の発話テストをするとき、「はい!」「はい!」と元気のいい人が静かなタイミングで行うべき
- 「英語圏用スピーチコンを使わせてくれ」→「mp3が申請者のものなのか証拠を見せろと言われる」
ぜったいに、あきらめられない「再申請」が、そこにはある!
■感想
にしぞのさん、半端ない。
本当にパイオニアだなぁって改めて認識。
すごい楽しいLTだったのと、スライドの切り替え あれどうやってたんだろう?
パワポみたいに次のページに移るんじゃなくて、大きな絵を動くように見えた。
LT5 IFTTTでISS"が頭上を通過するときにGoogle Homeにハラショーと言わせる!(仮) by 伊藤さやか@unerry
IFTTTのthisとthatの数を数えたらthisが480、thatが406らしい。
宇宙ステーションは1日に地球を15.5回も回っている
→ ので、緯度経度を指定して、頭上を通過したら教えてくれる
タスクを登録すると ウェイクワード(呼び出しワード)の「アレクサ」をいわなくてもできる らしい。
■感想
宇宙ステーションの話も へぇ~ だったけど、この発表で一番気になったのは、ウェイクワードなしでAmazon Echoがしゃべりだす仕組み。
懇親会でもそれを聞きたがってる人がたくさんいらしたんだけど、伊藤さんが不参加だった模様。
LT6 電子工作でVUIを作ってみるチャレンジ" by のびすけ at dotstudio
電子工作でVUIを自作しました。
Grove(ってやつ)とArduinoを組み合わせた。
ウェイクワード「Hicell(はいすれぇ)」がなかなか認識できないのがつらい。
GROVE - 発話認識モジュールは、たぶんこれ
■感想
動画めっちゃ面白かった。
「はいすれぇ!はいすれぇ!」
スポンサーLT Clova Skillと内部構成 by はっとり様
Clovaの内部構造の話 としか言えない。
Clova Skillの開発はエキスパートに選ばれると試用できる!
もしくはLINE社に入社すれば試用できる!!
■感想
エンジニアな僕はとても面白かった。
エキスパートなりたいな。
LT7 5分でGoogle AssistantアプリをAlexaスキルに移植してみる…! by 田中みそ
タイトルの通りなんだけど、デモがうまく動かないので、5分動画を事前に録画しておいて、それを流しながらしゃべってました。
マイグレーションはやっぱり課題なんだなぁと感じた。
■感想
僕は事前に発表練習をみてたんですけど、ともかく早口!
めっちゃ早口!
5分じゃかなりしんどいよなぁという内容なのがもったいない。
Google AssistantとAlexaのどっちも知ってるという前提になってるのももったいない。
どこかで30分くらい話しても十分いいと思ったなぁ。
LT8 自分の位置によってGoogle Homeに発話、家電操作およびLINEメッセージ送信(Google Home + Raspberry PI + 赤外線モジュール + LINE Messaging API on iOS) by 國原 at WHITE
Google Homeのローンチパートナー
・日本史語呂合わせ
・絶対音感オーケストラ
を、リリースしたところ
で、今回は出来るだけ自動で執事のように振舞ってくれるモノをつくった。
時間切れであんまり詳しくは聞けなかったけど、家電をコントロールしたという内容。
■感想
家電制御は、やはりやりたくなるよねぇと思った次第。
LT9 VUIとスマートキッチンについて by ymd @ Cookpad
クックパッドのスマートキッチングループ。
スマートスピーカーはどこに置くのか
→ キッチンとリビングがもっともポピュラーな置き場
クックパッドはスマートキッチンをやる。
■感想
前の勉強会でも近いことを聴いてたので、クックパッドさん やってるなぁ と率直に思った。
料理してるときは両手がふさがるし、水で濡れてることも多々あるのでとても相性いい。
LT10 キャラクター音声によるボイスコミュニケーション設計 by 根岸 @CYBIRD
イケメンシリーズでお馴染みのサイバード社。
LTはまさかの椎名乙葉(というキャラ)がひたすらしゃべるという展開。
登壇者がしゃべらない。
やはりボイスがあると、ヒトはそこに人格を求める
→アレクサとかのテキストボイスはイマイチ
2018~2019年はスマートディスプレイがくる!
「キャラクター」+「音声」
■感想
イケメンシリーズをちょっとやったことが僕は個人的にあって、アレクサのイケメンスキルがすごいのを体験済みだった。
ので、「おおお!あのサイバード社が!!」ってなりました。
キャラにLT完遂させるってなかなかロックな感じでした。
LT11 アプリ難産だったけど嫁のおかげて無事にアプリをリリースできた話 by もっちゃん
Googleのイベントに出席したい!
→ 出席の条件に「作ったアプリ」を記載する欄が必須であった!
→ どうにかして作るしかない!!
→ アイデアが浮かばない!!
→ 妻考案のアイデアをリリース!!
妻考案のアイデア
→ 計量カップと大さじ一杯みたいなのを比較する?変換する?とかそういうの ※詳細聞き洩らした・・
そしたら
「計量」が「軽量」になるわで苦労した・・・
アプリ名も既存のアプリと被せられない早いもん勝ちだし・・・
時間押してたけど最後に
「子供向けのアプリ開発の場をつくりたい!!」
とのことでした。
■感想
もっちゃんさん よく見かける。
そして、もっちゃんさんが みそさんを参考にしまくってたとのこと。
そういう繋がりはいいですよねぇ。
子供向けに何かできないかという最後の最後の話、もうちょい詳しく聞きたかったな。
LT12 Unibo×Node-Red話 by わみ
Uniboというロボットがでてきた!
音声起動するし
画面あってロボットとしての表情や、動画が流せたり
いろんなセンサーがついてるし
なんかもうすごいロボットだ
そしてかわいい
■感想
未来感がとてもあった。 懇親会でいろいろ開発秘話を聞かせてもらって すげぇぇぇ って感じ。
LT13 僕とVUIの出逢い(初のVUILTなので胸熱なお話し) by 山本@SmartHacks
アイアンマンみるとワクワクする!
ワクワクするとはなんだろう
→ 人類の繁栄は好奇心である!
肉が食べられなくなった
→ 貝、食べられるんじゃね?
という流れがあったからこそ
なお、
登壇者、会場のご提供、懇親会のスポンサリングを募集中
■感想
プレゼンすごいうまかった
胸熱なのがすごい伝わった!
全体を通した感想
センサネットワーク
→ ユビキタス
→ IoT
→ VUI
と流れてる感覚がなんとなく得られた感じです。
個人でも、企業でも、手探りながらいろいろアプリ(スキル)を作っては公開しているんだなぁと実感。
やっぱり、画面を見ないで良い、手を触れなくてよいというのがVUIの売りだと僕は思っててクックパッドさんとかは思いっきりそれだなと。
そして、デフォルトなテキストボイスよりもそりゃあ声優さんがしゃべったほうが声としてはいいだろう。
まぁ、機械っぽいのが好きな場合もあるけれど。
というわけで、僕自身もこの業界は首突っ込んでいこうと思います。
最後に
Clova Friendsも買いました