技術書典6で「OneStop目標設定の技術」を読みました。
この本はネタバレを目的にしている気がします。
どんな本か
エンジニアの登壇を応援する会というグループがconnpassに存在し、そこでLT大会をした方々が目標設定について記載しています。
そして特徴的なのは、この本は完結していなく、まさかのCall for Papersの本です。
次回の技術書典7を目標に著者を募集しています。
いや、募集していました?締め切りが過ぎてるかもしれないです。
目標設定とそれを達成するテクニックが記載されている
目標設定というテーマに対して、著者の人たちがやっているテクニック等が記載されています。
1on1面談のやり方もあれば、人生単位の目標、10年後の目標など人によって状況が違います。
でてきたやり方として、以下があります。
マンダラチャート
ヘミングウェイ方式
if-thenプランニング
これらが1つの章にわかりやすく載っています。
また、著者陣に共通する事項として大きな目標を抽象的にたてて、それを年単位、月単位等に細分化しています。
これはよくある話かもしれません。
1on1のやり方
エンジニアとして管理職もしくはリーダーになった際に、リーダー側の視点で書かれている本は少ない気がします。
この本は形式だけの面談や長すぎる面談について警笛に鳴らし、あくまでメンティ側を背中を押すにはどうすれば良いかにフォーカスされています。
この視点は対象が自分でも使える気がしますし、読んでおくと主体的に話させる大切さを再認識できます。
重要なのは仲間の存在
この本で最も重要な要点は目標のためのテクニックではなく仲間の存在だと感じました。
一人ではなく目標を立てた者同士が、お互いに助言・切磋琢磨していく環境づくりがこの本の肝ではないでしょうか。
おそらくその人達が集まっているグループが「エンジニアの登壇を応援する会」なんだと思います。
というわけでご関心ある方はconnpassをぽちってメンバーになっておくと良いと思いました。もちろん僕もぽちってあります。