ごきげんよう。 トラブルメーカーです。
このブログって、僕の感想ですよね?
はい。なので誤情報あるかもだし、責任は取らないし、参考です。
最近はブログから遠のいてますね。
アドベントカレンダーも参加してないです。
さて、相変わらずトラブルに巻き込まれて、「そういえば」と思い出し、話題のフリーランス新法について国の方針とかも調べました。
んでもって該当したので「フリーランス・トラブル110番」にも電話してみたわけです。
受付の対応は正直酷かったですが、後日、担当弁護士と話したら神対応でした。
自分のブログなんで無理にAI使わないし、構成とか考えもしないで好きに書きます。
ですます・である調も気にしない。
ら抜き言葉とかも気にしない。
校正しなくて良い媒体サイコーFooooo!!!!
結論
弁護士対応は論理的な対応で、僕の認識との違いやアドバイスを頂き、素晴らしかったです。
受付対応は酷かったです。
そもそもフリーランス新法って何よ
フリーランス、いわゆる個人事業主を保護する目的で、今までよりいろんなルールを国と団体が明文化しました。
主に内閣府、公正取引委員会、中小企業庁、厚生労働省が関わっています。
フリーランス新法は2024年11月からすでに施行されています。
「フリーランス・事業者間取引適正化等法」が正式名称。
また、
とかも呼ばれることがありますね。
詳細はここが一番見やすいかもしれません。
すごい癖のある絵で個人的に視覚的にきつかったのは別の話ですが。
公正取引委員会のページがしっかりしてる
おそらく、公正取引委員会のページが特にわかりやすい、かつ、しっかりしてます。
自分が個人事業主、もしくは個人事業主に発注する事業者なら、こちらを確認した方が良いでしょう。
■フリーランスの取引適正化に向けた公正取引委員会の取組
www.jftc.go.jp
なんでわざわざ「新法」
よくあるトラブルに「言った言わない問題」があります。
書面に残っていないやりとり。
悪質な業者はこういうのが嫌で書面をつくるのを嫌がる場合があります。
契約書の作成や、契約書の文面の説明について、はぐらかして来たら逃げましょう。
その業者からは秒で逃げることを強くオススメします。
こういうトラブルが尽きないので、法律としてNGな行為は事前に明文化してしまおう。
ってことで特にトラブルになりがちな事例から、契約書および業務中・納品時のNG例を改めて明文化したので「新法」ってなってます。たぶん。
要は個人事業主の不利益を減らす目的
要するにフリーランスというか個人事業主に降りかかる不利益を減らす目的で制定されました。
たしかに国が副業(複業)しろ、投資しろと言ってるんだから、こういう整備は明文化してほしいところ。
以下に目的について行政がPDFにしてくれています。2ページ。
■フリーランスの取引に関する新しい法律が11⽉にスタート︕
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/download/freelance/law_03.pdf
フリーランスの⽅が安⼼して働ける環境を整備するため、①フリーランスの⽅と企業などの発注事業者の間の取引の適正化と②フリーランスの⽅の就業環境の整備を図ることを⽬的と②フリーランスの⽅の就業環境の整備を図ることを⽬的としています。
僕はクライアントの社長が(今でも)支払いから逃げた・逃げてるんで裁判やって本を書いたけど、
フリーランスは個人事業主なので、企業やクライアントからしたら舐められることが多々あるのが現実です。
無料なんで興味ある人はどうぞ。こういうのは共有知にしていかないとね。
個人事業主の職種は限定されない
フリーランスというと僕から見える景色だと
・プログラマー
・イラストレーター
・声優
・VTuber
・ライター
とかですが、個人事業主の業種に制限はないようです。
さらに発注者が企業ではなく個人事業主でも適用されるように見えます。
※実例がすぐにはみつからなかった・・・
理不尽として想定しやすいのは、
例えばライティングの仕事でも1文字0.1円以下とか明らかに生活できない金額とか。
自爆営業させられたり、後から条件変えられたり、納品物を返品してきたり、いろいろあるわけです。
ちなみに下請法とはまったく異なります。
契約書大事って話
もっと要約すると「契約書は大事だよね」「特にここは事前に明文化して共有してから契約しようね」って法律です。
当たり前といえば当たり前なんですけど、結局のところすべての書面を交わしても人間の脳内変換や、屁理屈、抜け道というのはできてしまいます。
僕は良くも悪くも文章の抜け道とかをみつけてしまう習性があり、QAエンジニアとして活かされることもありますが、やはりトラブった時は専門家である弁護士を頼ります。
好きでトラブってるわけじゃないです。めんどくさい。
こういうことをやっていると、クライアント様の法的熟練度と言いますか、契約書のザルっぽさもわかってきてしまう。
特に、スタートアップ・ベンチャー・1人社長の企業は良い顔して、都合の良いことを言ってくることが経験上非常に骨身に染みてますが、たいていこういう時、契約書について
弁護士にチェックしてもらっている
司法書士が書いている
先輩がこのように書いていたので流用している
等々を契約時に言ってきたらアウトな企業です。
マジで。
ザルなのでトラブルの種です。
あと、第●条が複数続いてるとか、書面で明らかにおかしいところも契約という行為を舐めている人・企業なので逃げましょう。
担当弁護士とのやりとり
フリーランス・トラブル110番(再掲)のフリーダイヤルに電話するところから始まります。
最初は受付
まず電話すると、弁護士対応が必要なのかの確認と弁護士対応の予約について促されます。
ちょっとその対応が酷かった。
今回の僕の相手がやってきた行為が刑事罰相当の可能性があった。
刑事罰相当の話は対応外?
クライアント(発注者側)が刑事罰相当のことをやってきたんで相談しようとしたら、基本的に民事的な話の担当になる?のがフリーランス・トラブル110番らしい。
Webページにはそんな旨は書かれていないわけです。
110番って警察の番号なのですが・・・
結果曖昧に終わってしまったので弁護士に確認しようと自分で納得させました。
受付の人はホントに受付
受付の人はホントに受付の人なので、
「◯◯のようなことになってて弁護士相談が必要かどうか悩んでるんですけども。」
と言っても
『私は受付なので繋げることしかできません』
になります。当たり前かもですが。
話の最後にまさかの1週間後になる旨を告知
受付といろいろ話した結果、じゃあ弁護士と繋いでくれるとなったら
「現状、大変混雑しており早くても1週間後となります」
なぜ最初にそれを言ってくれない。
状況が日々変化する中で、1週間は大きすぎたわけですが、受け入れるしかないので受け入れました。
ちなみに電話予約は日付と、午前・午後レベルの粒度での予約になります。
僕は昼の12時半ごろに弁護士から電話きました。
※電話なんで「自称」弁護士なんですが。
他にも結構ひどかったんですけど、名誉毀損とかになりたくないし、結果的に弁護士対応は良かったのでここに残すことは辞めておきます。
弁護士と電話でやりとり
フリーランス・トラブル110番のWebページだと電話、メール、対面、Web(ビデオ通話)での対応があるとのことでしたが、まずは電話でした。
話を始める前に制限時間を訪ねたところ、ほんとに電話の順番待ちが多いらしく、「だいたい15分」とのこと。
無料とはいえかなり短いですね。民間弁護士でも相談無料30分のところも多くあります。
僕は変な話、弁護士に相談する際に、どこが重要になるのか争点はわかっています。
なので予め伝えるべき状況と、被害?状況、今後の対策などについてまとめており、僕が法に抵触しない行動と、クライアントの無茶振り文言が法的に有効なのかを確認しました。
流石にその内容はここには書けないんですけど、僕が独自で調べた結果の法的解釈、判例、制限範囲、法律にはあるけど実際に訴えられる現実的なリスクなどについて弁護士に確認する作業でした。
あと僕が巻き込まれ事故の被害に合わないかとかね。
結果、ほとんど僕の想定通りだったのと、弁護士独自のアドバイスの付与を頂き、
「話を聞いている限り、酷い契約書なんで、萎縮する必要はないでしょう」
と言質もらったんで助かりました。
最後に話してくれた弁護士の名前を伺ったんですが、どうやらそれは勧誘行為なので禁止とのこと。
相性良い弁護士が見つかると後々助かるんですけど、良くも悪くもそれができませんでした。
フリーランス・トラブル110番のページをみると、電話解決しなかった場合、必要に応じてWeb会議か第二東京弁護士会での対面相談になるようです。
■第二東京弁護士会 (東京都千代田区霞が関1-1-3弁護士会館9F)
https://niben.jp/
電話して良かった
結果、僕が危惧していた点は無料電話対応だけで払拭できたんで満足です。
ただ、受付がよろしくなかったのと、弁護士対応時間は事前に言われなかったので必ず最初に確認しましょう。
弁護士対応は(僕の場合は)15~20分程度なので、事前にトラブルにおける5W2Hをまとめておきましょう。
時系列で、登場人物・関係者は誰か、今どうなっているのか、今後どうすべきか(どうしたいか)などを整理しておくことは必須です。
時間縛りがなくても、自分でまとめておくことは身を守ることにも、自分の仕事の整理にも繋がるので意識しておくことを勧めます。