フリーランスをしていると様々な仕事の依頼がきます。
大変ありがたいことです。
しかしながら、何期も独立して仕事をしていると、断ったほうがいい話というものに気づき始めます。
海外案件であり、非常に魅力的な話でしたが、担当者の対応が怪しかったので案件を断った話です。
なお、守秘義務についてまったく触れてこなかったのもあり、特定されない範囲でブログに記載します。
前提
フリーランスをしているとお仕事を任せてもらえることは大変光栄です。
本当にありがたい限りです。
僕の場合は、メール等よりTwitterDMの方が依頼が多いです。
「好きに生きる」と決めたのでセルフブランディングの意識もせず、好き勝手にツイートしている中でお声がけをいただくことは大変ありがたいです。
今回の話そのものは魅力的
僕は暗号資産トレーダーでもあるため、その手のお話がくることがあります。
surumegohan-crypto-coin.hatenablog.com
今回もそのようなお話で、仕事というより個人としての依頼とも考えられるお話でした。
俗に言う「プロトレーダー」として活動する旨と、そのリーダーになってほしいとのこと。
期待される報酬は非常に魅力的で断る理由は特にありませんでした。
担当者が信用できなかった
フリーランスとしては契約書が極めて重要です。
裁判してますし。
偉そうなことを書いてますが、後々のトラブルを避ける行動は極めて重要です。
特に暗号資産が絡むとなると、がっつりお金関係なのでしっかりした対応がお互いに求められると考えています。
それではどの点が信用できなかったのか。今回はかなり薄い契約書でした。
■期限ギリギリ
Web会議にて打ち合わせを行ったのが日中でした。
「今日中」に契約書が送付されるということで待っていましたが一向にきません。
結果、日本時間の23時57分に頂きました。
ちなみに時差が大きい地域ではありません。
まぁ間違っていないので、年度末ですし特に大きな問題としませんでした。
■契約書が酷すぎた
そんな23時57分にメールにて届いた契約書。
これまでの人生で一二を争うほどの酷さでした。正直驚きました。
冒頭で当事者AとBが誰かと明記されていましたが、内容ではバーティAB、甲乙、当事者ABとバラバラ
編集し放題なWord
打ち合わせ時に話したこちらのメリット、デメリット(リスク)について記載なし
問題発生時の対応について、現実的な内容に触れていない
英語と日本語の書面がきたが、どの言語が最優先されるか明記されていない
説明が一切なかったTelegramでの発信(任意ではあった)
締め切り3分前にこれを送られてきて、効力が3分後からと。
■修正依頼をしても酷かった
先方としても年度内のノルマがあるのでしょう。
もしあるなら、そのしんどさは僕も十分認識しています。
早朝5時過ぎに再度メールが着てました。
しかしながら、修正された契約書をみて断ることにしました。
環境によっては書面に一部文字化け
相変わらずWordなのでいじりたい放題
社名が文書内で異なる
相変わらず当事者の呼び名が違う箇所がある
暗号資産という世界の話でまさかの「中国語」が最優先という突然のチャイナリスク
守秘義務や個人情報の扱いについて何も記載がない上での中国最優先
お話は極めて良い話でしたが、リスクが半端ないです。
そして再送してまで、契約書のいい加減さ。
担当者がそれなりの役職のような肩書でしたが、残念ながら、この書面およびリスクを含みすぎなので関わらないことにしました。
契約書がずさんであり、かつ、中国ともなると僕の個人的な勝手な経験から明るい未来が僕には見えませんでした。
もちろん、差別的な意図はないですが、中国全体を否定しているわけではなく、今回の対応では本件は危険だと判断しました。
まとめ
すごくいい話の依頼がありましたが、担当者の対応と契約書の怪しさが目立ちお断りさせていただきました。
もちろん、文化的・習慣的なこともあるでしょう。
きっちりしてなくともサインする人も多いでしょう。
けども僕にとっては不信感が募りすぎたというお話でした。
契約書がずさんなところは、テンプレートすら用意してないのでリスクしかない
以上