はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
ピポパポパピピポピポ・・ピーピーピーピーヒョロロロ~~
この文言を見て、懐かしさを感じたら同類です。
今回は現在開催されている
はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
というものに投稿してみることにしました。
出会いはWindows95
うちには物心ついたときからPCがありました。
5インチフロッピーでシムシティとかやっていた幼少期を覚えています。
そんな中で小学校高学年になった際、
我が家のPCがWindows95対応のニューマシンになりました。
そして当時、はじめて「インターネット」というモノを利用することになりました。
もし、インターネットがなかったら、ITエンジニアという職はかなり限られているので、ファミコン等の家庭用ゲーム機のゲームプログラマーを目指していたと思います。
ピポパポパピピポピポ・・ピーピーピーピーヒョロロロ~~
ダイアルアップ海鮮でインターネットに接続します。
その時にこの音が流れていたわけですね。実に懐かしい。
ちなみにWindows95の再現動画がYoutubeにあがってました。
※音量注意
電話ができなくて怒られる
当時はネット環境が定額制ではなく従量課金制でした。
そして電話回線を使うという仕様があったため
インターネットというかブラウザを開いてネットサーフィンをしていると家の電話回線が利用できず、家の電話にかけてきた人にたいして話し中の「ぷーぷーぷー」が常時反応することになります。
毎日毎日長電話をすることが生きがいの保護者に電話が使えないとしこたま怒られました。理不尽。
オフライン接続
通信料金が定額制ではないので、なるべくネットサーフィンは節約する必要がありました。
そこで、当時はブラウザに「オフライン接続」という機能があり、目的のWebページが開かれたら即時その設定をONにすることで一時的にネットワークを切断し、通信料金がかからない状態でWebページの内容を閲覧することになってました。
当時はテキストデータが多く、今思い出すと明らかに黒歴史であるWeb小説とか掲示板とかが多かったので文字を追っている時間はオフライン接続とする習慣になっていたのです。
そして、画像データはもちろんテキストデータよりも表示が遅いです。言うまでもなくデータ量が多いので。
なので、Webブラウザを開き、画像データが読み込まれ始めたら即時オフライン接続にするという儀式も行われていました。
今思うとネットサーフィンは忙しい作業だった気がします。
クラスの人気者になる悲劇
もともとうちの家は学校のチャイムが聞こえるくらい学校に近く、家庭用ゲーム機もそれなりに揃えていたので僕の部屋はよくたまり場になっていました。
Windows95~98時代には、有名人・芸能人で流行に乗ってる人はファンサイトを作り、ゲームの攻略サイトなどもでてくるようになりました。
しかしながら、当時はインターネット環境は一般的にはPCのみであり、所有している人も限定的でした。
そのため、もともとたまり場になっていた我が家にインターネット目的で来訪してくるクラスメイトがくるようになった・・・わけですが。
男女問わずWelcome状態であったため、野郎が何人かでTVゲームをしている裏でクラスメイトのご婦人方がネットサーフィンをするという悲劇がおきました。
はい。
その人たちはネット料金なんて考えたことがなく、アイドルやタレントのWebページを片っ端からオンライン接続しまくって画像データをバンバン表示させ、あまつさえプリンターまで使われたわけですが。
翌月、クラウド破産のようなことになり、やはりしこたま怒られました。
というか・・・これ僕が悪いんですかね。
ホームページをつくる
中学生になった頃にはHTML、CSSの書き方を覚えてホームページを作ってました。
当時はブラウザによって表示できないCSSがあったりしましたね。ネスケぇ・・・
そして、そのうちCGIに興味をもちレンタル掲示板を設置したりすることになります。
ここらへんはもうお約束ですね。
高校生になっていくと、CGIやFlashを自分でどうにかできないものかと考えたりしました。
パーミッションの考え方、PHP、Perlなどに触れていくのはこの頃ですね。
そして情報工学系の大学へ・・・
ゲーム類はもちろん、義務教育時代からPC環境に触れてきたのもあり、情報工学系の大学に進学することになります。
そのうち「Webブラウザのフロントエンドよりネットワークの構築技術に関心がある」ということでネットワーク系の研究室に入り、大学院修士まで進学します。
そこで今で言うIoT、位置情報、VUIなどに関連する研究を進めていき、それらの経験が活かせる企業に新卒入社することになりました。
まとめ
クラナドは人生、のごとく、インターネットは人生です。