するめごはんのIT日記

主にITネタを書いていくのさ

起業系の本を読んでた

ごきげんよう

2019年になるわけなので、英語とかエンジニアリング以外のお勉強も年末からしてました。

以下の本たちを読んでました。
僕は起業経験がないので、あくまで読んだ感想のメモです。

1.サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方

2.6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する

3.社員ゼロ! 会社は「1人」で経営しなさい (アスカビジネス)

4.株式会社のつくり方と運営 ’18~’19年版

あとは去年、退職前の会社員時代に買っていたのが以下。

5.起業1年目の教科書

6.ゼロからいくらでも生み出せる! 起業1年目のお金の教科書

7.起業を考えたら必ず読む本

他にも合同会社系の本は結構読んでました。

なんで読んだの?

会社員を辞めた時に、起業はありえると思って当時は読んでいました。

年末年始で読んだのは、2019年どうするかということで再勉強が必要でした。

フリーランスでも良いですけど、今後の働き方の1つとして考えたためです。
とはいえ、どこかの企業に属する可能性もある状態です。
関心が高い企業も数社ありますし。。

※入れるかはもちろん別

読んでみてざっくり

合同会社と株式会社の違いは結構わかりました。

個人単位なら出資金そのままの合同会社でいい気もしますけど、
エンジェル投資家とかVCが絡むなら株式会社じゃないと話にならないわけですね。

株の3分の1持ってる人は拒否権とか行使できるんですね。。
とはいえ、VCとかに株をお買い上げいただくとなると、何割の株をお渡しするのかとか駆け引きになりそう。。

1.Exitをどうするか

サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方

に、強く書いてありますが、
会社は最終的には売却するか畳むかの2択になります。
自分が亡くなったら別でしょうけども。
個人ではなくて「法人」で「法」の「人」なので。

個人で起業して、それを死ぬまで続けるか、Exitするかということになりますが、
Exitする場合はM&AIPOかになりそうですけど
そもそもタイミングわからなくないですかね?

これは会計知識があるのは前提として、連続起業家とか、とにかく経験を繰り返していくことでタイミングはようやくつかめていくような気がします。
なので、サクッと売却は簡単にはできない気が、、

2.家計簿書いておいて良かった

どの本を読んでも、
「お金管理は重要ですが、家計簿をつけてないような人は失敗しやすい」
という旨が書いてあります。

家計簿を書いておく習慣は僕にはあるんですけども、それをやっておいてことは結構プラスに働きそうです。

3.本によって事業計画のとらえ方が違う

会社をやるなら、事業計画が必須ですが(当たり前かもですけど)
本によって扱いがかなり異なりました。

特に銀行融資を受けるなら、それなりに綿密な事業計画書が必要になります。
なので「しっかりやりましょう」という本もあれば

個人が生きていくレベルで起業するんだから、会社を大きくはむしろしない。
その場合は、必ずしも民間や投資の融資がなくても、自分や家族・友人のお金でどうにかするので、
えいやで事業計画を作ってしまって、「やりながら変えていけばいいじゃない」。

という本もあります。


知人類からお金を借りるのを前提ってどうなんだろうか。。

「上場めざしてイケイケでいくぜー」
みたいな場合でなければ、こじんまりでも個人的には良いと感じました。

4.役員報酬を決めるのが大変な印象

1人で株式会社をやるなら融通が利くんですけども、役員報酬の金額設定が結構大変そう。

株式会社の手続きとか、流れとかを調べていると
役員報酬
が厄介だと思いました。

法人税とか住民税とかもありますし、社会保険料とかも計算が大変なんですけど、
その基準の数値として役員報酬が計算単位になる流れに見えます。

けどこれ、個人の会社だったら役員報酬はゼロ円で、役員賞与だけでも良くね?

って気もしました。
適正価格がわからない上に、変更もしにくい。

5.自分軸と市場軸

自分でビジネスモデルを考えるわけですけど、その際に
自分のやりたいことを自分軸、市場感を市場軸とした場合、

市場軸を重視しすぎるとたいていダメらしいです。
やりたいことありきで起業しているのに、市場感にひっぱられると
一時的には儲かるかもですけど、続かないことが多いとか。

たしかにそうなると、なんのために起業したの?となるのもわかる気がします。

起業してやりたくないことやるとか、メンタル的にも折れそうです。

6.一番大事なのは「何をやりたいか」

イデアがゼロでも起業できますー
知識がゼロでも起業できますー
お金がゼロでも起業できますー

とかは、うたい文句にあるんですけども、結局のところ

何をやりたいの?

に集約されるという印象です。
イデアも知識もお金も「どうやるの?」の話であって
「何をやるの?」
がないと何にもならないです。

そりゃそうだ。

気づいたところ

上記以外にも、もろもろあるんですけども
「何をやりたいか」
を考えた際に、僕はやりたいことがありまくるタイプなので、事業が1つは逆にしんどそうだなと気づきました。

経営者になると、エンジニアリングも含めて、お金回す時間や書類関係がどうしても増えてしまいます。

それが嫌で、会社員を辞めた後に起業ではなくて、しばらく無職してフリーランスになったわけですが
とはいえ、社会的に大きいことをやりたいとかになると、やっぱり会社じゃないとできないと2018年でまざまざと感じたので
さて、どうしたもんかなと。

それに、VUIでフリーランスはやっぱり限界ありますね。
そもそも企業レベルでも投資どころか、下手したら投機レベルなのが2018年でした。
他の仕事も併用すればいいんですけども。

どこかの企業に属しながら、自分で株式会社やるってのもできなくはないでしょうけど、圧倒的に時間と体力が足りない気もします。

まとめ

株式会社起業のだいたいの流れの知識はつきました。
とはいえ、経営しながら
「やりたいこと」
を取捨選択するのが僕には現状、しんどそうだなぁとも感じた次第です。

余談

ちなみに僕の中で

会社員:マネージドサービス(RDSとか)
個人事業主:EC2
起業して社長とか会社役員:物理サーバー

みたいだなとは思いました。