するめごはんのIT日記

主にITネタを書いていくのさ

IT業界の光と闇の世界を垣間見るAlexaスキルを作って公開された話

ごきげんよう

Alexaスキルの2つ目が先ほど公開されました。
|\○ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!

f:id:surumegohan:20180515154222p:plain

このスキルではIT業界のの世界を垣間見ることができます。

ってかこれ、スキルの内容的に審査通ってよかったのか疑問だけど、AmazonさんがOKならOKなんだろう。

Amazonのスキルで検索するときに「IT業界」と入れると今のところ、このスキルだけ検索にひっかかるらしい。

審査は1回だけ落ちて、2回目で通りました。
これは意図があったので、1回目は落ちるべくして落ちました。その内容はこの記事の中にも書いておきます。

Amazonのスキルストアにある説明文

■呼び出し名
「IT業界の光闇」(あいてぃぎょうかいのひかりやみ)

■説明
「アレクサ、IT業界の光闇(ひかりやみ)を開いて」と話しかけたら、スキルの説明が始まります。

その後に、
「光」や「光の話」と話しかけたら、IT業界の良い話を返します。
「闇」や「闇の話」と話しかけたら、IT業界のよろしくない話を返します。
「ヘルプ」と話しかけたら、ヘルプになり、スキルの説明を返します。
「ストップ」と話しかけたら、スキルを終了します。

「光」「闇」「ヘルプ」のどれかを話しかけ、返答が終わったら、再度、「光」「闇」「ヘルプ」「ストップ」とそれぞれ話しかけた動作を実行します。

■このスキルの内容と利用について
良い話、よろしくない話をAlexaが話しかけてくれますが、「あるある話」や勝手な主観が混じっております。

あくまでジョークのスキルだとご理解ください。

なんでこんなの作ってんだよ

以前は、大阪弁で相槌を返すスキルを作って公開されました。

surumegohan.hatenablog.com

で、その時は、ユーザが「ストップ」や「ヘルプ」以外の言葉を話しかけた時はなんでも相槌を返すようにしてました。

今回は、スキルの作成および公開で試したいこともあって、それをやってみた次第です。

Intentを識別する言葉の数が少ないと怒られるか

今回は「光の話」か「闇の話」どちらかをユーザが選ぶのですが、あえてそれぞれのIntentを「光」「光の話」という2つだけで1回目の審査に送りました。

案の定、少なすぎるという理由で審査が通らなかったのですが、Amazonさんから「例えばこうしてください」という具体的な例が4種類も返ってきたので、それに乗っかりつつもプラスして、結局12個ずつ作ってます。

つなぎ語に「と」が使えるか

Amazonのカスタムスキルは呼び出し名に「つなぎ語」が使えません。

前回の大阪弁相槌は当初「大阪弁で相槌」という呼び出し名だったため、「で」が使えなかったのです。 規約にもそれはちゃんと書いてある。

他にも 「を」 「を使って」 などは現在のところ使用不可らしいです。

これはおそらく、Amazonがもともと英語対応をしていて、日本語は後発のため、日本語の助詞の解析が困難だからではなかろうかと勝手に推察しています。

で、今回の「と」は英語だと「and」もしくは「or」にカテゴライズされそうですが、「と」は使用禁止例に記載がなかったので、使えるのかなと。

そのため当初は「IT業界の光と闇」という呼び出し名でしたが、「と」が理由でダメでした。

じゃあ「IT業界の光や闇」で「や」ならいけるのか?とも思いましたが、ダメそうな予感がしたのでやめときました。

利用規約のリンク

Alexaのスキルを公開するための画面でプライバシーポリシーや利用規約の記載があるURLを入力することができます。

大阪弁相槌の頃はスルーしたのですが、今回ためしに僕のgitなハブにmdファイルを設置して、そこへのリンクを利用規約の欄に記載してスキル審査をお願いしました。

結果的にそれはどうやらOKらしいです。

これはつまり、利用規約などのURLへのリンクはAmazonのスキルストアに記載されていて、そこから画面遷移できるけども、画面遷移先は自由に変更できるのではなかろうか。と考えています。

いちお、今回のリンク先にスキルの説明や利用規約っぽいことは記載しておきましたが、スキル公開されたら、リンク先をAmazonさんがいちいちチェックしていなければ、なんでもできちゃうんじゃね??

と思っていて、ある意味危険だなぁと感じた次第です。

呼び出し方の説明にふりがなをカッコで入れられるのか

今回は上記画像の通り

「アレクサ、IT業界の光闇(ひかりやみ)を開いて」

と、カッコでふりがなを振ってます。
これって審査通るのかなぁと思いましたがOKでした。

Amazonのページのスキルの詳細欄に

呼び出し名: あいてぃ業界のひかりやみ

と記載されていて、これで僕は申請したので、ここはそのまま反映されるらしい。

なるほどなー。

ちなみに なんで素直に「IT業界」って呼び出し名に書かなかったかというと、呼び出し名の最初の1文字目に大文字のアルファベットが指定できなかったから。

そして「it業界」だと「いっと業界」になりかねないと判断して、「あいてぃ業界」にしました。

どうでもいいような、こだわるべきなようなところ

今回、ユーザは「IT業界の光闇を【開いて】」と話しかけると、IT業界の光と闇の世界を垣間見ることができるのですが、別に「<呼び出し名>をスタート」とかでも良いわけです。

で、スキルストアにこれはスキルの起動方法として記載されるのですが、今回のスキルの性質上、「光と闇の世界を開いてもらったら面白いかもしれない」みたいなことを感じたので、【開いて】のみを呼び出し例として申請しました。

闇が深い

実は光の話より、闇の話の方が数が多いです。。。 IT業界の闇は深い。

あと、いちお、利用規約ページにも記載したのですが

「自分はこんな闇に遭遇した」
「こんな光の話があるよ」

とかあれば、Twitterにでも連絡をいただけると、もしかしたら、僕が気が向いたときに、もしかしたら、時間があったら、もしかしたら、追加するかもしれません。

もしかしたらです。
確約はもちろんしません。

大事なことなので何度も言いました。
けど、なんかネタがあるなら、もらえたら面白そうではある。

最後に

IT業界にあれ