するめごはんのIT日記

主にITネタを書いていくのさ

NOIDアンバサダー廃止の件

ごきげんよう

平成でNOIDアンバサダー制度はなくなりました。

後述しますが、アイリッジ社はNDA締結を複数回拒否しているので、たぶんこれは自由に話していいということなんだろうと。

本来、オフィシャルが先にこういうのをアナウンスするのでは?と思っていますが、そういう気配がないのでさっさとツイートしました。

そしてオフィシャルからもツイートがありました。

ちなみにいろんな人に言われますが voiceflowが資金調達して市場有利とかは僕の視野では無関係です。

もちろん、僕がアイリッジ社に入社することもないです。

原因

どこまでもおざなり対応で不遇

これに尽きます。

そもそも制度がわからん

僕はそれなりにNOIDアンバサダーをやってきたつもりでいます。

AAJUG関東1回目のハンズオンもそうですが、僕の登壇スライドや名刺にはNOIDアンバサダーを明記して、AlexaDayAWS Startup day等でもNOIDを明記して時間があればNOID is 何についても話しています。

たとえその場にアイリッジ社の人がまったくいなくても。
たとえその場があることをアイリッジ社の人がまったく知らなくても。

どんな称号・肩書であろうがそれを背負うからには僕は全力でやりますし、OracleACEだろうがAlexaチャンピオンだろうがLINEエキスパートであろうが同じです。

ただ、過去および現行のこれらの制度は当たり前ですけど、目的や線引きがしっかりした合意書面があるはずで、NOIDアンバサダーは本当に何もなかったです。

ビジネス的な貢献度もわからん

僕はアイリッジ社にNDA締結を複数回進言して、すべてスルーされています。

これはなぜかというと、アイリッジ社のNOID以外も含めてガチなビジネス契約に複数回関与して複数回成立しているからです。

もちろん対価は何もないです。

さすがにNDAがないとあかんだろうと何度も言ってたんですが完全スルーされていたので、秘密保持を有さないです。

ローンチ機能のリリースは業務委託ではなかろうか

NOIDもツールなので、改善されたり新機能がついたりします。

新機能についてローンチ用のスキル作成の依頼があったりしますが、もちろん特に何も得られません。

マニュアル類はいつもないです。
※だから本をだした。

となると僕個人のキャリアからするとQAエンジニアの外部機関のブラックボックスE2Eテストと同義ですし、時期としてBlueprintsや他のツールとの比較とかもブログにまとめないとあかんなーとか思うわけです。

線引きが全くない中で、どこまでやるのかが不透明なんですよね。

さすがにもう庇いきれない

Alexaのエージェンシー企業ですが、まぁ、やらかしてくれそうでした。

発覚した際に僕は弁護士とか関係省庁とかに、ソッコーで連絡して事なきを得ましたが、いくらなんでも事業責任者が知らないというのが論外の案件です。

さすがにこれ以上はアイリッジ社を庇えません

中の法務の人より僕が動いてる気がします。

技術書典の待遇がおかしい

技術書典は僕がサークル主として参加料金を支払っていて、印刷代も僕がだしています。

企業の稟議が通るのが遅いのはもちろん知っていたからです。

とはいえ、年末時点でだすと決めていたのに、あまりに動きが遅い

お金が絡むのでさすがに契約書をもらう手筈が未だにFixをもらえてないです。 契約書からレベルをさげて覚書にしてもらっても間に合いませんでした。

誰がどう見てもおかしい書面をノーチェックで投げてきたので、さすがにひどいです。
申し訳ないですが、舐められてるとしか思えませんでした。

フリーランスは書面を本気で読みなさい と、イラストレーター・漫画家・小説家・ITエンジニアなどなどがおっしゃるのは本当にその通りです。

深夜土日祝は当然扱い

技術書典は利益追求ではないのでわからなくはないですが、技術書典に限らず22時以降の深夜帯や土日祝も僕が動いて当然の扱いをしてきます。

ということが一連であった

技術書典の本について商業誌依頼がありましたが、どうも上記はおざなりのまま、僕が引き続き無償で奉仕しまくることが前提だったので、上記のもろもろをアイリッジ社に正式に抗議したら、あっさりアンバサダー制度はなくなりました。

もちろん、ここには書けないようなこともあえて言いまして、廃止にするように動いたのもあります。

NOIDはコミュニティで一定の成果をあげたか

重ねて、公式のツイートを張っておくとNOIDはコミュニティの活性化で目標に到達したらしいです。

僕自身はそんなことまったく思ってないですし、めっちゃ有名なAWSJAWSとして、MySQLはMyNA、PostgreSQLもJPUGなど様々なコミュニティが何年も運営され続けています。

旧Storyline並みに盛り上げれば別ですけど、超著名なサービスでもコミュニティがあるのに、NOIDはそこをみず、ビジネスに走る宣言をしました。

ぶっちゃけ、現状のVoiceflowに立ち向かうのはかなりしんどい気がします。 差をつけるならAPL対応、スキル内課金、GoogleAssistant対応は必須でしょうし、日本ならClova対応も重ねる必要がある気がします。

www.voiceflow.com

また、プラットフォームが乱立しているので規格統一の話もありますが、そうなると余計に現状のNOIDの機能だけですと他のツールに勝てません。 海外ツールの日本語翻訳精度も高まっていくでしょうし、活路があるとしたら、BtoCを捨てて、某社と組んでスマートホーム系のユーティリティ系にするとかBtoBに振り切る感じでしょうか。

今後どうなるか完全に外の人としてみていくことになります。

ちなみに

アンバサダー2名はNOIDアンバサダーと記載された名刺を印刷してますが、それは勝手にやったこと扱いなので、刷り直しの保証とかもないです

まとめ

疲れた