VUILT9を実施してGateboxを語った話
まさかの半年も更新していなかった・・
6月終わってから極秘裏?な仕事をしていたのでポロリを避けていたのもあるのですが・・
さて、本記事はスマートスピーカーアドベントカレンダー2019の24日目です。
いやぁ・・去年に1人で完走したのがつい最近のように感じます。
VUILTを再開
僕自身のリソースがあまりにも避けられなく、VUILTはお休みしていたのですが11月下旬に実施しようとなったものの、VUI系のイベントだらけだったので断念していたのですが、株式会社キューブシステム様が会場を12月という繁忙期に提供していただいて実現できました。
ほんっっとうにありがとうございました!
また、10分枠にて登壇していただいたロボットスタート株式会社の北構さんが昨日まとめ記事を公開してくれました。
ありがとうございます!!
各登壇者の資料はconnpassに公開している方もいらっしゃるので、気になる方は閲覧してみてはいかがでしょうか。
いつもと違う試み
開始時間を19時から19時半にしてみた
たいていのイベント(勉強会)は18時半に登壇者や運営が集合して19時から開始というパターンが多かったのですが今回は会場都合で21時終了、21時完全撤収だったのです。
僕は複数のイベントをかけもって運営していますが、18時半に運営が集まるのは実はかなり難しいのです。
だいたい山手線の駅を最寄りに開催していますが、19時が定時である企業が多いんです。
そうなると「受付が用意できない」という問題が発生しやすくなるんですね。
なので今回は19時に関係者集合、19時半開始としました。
登壇時間変更と時間厳守
今までのVUILTは全員が5分ずつ登壇するスタイルでした。
ただ、「もっと聴きたい」「もっと話したい」という需要が今まであったので試しに5分枠・10分枠を用意した次第です。
でもって時間を守る人が少なくてだらだらする傾向がありましたね。
というわけで大学時代に使っていた呼び鈴(チーン)とキッチンタイマーを使うという、僕が最も慣れている時間管理にて運営させていただきました。
なんでこんな原始的な方法を取ったかというと時間を登壇者にPC類で投影しつつ、ツイートもしつつとかやってると5分だと極めてつらいからです。
とはいいつつ、話し切れない登壇者がいらっしゃいましたので、せかしながらやりましたね。
1分前にチーンと鳴らすシステムを入れたからか、今回は早口の登壇がかなり目立ちました。
アンケート結果にも時間が守られて良かったというコメントも頂けたので成功だったでしょう。
事前準備
懇親会用にうまい棒を用意した経緯
今回の事前準備は会場をキューブシステム社の方におまかせし、お茶はご用意していただけるとのことで、僕はうまい棒90本を持っていきました。
無料勉強会の懇親会にてどこまでの飲食物を提供するか問題というのが運営にはあるんですけども、スポンサーがつくならお金をもらいすが、2019年のVUILTは僕のポケットマネーで開催されているので、懇親会の時間や参加予想人数で決めています。
今回は時間厳守にしても30分程度しかネットワーキングタイムが確保できないのがわかっていたので余ると処分が結構大変なのでうまい棒にさせていただきました。
ちなみに僕の生活圏内に駄菓子の問屋さんがあるので、30本いりでも300円+消費税なんて金額はとられません。
280円くらい×3だったんですけど、問屋のおばちゃん2名・おっちゃん1名がテンションが高く、
平日日中にぷらぷらと駄菓子屋さんに行く僕に購入目的を尋ねられたので
僕「イベントの運営やってまして、まとめ買いしたいんですよ」
おばちゃん1「祭りごとかい!どんなのだい!?」
僕「えーっと、、おっけーぐーぐるとかの・・・」
おばちゃん2「はぁ~、んなもんわかんね。聞いたことねぇ。ここみんな年寄りだからよ なぁ」
おじさん「んだんだ」
僕「まぁ・・IT系の集まりですよ」
おばちゃん1「おばちゃん、そーゆーのわかんねーんだ!でもあいてぃってすげぇんだろ!時代はあいてぃだもんな!うまい棒な!うまい棒はええよね!値段じゃねぇ、贈り物としての気持ちが大事なんだぁ!」
僕「あ、はい。まぁ・・(いやお安いからなんですけども・・)」
おばちゃん2「せやせや!ほらこれおまけでつけてやるわ!(なぜか小さいどら焼き2つももらえる)」
おじさん「おう!がんばれよ!」
という、なんかこう、、故郷に戻って盆踊りでもやるような感じの流れがありました。
ちなみに山手線の某駅から徒歩2~3分くらいのところです。
ここだけ昭和な感じがするスポットですね。
各登壇の印象
各登壇のまとめは上記のロボスタ記事がありますので、僕が感じた印象を軽く。
オープニング
オープニング開始時で全員で60人でしたが40人は超えていた気がします。
スーツ組は今回は少なかった印象です。
ちなみにオープニングは5分設定にしていたのですが、さっさと流しました。
Gateboxで遊んでみた by show
これは僕の登壇ですが、結構ウケが良かったですね。
Gateboxはマスター(ユーザーのことをマスターと呼ぶ)がまだまだ少ないので情報は貴重なのでしょう。
そしてこの謎のおっさんはなんなんだ・・・w
動画は僕のYoutubeチャンネルにあげておきました。
webメディアを無料Amazon Alexa対応する「Audiostart」について by Takenori Kitagamae
こちらについてのお話です。
音声広告はメディアとして価値が高いみたいです。
スマートスピーカーの普及の流れ、音声メディアを行うときのキーポイントなどを話していただきました。
また、現在日本のAlezaのニューススキルの33%以上がロボスタ様のAudiostartを用いているらしいです。
シェア数がすごいですね・・
Echo Flexで遊んでみた話。 by 三浦 弘美
開発者ではない立場から登壇していただきました。
また、運営スタッフとして初MCも実施していただきました。僕なんかよりうまいです。初でアレはすごい。
Echo Flexの実機を持ってきていただき、実際の使い心地や初心者でも簡単に扱えること、そしてモーションセンサーについて話していただきました。
エンジニアではない立場の方の登壇は視点が技術ではないので大変参考になります。
LINE DevDayで聞いたCICか、Nest Hubの話 by 田中みそ
LINE API Expertの田中みそさん。
同時にスマートスピーカーを遊びたおす会の主催者です。
そしてこのアドベントカレンダーを立てた人でもあります。
ガジェットというかIoT系に強い方です。
LINE DevDayでの見たことがないガジェット類や、Google Assistantの音声認識モデルが少なくなったこと、
今後はデバイスが小型化していくことなどを語っていただきました。
久しぶりにみたな・・・バナナパンツ・・
Espalexaではじめる、お手軽VUI連携デバイスの開発 by 池戸 憲夫
この業界でハードウェアといえば池戸さん
池戸さんはスライドを公開してますね。
ArduinoでAlexa経由でガジェットが動かせる等のお話で、それら関連のQiitaも投稿なさってます。
僕はハードウェアはかなり弱いので、いつも知らない情報を頂けて大変ありがたいです。
Alexa Gadget Toolkitについて by 今井 隆
Alexa界隈で囁かれていたAlexa Gadget Toolkitについて話していただきました。
AVS(Alexa Voice Service)とAlexa Gadget Toolkitの違いを表で見やすく説明していただきました。
スライドが、いかにも慣れているビジネス形式。SIer時代を思い出しつつ聞いておりました。
じゅげむさん!
— 田中みそ@LINE API Expertになりました! (@miso_develop) December 9, 2019
Alexa Gadget Toolkitのおはなし!
これアツいですよね!!#vuilt pic.twitter.com/a7tTH3YkFU
どうもAlexa Gadget Toolkitは使いこなすにはまだまだ障壁があるとのことです。
池戸さんとプレゼンが被る可能性があったとのことで、懇親会時に池戸さんにも聞いてみましたがAlexa Gadget Toolkitはハードウェアわかってる人でも簡単とはいえない段階らしいです。
なるほど・・たいへんだ・・
音声認識対応のiOS ARカメラアプリを開発してみた話 by Ryohei Arai
新卒1年目のRyohei Araiさんの登壇でした。
動画が大変興味深く印象に強く残っていますね。
スクリーンに3Dの図形をいくつかARで投影して、英語で話しかけると図形や向きが変わってました。
未来感が大変ありましたね。
ARとVUIの連携素晴らしい
— show (@surumegohan) December 9, 2019
これやりたいなぁ
夢がある!#VUILT pic.twitter.com/3mNXvyIi2v
VUILT は5分間なので、思い切って登壇してみたとのことで、デビュー登壇でした。
2018年のVUILTは学生や新卒も登壇して、今では勉強会運営メンバーの方もいるので
プレゼンの入り口としては良いのかもしれません。
ベストスピーカー賞
今回のベストスピーカー賞は Ryohei Arai でした!
まとめ
かなり久しぶりのVUILTですが、中身が大変濃かったです。
非エンジニア、ハードウェア類関連の話がここまで多かった会は初かもしれません。
なので僕の視点ではわからないことが多く、大変勉強になりました。
VUILTは運営メンバーが少ないのですが、会場提供のシステムキューブ社の方が受付や会場セッティング、登壇者もセッティングにご協力いただきました。
本当にありがとうございました。
みなさまのおかげで実施することができました。
うまい棒は余ってしまった・・・
宣伝
前回までAlexaDayと名乗っていたイベントが次回からプラットフォーム縛りなしの VoiceConJapan 2020 として実施されます。
2020年3月21日(土)に神戸です。前回と同じ会場ですがかなり広い。
僕は6時くらいの東京発の新幹線で参加する可能性が高いです。
参加登録はこちらから。
以上!!