クラスメソッド社のAlexa Salonに参加してきたぞい
先ほど、クラスメソッド社の東京オフィスで開かれた Alexa Salon というイベントに参加してきましたので参加報告をば。
開催日が6月14日なのに、6月12日にconnpassで流れてきて「まじか」ってなったけど参加しました!
ちなみにセッション2に関しては資料が公開される模様。
セッション1も公開されるんかな?
Alexa Salonとは
クラスメソッド社は東京以外にもオフィスがあるけれど、1つの地域あたり、隔月で、細く長くやっていきたい。
サロンなので双方向形式にする方針で、参加者からの質問を随時受け付けるし、逆に登壇者からの質問もある。
みなさんAlexaをどう活用しているのか共有して遠慮なく話せる場にしたい。
ちなみに質問が60以上集まったので今回はその中から厳選して、プラス、会場からの質問を受け付けるスタイル。
Twitterでもハッシュタグつければ受け付ける流れだったみたいだけど、今回はそんな感じはしなかった。
クラスメソッドさんのサロンとしての試み、とても良い!
一方向だけなのよくあるある。
セッション1:基礎から学ぶVUIの勘所
VUIとはなんぞや。
ともあれ、あくまでユーザへの体験ありき!
「メラビアンの法則」ってのがあって、人間のコミュニケーションのうち、聴覚情報は1割もない。
そんな1割もないところをVUIで行うのである。
※ ちなみに「メラビアンの法則」でググって一番上にこれがでた。
bizhint.jp
NUDGE(ナッジ)という行動経済学があるらしい。
これから考えると、声でユーザがやりたい方向に誘導してあげることが必要となる。
一度に流れる情報はせいぜい3つにしておく。
それ以上続けるかどうかはユーザに判断してもらう。
続ける場合は音声でもテキストでもいいので適切にすること。
基本的には、一息で言い切れる長さまでAlexaの発言は短くする。
そのためには録音や録画をして試してみると良い。
ちなみに
「~ですか?」より「~ですね?」と聞いた方がYesを導きやすくなるようです。
VUIのアプリケーションを作成する時は、
目的を決める
→ キャラクター設計を行う
→ ハッピーパス(成功例)を作る
→ スロットやインテントを作る
→ レスポンスを考える
→ エラー処理を考える
という流れでVUIのアプリケーションを設計、構築していくと良いようです。
セッション2:Alexa SDKについて
このセッションはスライドや資料が公開されるので、基本的にはそれを読めば良い。
そして登壇者の平内さんは元・陸上自衛隊らしい。すげぇ。
平内さんはAlexaのブログを80本書いているすごい人。
2018年4月18日にSDKのバージョン2が出た時は、誰も教えてくれなかったから突然でてきた!
平内さんとしては、SDKはバージョン2でTypescriptを用いるのが良いようです。
バージョン2だとasync/await対応されたのがとても良い!
「反論かかってこいや!」
とおっしゃってました。
大質問大会
Amazon社の畠中さんも加わった豪華なメンバーが質問に答えてくれるセッション。
これはツイートのハッシュタグ #alexasalon と #alexasalon質問 で流れてるのでそれを見てください。
というか会場の実況が肝だと感じたのでガンガンTwitterに流しました。
ツイートまとめました
参加した所感
はじめて本の出版記念イベントだったけど、参加者は開発経験ありの人が多かった。
SDKは今後バージョン2で僕はやっていくことにする。
Typescriptも使ってみるぜー すごい便利そう!
あとAlexa(というかLambda)でRDSはやはりよろしくないようだ。
そして何より感じたのは、クラスメソッド社の技術力さすが高いなーってことと、
クラスメソッド社もAmazon社も「ユーザー目線」でAlexaに接していることを強く感じた。
それができる組織とても良い。