するめごはんのIT日記

主にITネタを書いていくのさ

IT業界の深い闇スキルが公開されたけど、このスキルの目的は実はVUIでのフィードバック機能

ごきげんよう

本日、「IT業界の深い闇」というスキルが公開されました。

f:id:surumegohan:20180613232626p:plain

https://www.amazon.co.jp/dp/B07DPCVJ9B/

何してんのよ

実はこのスキルの真の目的はIT業界の深い闇の話ではなくて、VUIアプリケーションでフィードバック機能をつけたことです。

ただ、フィードバック機能のみのスキルを申請したら、Amazonさんに

「ご申請いただいたスキルは、パーソナルユース(個人的に楽しむ目的)のスキルと判断されたため、誠に残念ではございますが、申請されたスキルをAlexaスキルストアに公開することができませんでした。」

「こちらのスキルの使用を試みる一般のユーザーにとっては、目的が不明瞭であり、混乱を招く可能性が高いと判断いたしました。」

「簡単でも構いませんので、一般のユーザーが楽しめるスキルを構築した上で、そのスキルの最後に開発者向けのこちらの機能を実装して、再申請をして頂ければ幸いです。」

と言われてしまったのです。

まぁ、そりゃそうです。
一般ユーザからしたら直接的なメリットがあんまりない。

よって、先日の「IT業界の光闇」スキルであまりにも深い闇はNGにしてましたが、良くも悪くも闇の話がそれなりに反響があったので、この際あわせて申請しました。

VUIアプリケーションのフィードバックって何よ

TwitterだってFacebookだって、投稿されたモノを閲覧したらその場で「いいね」を押すわけです。

ところが例えばAmazonにスキル公開しても、スキルを実際に使用したら、良かったか悪かったかをAmazonのWebページを開いて、星がいくつかレビューして、コメントを書くってめっちゃめんどくさいし、手間かかりすぎだと僕は考えています。

声で操作してるのに、なんでレビューするのにWebページを開くんだよ。と。

なのでもう、スキル終了時にユーザにフィードバックを促すように実装しました

スキル終了時に通常は「ストップ」とユーザが話しかけるわけですが、それを認識したら「いいね」「いまいち」などを伝えればその場で簡単なフィードバックを返してDynamoDBに保存するようにしました。

ユーザ視点だとうざいっちゃうざい。
なので放置プレイもOKにしています。

どう実装したのよ

技術的なことはさっきQiitaに書いておきました。

qiita.com

実際のところどんなフィードバックされてるの?

DynamoDBの中身をみると、フィードバックはそこそこもらえていて、今のところどうやら「いいね」が「いまいち」よりも上回ってるみたいです。
そういうのがわかればそれでいい。

最後に

そんな感じでフィードバック機能をつけたというお話でした。
VUI業界の一助になったら嬉しい限り。

追記

Axel Gadgetsさんに記載していただけました!感謝!

gadget.axelmedia.info