長期安定試験は鬼門だと思う話
showです。
今回は長期安定試験の話。
各社で呼び方はたぶん違うと思うけど、よーするに
長い時間システムが動き続けても大丈夫だよね?
を試験する。
個人的な経験だと
48時間とか72時間とかシステムに負荷をかけ続けて
メモリ、CPU、キャッシュHit率などを測定する。
メモリリークが起きないですよーとかを見るためにやることが多い気がする。
で、問題はこの試験の実施のタイミング。
システムが安定稼働するかを確認するので、当たり前だがシステムが構築されないと試験できない。
よって、かなり終盤のフェーズで試験することになる。
そんなときに72時間とかかけて試験したあげくに
「メモリリークの危険性がある」
とかになったら、さぁ大変
迫りくる納期、そしてデバッグしたとしても再度72時間とか試験しないといけない。
これは本当に鬼門だと思う。
なので、これをなるべく早めにつぶすためには、結合試験とかの段階で正常系の試験をパスしたら、その状態で24時間とか流してみて問題ないかを事前に確認しておく。
のがいいんだけど、実際はそんなことができる余裕がなかったりするので、やっぱり長期安定試験は怖いモノです。