するめごはんのIT日記

主にITネタを書いていくのさ

もくもくalexaに参加した話

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ごきげんよう

3月15日、以下のイベントに参加しました。

そもそもAWS Loftに入り浸っているので、作業内容がAlexaになる想定でした。

最新情報

登壇者はお馴染みAlexaのエヴァンジェリストである畠中さん。

最新情報が聴けるとのことでしたが、ここ2週間程度で大きな動きはないとのことで、2つの話題を展開していただきました。

■Alexaスキル自動コード生成ツール

Alexaスキル自動コード生成ツールとして、Alexa Skill Code Generatorの紹介がありました。

シアトル方面では結構頻繁に使われているとのこと。

alexa.codegenerator.s3-website-us-east-1.amazonaws.com

デモをやっていただいたのですが、まずAlexa developer consoleでいつもの?コーヒーショップのスキルがあるとして、その以下の「JSONエディター」を選択します。

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JSONエディタの画面でJSONをCtrl+C等でコピーします。

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このJSONをAlexa Skill Code Generatorの左上のLanguage Model JSONの欄に貼り付けて、GENERATE CODEボタンを押すと、ask-sdk v2でNode.jsのそれっぽいコードが自動生成されます。

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このコードをLambda等に貼りつければ、完ぺきではないですがそれなりにできています。

便利すぎる。

■Alexa-Hostedスキルにライブラリモジュールを追加する方法

Alexa-Hostedスキルでコードエディタを使う際に、node_modulesディレクトリがみえなくなり、ライブラリモジュールを追加できないというお悩みの解消法。

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package.jsonに直で追加すればOKとのこと。

ただし、うまく読み込めているかどうかを視覚的に確認する方法は現状ではないので、実際に動かして意図したとおりに動作するのか試すしかないそうです。

もくもく時間

ほとんどの時間がもくもく時間に充てられました。
Alexaの担当のAmazon社の方々がいらっしゃって、Alexaのドキュメントにない系の質問を僕はやりとりしたりしてました。

VUI系のもくもく会で、静かにもくもくしているもくもく会って出たことないんですけど、この時もそうでした。
どちらかというと、Alexaの人達の数も多かったので、事実上わいわいに近い気もしました。

ハンバーガーでてきた

食事提供があると想定してなかったのですが、モ●バーガーとポテトと水、お酒などが振舞われました。

ピザは手が汚れる問題があって、AAJUGの際にハンバーガーにしたのでその継承なのかとも考えましたが、今回は食べることができました。

スタッフ陣がたいていの質問にその場で答えてくれる上に、食事も提供されて無料です。

意味がわからないレベルの好待遇です。

英語スキルのWhen In Romeをプレイ

音声とボードゲームを連携させている面白いゲームでした。

世界各国の英語が流れてトリビアクイズを行います。

桃鉄のカードのような要素もあって、現在地を移動できたりする呪文がカードに書いてあるので、それをAlexaに話しかけると発動する仕組みです。

他にも、今まで思いつかなかったようなテクニカルな実装もされていて、非常に深い音声ゲームでした。

まとめ

Alexaの最新情報や海外事例、実装テクニックや、中の人と質問しながら実装できる。

非常に素晴らしいイベントなのでご関心ある方は次回の4月12日の参加もぜひ。

alexahandson190412.splashthat.com

スマートスピーカーを遊びたおす会 vol.5をやった話

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スマートスピーカーを遊びたおす会

ごきげんよう

2019年3月5日、スマートスピーカーを遊びたおす会のVol.5を開催させていただきました。

kotodama.connpass.com

動画も公開されております。

www.youtube.com

Twitterのトレンド入りもしていました。

資料はこちらです。

このイベントの運営について記載します。

ついに一周年

スマートスピーカーを遊びたおす会」は初回時のみ「Google Homeを遊びたおす会」でした。

kotodama.connpass.com

当時の僕は絶賛デスマってて参加できずにいたのを覚えています。

そしたら、スマートスピーカーもくもく会で、田中みそさんと2回目以降はAmazon Echoも含めてやることになったので2回目から「スマートスピーカーを遊びたおす会」に改名したわけであります。

そんな1回目が2018年の3月28日。
2回目以降は3か月に1度開催しており、2019年3月を迎えたので一周年となったわけです。

みそさんがかんがえたさいきょうのめんばー

今回は一周年ということもありまして、主催者の田中みそさんが選ぶ最強の登壇者陣に依頼した形です。

ちなみに僕何もしてないです。

みそさんがすごい。

Google

田中洋一郎さん。

Google HomeActions on Google)系のイベントは少ないですが、開催されると田中洋一郎さんがいらっしゃるイメージが僕にはあります。 もちろん、Google Developers Expertであり、この道のプロです。

とにかく、「スキルではなくアクションです」

Amazon

Alexaチャンピオンの岡本さん、伊東さん。
僕個人もめちゃめちゃお世話になっております。

Amazonの中の人以外で、Alexaチャンピオンは日本人が現状この2名しかいらっしゃいませんが、2名とも快諾いただけました。

伊東さんの鯖を守るために鳥を検出する話は方向性がぶっ飛んでまして、まさしく遊びたおす会っぽかったです。

岡本さんの、まずツイートさせてから、誘い込んで、がっつり技術の話になっていくスタイルはいつもすごいと思います。
他のイベントでも岡本さんはこのスタイルのことがありますが、今回もあの流れはすごかった。

■LINE枠

LINE社の中の人、立花さん。

以前の遊びたおす会でもClovaのライブコーディングを行っていただきました。 他のプラットフォームはコミュニティの人ですが、立花さんはがっつり中の人です。

この日に発表になったClova Deskについても話していただけました。

LINE MUSICが使えることは確定とのこと。

Microsoft

ちょまどさんこと、千代田まどかさん。
そして、かずきさんこと、大田一希さんの2名が同一セッション。

かずきさん、登壇数時間前に登壇することになったようで、ありがたい限りです。

3プラットフォームをJSONの違いを認識して同時に扱う話。
僕もこれは本当にそうなると思っていて、W3Cでもそんな流れがあるとか?

■スポンサー枠 IIJさん

IIJさんの堂前さんのプレゼン。

過去、めっちゃガッツリしたデータを掲示したり、グラフを掲示したり、電光パネルを造ったり。。。

今回は時間とれなかったけども・・!からのIIJmioの宣伝に笑いを取りながらもっていく芸当がすごかったです。

■スポンサー枠 Forkwellさん

またでたなForkwellの河又さん

当日、集合時に
「肋骨にヒビいってるみたいでして」
とかサラッと・・・

ええええええ!?

でしたけど、それをネタに本当に話すという。。

内容は、継続してアウトプットするのは可視化が大切だというごもっともなお話でした。

登壇者、スポンサー調整

登壇者とスポンサー調整は、100%田中みそさんが今回行ったので、僕何もしてないです。。

遊びたおす会は毎回IIJさんの会場を使わせていただいており、今回もIIJさんの会場利用可能日程を調整し、そこから登壇者に登壇依頼をした流れだと伺ってます。

当日運営

他のイベントでも同様ですが、スタッフ陣は早めに入ります。
今回は18時30分から受付開始なので、18時前に集合してました。

■リモート接続

前日までにZoomを使って、オランダの伊東さんと、関西方面の岡本さんとの3名接続で調整してました。

当日は僕のPCでAlexaチャンピオン2名のリモート登壇予定だったので、僕は接続確認とほとんどリモート調整に徹してました。

本番でハウリングしてしまったのは恐らく僕のPCのマイク調整と、同時配信のブラウザを開いていた2点のせいかと。。
とはいえHDMIを抜いて、差し直したら直った面もあり・・

ともあれ、参加者および動画中でハウってるのはご迷惑おかけいたしました。

あとは登壇者2名が会場側を映してほしいとのことで、PCのカメラが会場に向かうようにしました。

■TweetDeckでツイート監視

TweetDeckを使って、
#スマートスピーカーを遊びたおす会
#ヘルプ
ハッシュタグを常時追いかけてました。

今回は会場ビルの受付箇所に遅刻者をピックアップできる電話番号等が用意できましたが、他のイベントでもこの監視はしています。

ビルの入館が厳しい会場ですと中から、入館証がある人が通さないと入れない場合が多々あるためです。

もちろん、参加者のツイート具合を見たりもしてます。

■懇親会

懇親会は伊東さんへのリモートを継続しながら、質疑を受けたり、顔なじみの人に挨拶したり、ぼっちになってる方に話しかけたりしてました。

■撤収作業

撤収作業は、懇親会の飲食物やWifi設定の紙を処分したり、机を並べ直したりです。

■打ち上げ

いちごミルクを飲む集団。

このツイートは嘘ではなくて、本当にいちごミルクを飲む集団です。
ほぼ毎回飲んでます。

ちなみにAAJUG終わった後でも飲みます。
このお店が目黒にも飯田橋にもあるので。

終わってみて

僕が参加し始めた第2、3、4回はどれも運営兼登壇をしてました。

その会場で運営に専念すると、またいつもと違う感じでした。

今回もおよそ150-200人規模の方にいらっしゃっていただけました。
本当にありがとうございます。

懇親会で今回の流れについていろんなご意見をいただきました。
今後反映させていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

AlexaDay2019で登壇することになりました

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それは本当に突然のことでした

「ども。おつかれさまです。」

2018年某日。
某チャットツールで話しかけられました。
その主は伊東さん。

Alexaコミュニティ AAJUGの発起人で、Alexa Championです。

当時は直接的な接点がほとんどなかったので!?!?でした。

AlexaDay2019の登壇依頼

alexaday2019.aajug.jp

もう記事冒頭の画像だけでいいんじゃないかと思いますが、情報解禁されましたので自分のブログにも記載します。

神戸は日本のAlexaの聖地と界隈で言われています。
それは現在の日本人Alexaチャンピオンのお二人の伊東さん、岡本さんが神戸で早くから活動なさっていたからという説が有力です。

※諸説あるらしい

昨年も開催されておりました。

alexaday2018.jaws-ug.jp

ぶっちゃけ、僕が2018年のAlexaDayを知ったのは開催後でした・・・
改めて当時の登壇者を見てみるとすーごい人たちばっかりですね。。

と思ってたら、2019年のAlexaDaysの登壇依頼でした
もちろん
「ぜひやらせてください!! ありがとうございます!!」
と返しました。

登壇内容

僕はテクニカル枠なので以下の話について、技術的な話をガッツリします。

alexaday2019.aajug.jp

裏がまさかの元木さんのVUIデザインの話ですね。。。

結構な時間をもらったのと、何より有料イベントなので単にプロダクトの宣伝みたいな話にするつもりはないです。

それよりは、AWSド素人がゼロからこのシステムを作り上げるまでの設計観点苦労話、そしてついでに新試験のAWS認定のSAAをこれで取れた話とかも触れられればと考えてます。

マサカリが飛んできそうですが、よろしくお願いいたします。

Super coolなバッジをつけましょう

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アイコンサイズもバッジ(画像)があります

ちなみに、本イベントの参加チケットのお安いアーリーバードは3月6日までなので、ご関心ある方はお早めに。

AAJUG関東Vol.2「Alexaスキル開発ハンズオン 〜APL対応スキルのつくりかた〜」のスタッフをした話

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ごきげんよう

昨日はAAJUG関東支部の第二回が開催されました!

aajug.connpass.com

今回の登壇者は、登壇がお仕事の一部になっているクラスメソッド社のせーのさんでした。

登壇者がせーのさんなので、今回の僕はハンズオンスタッフとして参加しました。

で、コートの忘れ物がありましたので、所有者はお名前を添えてご連絡を。

Amazonさんに感謝

今回の会場もAmazonさんでしたが、飲食物は当初予定しておらず、本当にご厚意で用意していただけました
当日のガジェット類もありがとうございます。

また、参加した方1名にAlexa帽子を提供していただけたのもありがたい限りです。


僕も欲しかったですが、じゃんけん負けました。。。

やっぱプロすごい

さすがに登壇に慣れているせーのさん。
配布資料もめっちゃわかりやすいし、スライドもすごいキレイでした。

APLのコンポーネント類の概念図はイメージしやすくて、あれは本当にわかりやすい。

speakerdeck.com

今回も事前検証は運営メンバーでやった

せーのさんが事前に作成してくれたハンズオン当日資料は運営メンバーで動作確認をWindowsでもMacでも実施しました
もちろん当日のシンキングタイムのコードも自力で導き出せるかやってます。

運営メンバーで時間のとれる人が適宜検証、資料を指摘していくのでレビュー状態になります。
その手の仕事を普段している方はコメントする際に観ているポイントが鋭いと毎回感服します。
SIer経験があるの人の方がドキュメントを書く習慣が多いのか、指摘箇所が多くなる気が勝手にしてます。

受付がギリギリだった

今回は受付対応可能メンバーが少なく、かつ、Amazonさんの規定で名前のネックストラップが必要でした。
参加なさった方はわかったかもですが、番号と名前が必ずしも紐づいてなかったので、受付に手間取ってしまう面がありました。
次回以降の改善課題とします。

技術スタッフ対応は比較的スムーズ

今回は資料が非常に素晴らしかったので、技術的に大きく躓く方はほとんどいらっしゃいませんでした。
ただ、オーサリングツールは画面領域を占有してしまうので、そこが躓きポイントとして挙げられました。

逆に本来は宿題になるであろう箇所まで完遂できたので、余裕のある方から、ハンズオンとは直接関係ないAlexaやスマートスピーカーまわりの質問も何件か受けました
アンケートの集計結果をみていると、Alexaに深く関わっていない方も多く、実際にデバイス類を持っていらっしゃらない方も参加なさってました。

それと、やはりハンズオン時は会場をウロウロしないとダメだと再認識しました。

今回もスタッフ陣が9人もいたので、多少挙手されても対応できるような体制でしたが、挙手しないで戦い続けてしまう人がどうしても発生してしまいます。

丸投げされるとハンズオンの意味がないですが、テキスト内で迷走したとか、そもそもアカウントを作ってないとかは、ある程度想定していたのですが、近づかないと手をあげられない流れがあるようです。

運営スタッフ陣は有志なので中の人ではありません。
それでも、せっかく時間を割いて参加していただいたので、1人で作業なさるよりその場で可能な限りサポートできればと僕個人は考えています。

アンケートに感謝

本日、アンケートを一旦集計し、みなさんの回答を拝見させていただきました。
満足度・理解度ともに全体的に高く、スタッフ陣を労うお言葉もたくさん頂けました

本当にありがとうございます。
こういうのがあるとイベントやって良かったと改めて感じます。

運営にご関心ある方はご一報を

Amazon社のAlexaエヴァンジェリスト畠中さん、もちろんイベント中もいらっしゃいましたが以下のツイートをなさってくれております。

企業のイベントと比較したことは個人的にはないですが、
スマートスピーカーを遊びたおす会
・VUI LT
・IoT LT
・他社プラットフォームイベント
などの運営経験者がたまたま関東支部では多く、人数もある程度集められるおかげだと思います。

というわけで、運営にご関心ある方はご一報を

技術面のみではなく、会場設営や受付など、いろんな経験も積めますよー
でも無理しちゃダメですので、各自のできる範囲で。
「馬車馬のように、あと16時間働け」とかはありませんので・・w

最後に

僕のアイコンの著作権はアイコン作者の色鉛筆作家さんにあるので、よからぬところで使わないでくださいね。
がっつり親告するので。

「Alexaスキル開発ハンズオン」と「JAWS DAYS 2019」でハンズオンスタッフをやらせてもらった話

ごきげんよう

ここのところ、2つのイベントのハンズオンスタッフを連続でやらせていただきました。
ハンズオンのスタッフを近い日程で2回実施したことの気づきについて記載します。

以下の2つを行いました。

■Alexaスキル開発ハンズオン 〜APLを使ってみよう〜 

i-enter.connpass.com

JAWS DAYS 2019のセッションの1つ
[Alexaハンズオン] [Alexa & Twilio Pay] 音声ではじめる新しいオンライン決済サービス体験ワークショップ

jawsdays2019.jaws-ug.jp

結論

当日資料の作成が自分ではない場合、
作成直後、そして前日・当日の2回リハを実施すべき。

ハンズオン中は歩き回る。

アンケートがめちゃ嬉しい。

今回の2つのイベントのスタッフとなった経緯

どちらもAlexaで、お声をかけていただきました。

■APLハンズオンの経緯

講師のアイエンター社の高馬さん(がおまるさん)は普段大阪にいらっしゃいますが、他の業務もありピンポイントで東京で2月20日の夜が空いており、APLのハンズオンを行いたいとのお話からでした。

がおまるさんは以下の本の著者です。

スマートスピーカーアプリ開発入門 3大スマートスピーカー Amazon Echo Google Home LINE Clova対応

この日は、大人の事情で開催会場が限られたのですが、NOIDの制作会社であるアイリッジ社が利用OKだったので、アイエンター社とアイリッジ社を仲介した結果、実現できました。

僕はAPLはJSONで書いてしまう人なので、今回の資料がAlexa-hostedだったこともあり、自分もやりたくてスタッフをやらせていただきました。

JAWS DAYSの経緯

ありがたいことに、気が付いたらスタッフになってました
気が付いたら巻き込まれて(?)ました。

もちろん、講師は公式サイト掲載の株式会社デジタルキューブの岡本さん(AWS Samurai 2017 / Alexa Champions)と、クラスメソッド株式会社の清野さん(せーのさん)です。
Twilioの中の人にもサポートスタッフをなさっていただきました。

ハンズオンスタッフは何をやるか

これはイベントや、個々人の立場にもよりますが、あくまで僕の場合だと以下を実施することが多いです。

・イベントページ作成 ※たいていconnpass
・資料作成 ※主催なら自分で0→1で作成する
・資料レビュー
・アンケート作成
・イベント告知
・当日の早入り、会場設営
・つまづいた参加者のサポート
・もくもくした場合は適宜しゃべる
・アンケート結果をスタッフ陣と共有
・ふりかえり etc..

今回の2件の場合はサポートスタッフなので、上記の2つが肝になります。

ゴールの基本は参加者に知識や経験を持って帰ってもらうこと

ハンズオンイベントはPCを操作して、参加者がテキストや講師のトークによって手を動かしていきます。

なので、ゴールは基本的には参加者が所謂ノウハウ類を滞りなく経験してもらうことになります。

が、Alexaに限らずVUIの場合、本当のゴールは参加者が参加後に、仕事なり趣味なりで自分でスキルをリリースしてもらうことだと僕は考えています。

イベントに参加しましたー
→ 楽しかったねー

で、終わってしまうとヒトは忘れてしまう生き物なので、そこから何かを得てもらって、スキルならリリースをして欲しいわけです。

とはいえ、IT系のイベントに参加すること自体のハードルが高い面もあります。
なので、AAJUGのNOID回のように本当に初学者でもOKである構成をとる場合もあります。

aajug.connpass.com

さすがにハンズオンだと作業PCは持参して欲しいですが、逆に言えばそれさえあれば、当日の資料・テキスト完遂を最低限目指しています。

スタッフをやる場合に特に気にしていること

僕がハンズオンのスタッフをやる場合は以下のことを特に意識しています。

■会場全体をゆっくり歩く

僕は会場をとにかく歩きます
躓いた際に挙手しないで、頑張る人が多いからです。

これはもう多分、仕方がないのですが、
「事前準備として○○してきてください」
と告知しても、参加者全員がそれを実施してくることは稀です。
この記事を書いている僕だってできないときもあります。

事前告知を知らなかった場合はともかく、知っていたけどわからなかった場合、どちらも参加者にはあり得ます。
どちらにおいても
「事前準備できなかった方いらっしゃいますか?」
と言っても全員が挙手することはほぼないです。

「宿題やってこなかった人、手を挙げて」
と同義だからです。さらし者っぽくなってしまう。

もちろん、やってきてもらうのが大前提ですが、せっかく時間を作って参加してくれたのに、事前準備できなくて何も得られないとなると完全に無駄な時間です。
キャンセル待ちが発生したら、それこそ熱意があったけど参加できなかった人に対して申し訳ない。

そして、日本人特有?なのか、ハンズオン中に手を挙げることに抵抗がある人が多いです。

・自分が手をあげることで全体の進行を妨げてしまう
・まわりはできているだろうから恥ずかしい
・扱われている技術用語がまったくわからないけど「ググれ」と言われそう
・なにもわからん、どうしよもない

などが考えられます。

なので、参加者のPC画面を見ながら、ゆっくり歩きまわります。
通りかかると声をかけてもらえることや、挙手してくれる場合が多いのと、登壇者と参加者の全体のずれが、どの程度生じているかわかるからです。

■資料・テキストは前日に1回通す

ハンズオン資料を自分で作成する場合も、別の人が作成する場合でも同じですが、資料がでてきたら1週間くらい前までに1回通してレビューします。

が、今回はその時間が全然確保できなくて各方面に僕はめっちゃご迷惑をおかけしました・・

そして、前日(可能なら当日朝)に再度頭から最後まで通します。
この際、アカウント類を作成するところから、きっちり最新状況でやります
特にVUI系やAWSは、突然仕様変更する可能性があるので重要です。

なので、前日か当日に、ハンズオンで初めてそのテーマに接する参加者を想定するために、資料・テキストを通します。

今回、2件のイベントどちらも、それにより画面表示や、そもそもUIが変わっていたことに前日・当日に気が付くことができました
これをやらないと、集まってきてくれた参加者の大半が何もできなくなるという悪夢が待っています。

過去にこれに遭遇した経験があるので、これは特に意識します。
資料類が1人歩きしていく可能性もありますが
「●●のハンズオン参加したけど、何もわからなかった。あれは私には合わない・いらない」
が最悪のパターンです。

僕はこれを避けたいと考えています。
手をあげる人が少ない状態で、理解できない資料だったとしたら、誰得なのかとなってしまうからです。

アンケートをみてみる

例えばAmazonで何かを買う場合、★のレビューがついています。
もちろんアンケートにもついています。

これはGoogleフォームが極めて楽です。革新的だと思ってます。

数字の満足度評価も見ますが、個人的に一番気にするところは自由記入箇所です。

「会場が寒かった(暑かった)」

などの記載が、今回のイベントはどうでしたか?の欄に入力が目立つ場合、そのイベントは失敗だと僕は判断してます。
伝えたいことが伝わってないからです。

これはプレゼンでも同じですね。。。

Amazonで商品そのものではなく、梱包や輸送が悪くて★1みたいなものです。
参加者がイベントに来てくれたけど、得たものが書けないのが最悪です。

逆に、満足度が高いような文面や、具体的に「●●の箇所がわかりにくかった」「もっとこうしてほしい」等がでた場合は成功です。
改善しやすいですし、これを記載してもらえることは、集中してもらえたからです。

今回の2件のイベントは僕が知る限りでは、ありがたいことに、どちらも成功でした。

スタッフを続けてやって気づいたこと

ハンズオンでサポートスタッフだからこそ気づいたことがあります。

・先走る人は自分から手を挙げない
・WinでもMacでも検証必須
・資料を見て、参加者が躓くであろう箇所がだいたいわかる
・1度目の質問に的確にサポートできると、その人の2度目や他の人も手を挙げてくれる

上記の4つは感じ取れるようになってきました。

そして何より
主催者として前で登壇するより感謝される
ということです。

躓いた人をサポートしたり、資料をレビューすることで
「あっなるほど!」
「おー!できました!」
「ありがとうございます!」
が、言われることに気づきました。

優しい世界です。
自分も新しい知見が得られる上に、感謝してもらえます。
誰もが嬉しい優しい世界。

と、いうわけで、どちらのイベントもお疲れ様でした。

次は3月1日にまたハンズオンスタッフがございまする。

aajug.connpass.com

以上

AWSマンガ「AWS開発日記」スペシャルセッションに参加した話

ごきげんよう

2月8日は AWSマンガ「AWS開発日記」スペシャルセッション に参加しました。

awsmangaspecialsessiontokyo201.splashthat.com

開催地がAWS Loft Tokyoだったので、作業しててそのまま開始という流れ。

マンガはこちら

aws.amazon.com

めっちゃ勉強になった

について、マンガに触れつつ、若干それより詳しい解説でした。

ライブコーディング、デモ動画でわかりやすかった。
資料は後日公開予定とのことです。

Amazon PinPointはこの漫画がなかったらそもそも知らなかったのと、 他の4つは「S3はファイル置き場」くらいの認識しかなかったので、まとまって知識補完できて良かったです。

レンタルサーバー借りてるうちのサイトをAmazon Lightsailに移そうかと思います。

技術的にアツかったのはAWS AmplifyAWS AppSyncです。

AWS Amplifyが便利

マネージドサービスを「いい感じに」やってくれるのは素直に嬉しいところ。

Amplifyがどこまで汎用的なのかわからないですけど、ある程度「やりたいこと」に対してのアプローチに使えそうに感じたので、アーキテクチャの設計に使えそう。 これをもとに検証してAWSのSAさんと相談するのもアリだなと。

よくあるサインインとかの認証システムがサクッと作れるのは本当に助かるので、フロントエンドを含んだ車輪の再発明をしないで済みそう。

AWS AppSyncが特にすごい

登壇者の1人、ごっしーさんがAppSync愛で語りまくってました。

GraphQLと向き合ってこなかったんですけど、今回の話を聞いて、試したいことがたくさんでてきました。

以下は自分で手を動かして体験します。

  • クエリがその場で生成できる

  • バックエンドとの連携のしやすさ

  • 学習コストの低さ

個人的に期待したのは5Gネットワークになって、IoTのデバイスがばら撒かれる近未来に使い倒すことになりそうだと感じました。

Amazon PinPointはユーザーに近い

スマホアプリのプッシュ通知を例に話されてましたが、取得しているユーザーの情報や、最後にアプリを起動した日数などを条件にプッシュ通知のトリガーにできるのがすごいです。

通知のパターンを変更できるのでA/Bテストがやりやすく、また、通知したあとのユーザーの反応を分析画面に表示できるのも強いと感じました。

場合によりQuickSightと使い分けるとさらに良さそう。
データ分析とか好きなので、これは深堀していきたいところです。

全体的にカジュアルなのが良かった

企業の公式イベント類だと固いプレゼンが結構ありますが、このイベントは結構緩かったのが良かったです。
全体の雰囲気が楽しかった。

登壇者2名、および関係者が楽しそうなプレゼンでした。
そもそもAWS Loft Tokyoにいる中の人達は、いつみても楽しそうに仕事してるし、もちろん技術力高い。
あとやっぱり課題解決力が物凄いなぁと。

それが全面的にでてきてたイベントだと感じました。
大変カジュアルな感じでした。

また、イベント中、匿名投稿できる質問用サイトがあって、QA時間にほぼすべて関係者が答えるスタイルが良かったです。

あの質疑のやり方は良かったので、自分も今後取り入れていきたいところです。

エンジニアのタイプで好きなサービスが変わりそう

エンジニアには大別して

  • 技術志向型(好きな技術をとことん深堀するタイプ)

  • サービス志向型(プロダクトを作ることが好きなタイプ)

があると思ってるんですけど、技術志向型の人はAWS AppSyncを好み、サービス志向型の人はAmazon PinPointを好むのかもなぁとなんとなく感じました。

技術書典6に当選したので、NOIDの本をだします

ごきげんよう

例の件は今週進展しそうです。

さて、本日、技術書典6の当選通知が来てました

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技術書典6 当選画面

ので、NOIDの本を頒布予定です。
前回の「遊びたおす本」も何部か併せて並べようと考えています。

surumegohan.hatenablog.com

dev.classmethod.jp

技術書典とは

公式をみてくれ!

techbookfest.org

技術書典6の会場は技術書典5と同じ池袋のようです。

当選確率

当選確率は前回より下がってそうです。

上記ツイートを見る限り、会場が同じである中で申し込数が過去最多ということは、当選率が下がってるんだと勝手に思ってます。

となると、当選したからにはその人達の分まで頑張らないといけないです。

NOIDの本をだすことになった流れ

技術書典5がアホみたいに忙しかったですけど
アホみたいに楽しかったし、得られるものがたくさんありました。

ので、昨年12月くらいから
「技術書典6のネタ、何かないかなー」
とは思っていたのですが、
そんな折にNOIDアンバサダーとしてイベント類に登壇させてもらったりしてました。

なので、NOIDの制作元であるアイリッジ社の、NOIDの責任者岩屋さんに
「NOIDの本、技術書典6に出しても良いですかね?」
と聞いたら
「だしましょう!!」
と、0.2秒で返ってきたので、いろいろ話して応募しました。

「●●について書いてもいいですかね?」
「書きましょう!」

「××できたりしますかね?」
「やりましょう!」

意思決定が秒単位の爆速なので大変助かります。
岩屋さん、貴重なご機会ありがとうございます。

というような流れがありまして、
僕自身の専用サークルではなく、
NOID本製作委員会としています。

アイリッジ社にがっつり協力していただけるので、サークルカットにも社名とロゴを載せることとなりました。

事実上、公認本?
同人誌とは。薄い本とは。

内容はざっくりと決まっているが、未確定

ざっくりと内容は話し合ってますが、未確定状態です。

なので、もし、NOIDのこういうところが知りたいとかあれば、伝えてくれると載せるかもしれないです。

先日のAAJUGでのNOIDハンズオンや、他のイベント、僕への個別連絡等でもらった質問は載せるつもりです。

surumegohan.hatenablog.com

早割目指してやっていきますぜ