するめごはんのIT日記

主にITネタを書いていくのさ

めんどくさいので完全食 BASE PASTAを電子レンジで茹でて食べた

ごきげんよう

いろいろご多忙な方々もいらっしゃると思いますが、そんな時の助かる完全食。

僕みたいにメシめんどくせぇ勢には大変助かるやーつです。

COMPは経験済みでしたが、BASE PASTAを食べてみたのでそれについて記載します。

これです。

f:id:surumegohan:20180823214643j:plain

結論

今後も買います。

保存も結構効く感じです。

完全食とは

完全食というのは必要な栄養素が賄い切れてる食べ物を示すらしいですが、COMPやBASE PASTAもこれに部類されるらしいです。

なのでこれだけ食べていれば理論上は生きていける?

とはいえ、栄養素が全種類コンプリートしていたとしても1日に必要なをカバーするのは、BASE PASTAでもCOMPでもしんどい数字である感じです。

BASE PASTAとは

とにかくラクチンに栄養を賄えるパスタです。

もうそのまま公式サイトみてくれという感じです。

basefood.co.jp

今回はお試しセットをご購入しました。 ちなみに僕が先日購入したときは、バジルのソースが売り切れ?で えびのクリームソースの一択でした。

そして今サイトを見たら別のソースに変わっていた。。

僕は鍋で茹でるのすらめんどくさい

たとえBASE PASTAといえども、COMPドリンクの手軽さには勝てないです。

どうしても2分間茹でないといけない。

しかし、めんどくさいのですよ。
鍋で茹でろ?
今夜は自分だけの食事であり、かつ、そこに時間をかけたくない。
キッチンで火をつけることもしたくない、めんどくささをどうにかしたい。

というわけで電子レンジでなんとかできないのか調べたらできました。
電子レンジの使用は入れたら放置プレイなので、僕はそんなにめんどくささを感じない。

kimi.me

BASE PASTAは一般的な乾麺ではないので、電子レンジでできるやーつで作るよりは、深めのボウル状のやつがよさそう。

ダイソーさんにいったら、上記記事の袋ラーメンを電子レンジで対応するやーつがあったのでお買い上げしました。

食器洗いという概念からしてめんどくさいので、食器類すべて捨てられるやつにしたい(というかしてる)のですが、これはやむなし。。

はい。
なので初手から電子レンジです。

作ってみる

上記サイトを見ながら作ろうとしたらいきなり壁に当たる。

「お湯を用意する」

なん。。だと。。。
飲むだけで完結するCOMPに対して、お湯を用意しろだと?どういうことだ。って感じです。
通常の?乾麺のパスタなら水と電子レンジでいけたはず。

めんどくさい状態だと、キッチンに火を灯したくないので、電気ケトル君を発掘してお湯を沸かします。

ダイソーさんの袋めん容器にベースパスタを入れて、お湯を600mlラインくらいまでいれて、サイトの通り500Wで3分待ちます。

初手なので、電子レンジ内で吹き出たらあかんので今回は3分見守ってました。
見守るのもめんどくさいけど初手は仕方がない。

で、湯切りしたらできました。

そこに、えびのクリームソースをかけるだけ。

f:id:surumegohan:20180823215135j:plain

これは他の市販品ソースでももちろん良いです。
今後いろいろ試してみます。

お皿に盛るなんてめんどくさいことはしないです。このまま食べます。

食べた

割りばしで食べます。

太麺のつけめんを食べている感覚です。
けど味が、そばに海老ソースです。

なんだこれは。
けど、意外とそこそこいける不思議な感じです。

COMPのグミを除いて、決定的な違いはこの「噛む」工程だと思います。

量が少ない気がするけど、食べているとこれは明らかに「噛む」。
なので、食事をしている感触が明らかにあります。

なるほど。
これはいい感じ。

今、この記事は食べ終わって30分後くらいに書いてますが、
今のところ食べた感じはするし、足りないという感触はありません。

ただ、えびソースのパンチが強すぎます。
後味が今でも残ってます。

こういうコメントが多かったからなくなってしまったのでしょうか・・?

ともあれ、僕でも許容できるめんどくささでそれなりの食事ができました。
しばらく継続でいろんなソースを試してみてみます。

【運営報告】ハンズオン&もくもく会の準備から当日講師までやって得たこと

ごきげんよう

昨日は以下のイベントがありました。

kotodama.connpass.com

関係者の方々、参加なさってくれた方々、参加表明をしてくれたけれどあいにく都合がつかなくなってしまった方々。

みなさん、ありがとうございました。

本件の運営、準備、当日の講師(サブではありますが)を実施したので、そこで得たことを記載しておきます。

事前準備

やりたいね。
いつやろうか。

という段階になったので、Google Driveに共有用スプレッドシートを設置
いつまでに何を誰がやるのか、どういう費用がかかるのか、5W2Hを意識するような記述にして管理することにしました。

認識誤差が一番怖いのと情報の交通整理が重要です。

LINE社さんのイベントということで、LINE社の関係者とLINEグループを作成しました。

どのチャットツールでもそうですが、やはり情報が流れて行ってしまうので、スプレッドシートにまとめておくことは正解でした。


別にスプレッドシートでなくても良いですが、導入コストが低く、暗黙知を共有知にすることが重要です。

なんのためのイベントなのかを決める

イベントをやるなら何のためにやるのかを関係者と決めます。

スマートスピーカーもくもく会は毎月やっているので今月もやるならどうするか。
・LINE社さんしてもClovaや開催中のブートアワード広めたい。

ハッカソンとなると、初心者へのハードルが高すぎる。
もくもく会だと参加者のレベルがあがるとも限らない。
ハンズオンとなると、講師陣の技術力が高く求められる。

これらから考えて、今回は初心者のレベルをあげるハンズオンがベース
けれどLINE社の関係者にも参加なさっていただき、会場でもくもくしてもらうことも可能という珍しいハイブリッド形式となりました。

以上から、イベントのゴールは参加者がサンプルのClovaスキルを作成できるところまで持っていくこととなりました。

会場探し

結果的にLINE社管轄の会場で実施できたのですが、会場をどこにするかはとても重要でした。

ハンズオンを兼ねるとなると、大人数はスタッフ陣の負荷、会場の電源やネットワーク環境が重要になります。

今回は都内実施を前提に会場探し、大学での実施はできるかなど、いろいろなチャレンジをしました。

特に大学でイベントをやると、大学によると思いますが「めっちゃお金とられる」ことがわかりました。
少なくとも僕の出身校の場合は、なかなかなお値段でした。

また、大学の問い合わせフォームから正面突破しようとすると、返答がめっちゃ遅かった。

なので、親交のあった教授とも話し合ってました。
「最初に私に言ってくれればよかったのに~」
と教授からお返事をいただきました。

少なくとも今回に関してはそうすべき案件でした。

会場下見でのチェックリストを作成する

上記でも触れましたが、イベントを開催するにあたり、会場の下見が必要になります。

なので、イベント経験者を集めて過去の知見をもとに、イベント会場で何ができて何ができないか、飲食物の扱いなどなどを事前に定義していきます。

当日より前に現地会場を訪れて、電源確保のためにタップの扱いをどうするか、当日、ドリンクなどを搬入するにはどうすればいいかなどを決めていきます。

もちろん、PCからスクリーンに投影できるか、音がでるかなどの登壇が問題なくできるかも確認します。

資料作成

今回の資料はLINE社さんがもともと作られていたこと、そこにメイン講師である今城さんが大変丁寧にアレンジしておりました。

資料作成後に、資料の通りにハンズオン内容を僕自身で0から試してハンズオンで引っ掛かりそうな個所を確認。

1件、盲点があったのが
LINE社さん、およびメイン講師がどちらもMacユーザーであったこと

僕はWindowsユーザーであったため、Windowsだからこそ、環境変数まわりでつまずくポイントがありました。
それを事前に発見できたのは本当にラッキーでした。

当日本番でここで引っ掛かる方がいるとかなり大変だったはず。

なるべく、想定参加者の環境には気を付けるべきだと気付けることができました。

当日対応

下見が終わって、当日の流れを作成します。

今回はメイン登壇者、LINE社が基本的に話すこととし、他のスタッフ陣で話すことがあれば都度。
それとLT希望者がいたので、そちらも実施しました。

資料および登壇がものすごく丁寧でわかりやすかったこともあり、大きくつまずく方は少なかったです。

・Heroku
・ツールのGUI操作

で、ある程度引っ掛かる方がいることは想定していたので、対応が迅速にできました。

技術サポートメンバーが、LINE社さんを含めて5人確保できたことも大きいです。

もくもく会でもあったので、やはりかなり踏み込んだ方もいらっしゃいました。
そこはもうLINE社の方に対応をお願いしました。

やってみて得たこと

仕事をする上での5W2Hは本当に重要。
イベント実施も同じでした。

早期にスプレッドシートでまとめておけたことはかなり良かったです。

誰が何をいつまでにやるかを明記しておくことで行動できますし、それをやった上でも前日・当日に「アレってどうなんだっけ」が発生するので事前準備はできる限りやっておいた方が良いです。

また、当日対応については、今回は資料がかなり良かったこともあり技術的につまずく人が少なく、サポート負荷を低くできました。

現在、関係者で今回のイベントをやって得た経験を共有しはじめている状態です。

イベント実施のノウハウや、スタッフをやったからこそ得られた経験は蓄積していって、
ある程度まとまったらネット上に公開することで、今後、日本でのイベント実施をする様々な方々が少しでもスムーズになればいいと願っています。

最後に

めっちゃこれ大変じゃねーか
とかも正直あったのですが、やってみて本当に良かったです。

そして、めっちゃ大変だったことは、共有知として公開していくことができれば、
世の中のイベント運営者の負荷が減って、参加者もスタッフもイベントを楽しみやすくなれればと思います。

【参加報告】技術書典5 技術書の作り方勉強会 ~執筆環境をワイワイはなそう~

ごきげんよう

本日は以下の勉強会に参加しました。

techbookfest.connpass.com

togetterに開催期間中の #技術書典 タグのツイートをまとめておきました。

togetter.com

なんで参加したのか

技術書典5に本を出す予定なので、そのための知識を得るためです。

僕は同人誌は書いたことがないです。
商業誌も直接的には書いたことがないです。

そんな中で
「子どもと育てるスマートスピーカー
の著者、長村ひろさんからのお誘いもあり、書いてみることになりました。

今回は合同誌なので、長村ひろさん、僕に加えて、スマートスピーカー界隈で著名な方々も執筆予定です。
そんなメンバーに加えていただいてありがたい限り。

ちなみに、この本についても記事を書いています。

surumegohan.hatenablog.com

改めて上記の本を読んでみるとクヲリティ半端ないですね。。。
このレベルの技術力、文章力まで持っていかねば。。。

まぁでも楽しくやることが一番大事だとは思うんですよ

参加してみてどうだったか

詳しくはtogetterとかをみてもらうとして。

参加して大正解でした。

ほんとに何もしらない状態なので

・執筆環境
・合同誌として同人誌を作成するためのノウハウ
・印刷業者への依頼方法
・本の用語(まったくわからん)
・当日(技術書典5)までの流れ
電子書籍

ここらへんについて知ることができたのでとても良かったです。

特に印象に残ったところ

「技術書なんて書ける実力ないし・・・」
とか言ってないで好きに書いたらいい

というところですね。
もちろん、著作権等の法令順守で。

あと、参加者がガンガン質問する
他のイベントとか勉強会とかとまったく違う雰囲気でした。

発表中に「すいません」と手を挙げて、発表を止めて質疑応答するのが当たり前。
回答も登壇者とは限らず、参加者が情報共有したり。
大変アクティブな場でした。

本を書こうとする人は、アウトプット側の人間なのでこうなるのだろうか。

どのブースなのよ

う-28 の ひろ亭 となります。

当日、僕が売り子してるとは限らないのでご安心ください。

何書くのよ

他のことを書くつもりだったんですけど、おかげさまでAlexaスキル「ヒロインの告白」が非常に好評なので、このスキルについて書きます

surumegohan.hatenablog.com

技術書典なので、技術面の話を記載するつもりですが、合同誌だと内容がかぶる面もあるので、「結城琴葉」を生み出した経緯とかも書こうかなと。

たぶん、VUIでキャラクターを「オリジナルで」「個人で」「本気で」作った人ってあんまりいないと思うので。

それともduelの方が需要があるのだろうか。AWSIoT使ったしなぁ。。
どっちも・・・は・・・

で、進捗は?

やばいです。

今までTwitterとかで進捗を煽る画像を眺めていましたが、実際に自分が送り付けられるくらいやばいです。

【参加報告】VoiceUIライトニングトーク!/VUILT vol.4 @SoftBank

ごきげんよう

昨日からVUIプロデューサーを名乗ることになりました。
その経緯はまた別途。

何かございましたら
info[at]smartmacchiato.life
までメールにてご連絡をお願いいたします。

TwitterFacebookでもどうぞ。

さて、昨日は以下のイベントに参加、登壇発表してきました。

iotlt.connpass.com

イベント内容の前に

結城琴葉が告白してくれるスキル「ヒロインの告白」について8月6日18時頃リリースだったにも関わらずAxel Gadgets様が8月8日にレビュー記事を掲載してくれました!

gadget.axelmedia.info

8月9日が登壇だったので、それに合わせて頂けたのだと思います。
本当にありがとうございます!

イベント自体はどんなもの?

IoTをテーマとしたLTをするイベントとして IoT LT というものがあります。
IoTといっても幅が広いので派生形(スピンオフ)のイベントがいくつか存在していて、昨日のはその中でも VUI をテーマにしたイベントです。

なので、VUI LT というイベントができたのです。

昨日は4回目の開催でした。

・1回目はLINE社
・2回目はGoogle
・3回目はAmazon

というスマートスピーカーのプラットフォームの3社で実施されており、昨日はSoftbank社でした。

また、基本的にはLT形式でのイベントなので1人あたりの登壇時間が3分から5分となります。

今回もYoutube配信されてます

スマボス様が当日のイベントをYoutubeで生中継してくれました。
アーカイブされてるので見ることができます。

ちなみに僕は1時間5分目くらいから登壇してます。

www.youtube.com

休憩時間に、なべちか様が僕のTシャツ宣伝をしてくれてるのと
登壇後に「さすがですねー」とおっしゃっていただけてるのは今知りました。

ありがとうございます!

登壇内容

先日リリースした ヒロインの告白 のAlexaスキルについて話してきました。
5分間で話しきるのは正直しんどすぎました。。

要望がとてもあったので、別の機会にもう少し詳しく話せればと思います。
ちなみにAmazon Alexa以外でも「ヒロインの告白」はリリースを検討しています。

■このスキルについてのブログはこちら

surumegohan.hatenablog.com

■登壇資料(デモ動画の箇所はYoutubeへのリンクに差し替え)

speakerdeck.com

■デモ動画(当日とは別に連発モードも収録)

www.youtube.com

懇親会

懇親会は懇親会中のデモスキルとして選出していただけたので、その準備でバタバタしてました。。

そもそも体験デモってやりたがる人がいるの?
と思ってた部分もあったのですが、準備してる段階からスタンバってる方がいらして
「やらせてください!!!!」
ということで、嬉しい限り。
ちなみに彼女がいらっしゃるのに告白されたい男性でした。

けど100人以上いる会場でスマートスピーカーの実機でのスキル体験はやはり厳しいですね。
会場が賑やかなので音を拾えない、拾えても流れてくる音が聞き取れない。

これはもう昨日の時点では仕方がなかった・・

ただ、プレゼンしたアプリやスキルがその会場で使えるという体験はとても良いと思っていて特にEcho Spot実機はそれなりのお値段もするので試みとしては良かったです。

体験デモが終わったら、結構な人数の方が僕に話しかけてきてくれて

・今日1番刺さったプレゼンでした!
・あんなスキルを待ってたんですよ!
・音声でのレビューはいいですね!
・あれどうやって作ってるんですか?
・もっと詳しく教えてください!
弊社のメディアサイトに掲載したいので今度インタビューさせてください!

とかとか、想像以上に好評でした。

好きなことして全力で遊んでたら、誰かがそれでしあわせになるって最高ではないでしょうか。

最後に

今回のイベントを開催してくれたSmartHacks社、スポンサーのSoftbank社、スタッフの方々、
そして100人を超える来場してくれた方々に感謝。

つたないセッションではございましたが、ありがとうございました!

かわいいは創れる!

ごきげんよう

f:id:surumegohan:20180806205340p:plain

IT業界のエンジニアだったら、「無いモノはつくる」という理論?があったりなかったりする認識です。
なので今回は「かわいい」を「創」りました。

特設ページも制作しました
ヒロインの告白 結城琴葉

スマートマキアートというユニット名
・本スキルの企画から開発
・特設Webページ上の文言

全部やりました。

ちなみに某CMは
「カワイイはつくれる」
みたいですね。

■何をしたのか

Amazon Echo Spotに対応したAlexa スキル
「ヒロインの告白」
を作成し、先ほどリリースされました。

Amazonさんのリンク
Amazon CAPTCHA

■どういうスキルなのか

清純ヒロイン結城琴葉(ゆうき ことは)が告白してくれます。
ちなみに「連発モード」として起動すると連発して告白してくれます。

そして、「IT業界の深い闇」をさらに進化させた
声による、スキルに対して星いくつかをつけるレビューモード
声による、スキルに対する感想コメントを開発者(ってか僕)に自由に伝えるフィードバックモード
を搭載しています。

■なんで創ったのか

僕は高校時代は男子校だったので、クラスに女子はNothingだったわけです。
つまり無かったのですよ。

なので ないモノは創る理論 で創りました。

■どうやって創っていったか

美少女に告白されたいというヨコシマなことを実現させるには、美少女がいないとはじまりません。
制作順を書いておきます。

1.大雑把なキャラクターイメージから

はじめに大雑把にキャラクター設定から始まりました。

前提として、そもそも女の子なのかから入り、そうしたわけですが。

じゃあどんなキャラクターなのよ。
どんな性格なのよ。

からスタートでした。

・清純ヒロイン
・幼馴染
・元気っ子
・メガネ委員長
・先輩お姉さん
・後輩や妹系

とかから悩み始め、まずは清純ヒロインからにしようとなりました。

2.清純ヒロインって何さ

世代によって、イメージする「清純ヒロイン」は差異がでてくるので、とにかく調べるところから。
いろいろ調査した結果、僕が欲するヒロイン像というものがある程度固まってきたのでそれをベースとしました。

調査にあたっては、知る限りの人気のゲームやアニメの女性キャラクターについて

・性格
・セリフ回し
・しぐさ
・どういうところが人気なのか
・主人公などに恋愛感情がある場合はどのような内面が作品で描かれているか

などなどを僕の主観ですが調査していきました。

調査を進めていく中で今回のスキルのキャラクター像に近いのは以下が良いと判断しました。

・敬語に近い話し方をする
・恋愛対象に想いを告げられないでいる
アホ毛とかは不要
・学園モノ

となった次第です。

3.学生時代の経験が活きた

少し話は脱線しますが、僕が高校生だったころに
恋愛シミュレーションツクール2
というゲームがありまして、アホみたいにやってた過去があるのです。

恋愛シミュレーションツクール2 | ゲームソフト | PCゲーム | エンターブレイン

この頃もキャラクターデザインからシナリオ作成まで、ガリガリやってたわけです。

そんなこと言ったら中学生の頃から部活でドラマ撮影とかも監督・脚本・撮影などを諸々やってたし、小学生時代からフロッピーディスクRPGツクールDante98をやって、友人間で馬鹿やってたわけです。


王様がトイレの紙がなくて困ってて、図書館の本の間に挟んである紙で代用するとかそんなアホなゲーム

RPGツクールDante98>
worholicanada.mydns.jp

これに限らず、ツクーラーだったので
RPGツクールDante98
RPGツクール SUPER DANTE(スーパーファミコン
RPGツクール3(プレステ1)
RPGツクール4(プレステ1)
RPGツクール2000Windows) ※まさかの大学必修講義
・シューティングツクール95(Windows
もやってきてました。

これらの経験が2018年夏に活きることになるとは。。

4.状況から推察される告白メッセージをひたすら構築する

今回のスキルでは、設定上、体育館裏とかに告白対象を呼び出して、恋愛感情を告白するという状況です。

上記の経験や、ネットの調査から
100種類の告白メッセージを抽出しました。

その100種類をそのまま使うわけにはいかないので、その100種類をもとにして、僕の独自アレンジで数十種類に絞りました。
具体的な数は秘密ですが、結構こだわってます。

また、告白時のセリフは「間」にもこだわって、セリフ抽出時に「。。」「、、」「・・・」などの独自記号を入れて、何秒間の間を開けるべきかしっかりやりました。

5.告白以外のメッセージの抽出

告白するということは、告白されるユーザはそれに対して返事をするのであって、それによるヒロインのセリフを構築していきます。
先に告白メッセージの抽出が終わっているので、今回のキャラクター「結城琴葉(ゆうき ことは)」なら、どう返答するかを考えていきます。

6.スキルの状態遷移を構築する

ここまできて、VUI設計をします。

起動
→ 1回目の起動ユーザか、2回目以降か判断する
→ 告白していいかユーザに尋ねる
→ OK or NGをユーザが返す
→ 応答メッセージを構築して返答
スキルが星いくつか、声でのレビューモード
スキルにたいしてユーザの感想を声で拾うフィードバックモード 

が、今回のノーマルモードハッピーパスです。

ここに途中で「ストップ」「キャンセル」「ヘルプ」を言ったらどうなるのかを付け加えていきます。

なお、連発モードはまた別のロジックとなっています。

7.イラストにする際にどのようなキャラにするかイメージを固めてイラストレーターさんを探す

セリフや性格が固まったので、Echo Spot対応のためにイラストが必須です。

というわけで、調査していたキャラクターをもとに今回の「結城琴葉(ゆうき ことは)」のイラストイメージを構築します。

僕は画力が皆無なのでイラストレーターさんにイメージを伝えないといけないわけです。
結果以下になりました。

【性別】女
【年齢】16
【髪型・髪色】黒と茶色の間のような色、長さは肩よりやや長い
【目の形】ニ●コイの小野寺●咲さんのような感じ
【目の色】茶色
【表情】告白するので、頬が赤く、笑顔とはにかむのが混ざっている感じ
【服装】制服、襟元に赤いリボンがあると尚良い
【背景】ベースはピンクで、少しキラキラしている感じ
【性格】普段おとなしめの清純ヒロイン

ここまでイメージを固めた上で、イラストレーターさんを探します。

様々なサイトやTwitterなどでポートフォリオやサンプル画像を観て回りながら、
早瀬十佳(はやせ とおか)様
にお願いいたしました。

上記のキャラクターイメージと、セリフ集を送付した上で、描いて頂きました。

今回のスキルの絵の著作権はこちらの早瀬十佳様にあります。
利用規約にも明記しましたが、無断転載するとガチで法的対応です。


Amazonのスキルページにあるアイコンはブログとかで使う分にはOKです。

ちなみに、裏話ではありますが、当初キャラクター名はあえてつけない方向にしていました。
しかしながら頂いたイラストが大変素晴らしかったので、名前を「結城 琴葉(ゆうき ことは)」とつけさせていただきました。

告白する勇気から「結城」
琴や葉のような繊細さから「琴葉」となりました。

ぐぐってもかぶっていなかったのと、姓名判断もいい感じでした。

8.イラストのラフ画をもとに声優さんを探す

想定よりも早めにラフ画を頂けたので、今度は声優さんを探します。
声優さんが今回は最重要です。

VUIなので声が基本であり、告白してくる女の子のイメージを表現して 結城琴葉 に命を吹き込んでもらう必要があります

いろいろ探した結果
「天使の声」として活躍なさっている
羽歌那(わかな)様
にお願いしました。

台本はもちろんのこと、キャラクター設定、状況の設定、どういう声を出してほしいかをお願いして収録していただきました。

この際に、僕が想定しているセリフの「間」がうまくとれていないところは、羽歌那様ご了承のもと、リテイクを数回実施しています。

Amazonの審査落ちが原因で、3回も依頼してしまいました。。。

今回のAmazonの審査で特に厳しかったのが
「mp3を再生してますが、【アプリ】という単語はすべて【スキル】にしてください。これは規約のどこにも明記してないけど。」
です。

これをやられたので、羽歌那様と再調整することになりました。

■他にもいろいろあった

今回、Echo Spot対応だったので、Amazon社としてもかなりの混乱があった模様です。
例えば、審査時に以下の現象が発生しました。
全部は書きませんが。。

・セッション切れてない疑惑

Amazon「スキル終了時に「すぐに」セッションがきれてない」
僕「すぐにって具体的に何秒なんですか。ちゃんとセッション切る実装にしてるし、審査員の主観ですか?」
Amazon「ごめんなさい。大至急確認します。(20分後くらい)審査側のミスでした。再申請お願いします。」

・再現手順が意味不明

Amazon「この再現手順をすると動きがおかしい」
僕「再現手順としての情報がなさすぎる。。どのタイミングでそのセリフを話しかけて、どういう返答になったのかせめて書いてください」
Amazon「・・・・(返答なし)」

・審査結果が誤字だらけ

Amazon「〇〇の可能があります」
僕「・・・「可能性」だよなたぶん」

Amazon追記合うのIntentの扱いが~~~」
僕「・・・「付き合う」・・・か??」

Amazonさんも大変そうだ。。。

■テクニカルな話

技術的な実装とかハマったところとかは別途Qiitaに書きます。
ただ言えるのは X千行のコード を書いてます。
僕の実装が悪いんですけども。。。

そしてだいたい想像がつくかもしれませんが
・Lambda
・DynamoDB
は使っていて、他にもAWSの様々なサービスを裏で使っています。

■つくってみて

めっっっちゃ大変だった。
デュ〇ルする時より遥かに大変だったと思ってます。

僕はたまに以下のようなことを言われます。
「なんでそこまでしてやってるんですか?」
「本気出しすぎだろww」
「情熱すごいですね」

面白い・楽しいからに決まってるだろうが!!

今回のスキルがクヲリティ高いのか低いのか、どういう判定を世の中で受けるかはわかりませんが 、レビューやフィードバックモードを搭載しているのでそれをもとに

・結城琴葉をシリーズ化できないか
・結城琴葉を動かせないか
・別のキャラクターをどうつくるか

などを、より深堀していこうかと。

あと、何名からか
「もうこれエンジニアじゃなくてプロデューサーだろww」
「ア●マスとかデレ●テとかって知ってる?」
「男キャラも作ってください」
と、言われおり大変嬉しい限りです。

最後に特設ページをもう一度記載しておきます。

ヒロインの告白 結城琴葉

スペシャルサンクス

・スキル開始音という発想と「ジングル」いう単語を教えてくれた方
・子供が産まれて名づける際に姓名判断を使用したと教えてくれた方
・連発モードのアイデアをくれた方
・技術的課題について相談対応してくれた方
・結城琴葉のファンになってくれた方

■おまけ

こちらで今回のスキルについて登壇します。

iotlt.connpass.com

VUIで募金できるシステムをつくりたいメモ

ごきげんよう

掲題の通りでしかないです。
ので、今日それに向けて動いた結果をメモしておく記事です。

発端

今、西日本で豪雨があって、苦しい人たちがいる。

それに限らず、世界的に地震やハリケーン等の自然災害で大きな被害を受けることはよくある。

その時、その被害をテレビやネットで情報を知る人が大半だと思う。

自然災害に対してできることを考えた時、
直接、被災地に行ってボランティア活動するのは素人では難しい。
だから募金することは支援の1つだと思う。

ので、被災情報をキャッチ出来たら、声で気軽に募金できるシステムを作りたくなった。

1.協力者探し

1人じゃたぶんできない。
なので、VUI関係者何名かに 本趣旨について協力してくれるか聞いたところ、全員快諾してくれた。

すぐアイデアをくれた人もいた。

・テレビ放送局と組めないか
・募金団体と組めないか などなど

ありがたい話

2.キーパーソンに実現手段を直接聞く

VUIのキーパーソンに本趣旨について、実現するための手段や方法を聞いた。

結果、即時反応してくれた方がいたけれど、課題が多くある旨を教えてもらった。
今すぐにはできない。

また、米国なら可能だけど日本じゃまだ無理・・・
ですよね。。

けど、働きかけてくれるそうで、一歩進んだかもしれない

3.法律とかの情報を調べる

協力してくれる方からアドバイスを受け取れた。

最近、Osushiというシステムが投げ銭システムを展開したら炎上したらしい。

なぜpaymoやKyashやpolcaがよくて、Osushiが法律的にアウトなのか?PayPalも諦めた日本の「送金」事情。 | hajipion.com

どうも、募金という構造は商品を購入するとは違う流れのようで 資金移動業者 の資格が必要だったりするらしい。

マネーロンダリングとかがあるからっぽい。
くだらん。
そういうのやる人がいるから変に動けない。

そして、この法律を調べるとめちゃハードル高い

www.s-kessai.jp

日本のキャッシュレス化が進まない一因ともなっているようで、かなり厳しい

そしてやはり、税金が絡んでくる すこぶるめんどくさいやつだ

4.募金団体を調べる

この法律を満たしている団体からシステム委託されればいける可能性があるのではなかろうか。

お金と言えば銀行だ。
メガバンク義援金ページをみてみた。

■三井住友

現在の西日本の豪雨ではないけど、日本赤十字社を送金先として提示している。

義援金口座のご案内 : 三井住友銀行

UFJ

東日本大震災の時に

特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
日本赤十字社
日本ユネスコ協会連盟

の口座が明記されていた

http://www.bk.mufg.jp/news/news2011/pdf/news0316.pdf

ということは、やはり日本赤十字社が積極的なんだろう。

5.日本赤十字社を調べる

今回の場合、団体・企業として日本赤十字社に社会貢献パートナーとして組む方法がありそう

www.jrc.or.jp

けど、僕はぶっちゃけ無職なぅなので無力

よくよく考えたら、個人が
「御社名義で募金システム作らせてください」
という時点で無理がある。

うーんうーん。。。

どこかの企業を挟んで僕に降ってくるようにしないといけないのか・・?

僕の名前なんて世の中にでなくていいから、さっさと実現したい。

6.公式サイトに聞いてみる

Amazon Alexaさんは公式サイトにお問い合わせフォームがある。
そもそもアメリカならできるはずだ。

じゃあアメリカで募金システムを作ればいいんじゃないか?
ので、投げるだけ投げてみた。

ダメ元だけど、投げるだけ投げる。

7.ツイートしてみる

Google社でGoogle Assistantの問い合わせフォームが見つからなかった。
助け合うコミュニティはあるけれど、中の人とは話せない。

電話やチャットができるらしいけど、9時~18時だし、Google Home関連についてはハードウェア担当が対応らしい。
ということは、日中にここに連絡して、本来の目的の問い合わせ先を教えてもらうしかない?

となってたら、どうも #gHelp というハッシュタグをつけると中の人が反応してくれる可能性があるらしい。

ので、英語と日本語で早速ツイートした。
伝わるかはわからない。

けど、やらないよりはマシ。

show on Twitter: "Google Assistantで、声による募金システムはどうしたら実装できるのか。 日本赤十字社などの募金団体と組むのだろうか。 声で気軽に募金できるシステムを構築したい。 別に日本に限らなくてもいい。 むしろ世界で使えた方がいい。 もちろん、技術的、法的な課題があるとは思う。 #gHelp"

show on Twitter: "How can I implement a voice donation system with Google Assistant? Should we work with donation groups? #gHelp"

まとめ

とにかく動いてみるしかないと思って、動いた。
やはり法律とかセキュリティとか税金とかの問題がある。

そしてLINE社は資金移動業者の資格があるっぽい上にLINE Payと組み合わせることができるかもしれない。
Clova万歳。

とりあえず今回動いて得たことは

・協力してくれる人がたくさんいる ありがたい
・募金制度は商品購入よりハードル高い
・日本のお金の流れは法的に厳しい
日本赤十字社 強い
・#gHelpというハッシュタグがある

思い付きだけど、動いた結果、これだけ得られた。
ひとまず日中時間帯を待つ。

【必読】スマートスピーカー関連で最もオススメする本がでた

ごきげんよう

今夜は0時には寝るつもりでした。
現在1時を過ぎております。

しかし、7月13日にこの本がでて、作者の 長村ひろ様 がツイートなさっていました。
Kindle本をお買い上げして、驚愕しました。

ヤバイ

よって、思わずブログに書くことにしました。

オススメする本

子どもと育てるスマートスピーカー

オススメする理由

ものすごいテクニカルです。

作者の 長村ひろ様 もこうおっしゃっております。

ゆるふわなタイトルと表紙絵なのに、ページを開くとそこには
「以下の経験があると理解が早いですが、なくても問題ありません。楽しみましょう」
のように記載されてます。

Raspberry Pi
・Node. js
Google App Scripts(GAS)
・Firebase
Python
・IFTTT
Amazon Web ServicesAWS
AWS Lambda
Amazon Alexa
Amazon DynamoDB
API Gateway
Twitter
・LINE

ファッ!?

そして、サンプルコードもてんこ盛りです。

テクニカルなことを、ものすごく丁寧にわかりやすく記載されていて、初心者でもわかりやすいです。

僕はKindleか紙か、どちらかで本を買うことが多い人間です。
稀にどちらも買うこともありますが、それは本当に稀です。

しかし、この本は
Kindleで買って開いたら、即時オンデマンドペーパー版をポチりました。

なぜか。

この本の中身はスマートスピーカーアプリ開発をしている人たちに見てほしい

と強く感じたからです。
持ち運びます。

オススメポイント

中身のソースコードすべては実行してないですが、API Gateway や DynamoDB までサンプルコードつきで解説されているスマートスピーカーの本は他に見たことがないです。

作者の 長村ひろ様 が、日々Qiitaなどで情報を集め、整理し、試行錯誤したことがものすごく伝わります。

そして、作者の方には実際に二名のお子さんを子育て中であり、
「使う人が喜んでくれるものを作りたい」
と記載されています。

はじめての執筆活動である旨も記載されており、開発者やユーザのために、自らはじめて本を執筆するという行動を起こして発行したのです。

AWSユーザグループの中に 長村様 がいらっしゃることは存じ上げていて、「すごい人」という認識はしてたのですが、本件は本当にすごいです。

というわけで

・入ろうと思ってたけど、行動できてなかったAWSユーザグループに入ることを決めました
・この本はスマートスピーカー関連の方と会う可能性がある場合はしばらく持ち歩きます
・技術書典すごい
・僕も本を書きたい